コブが参戦するPalé Pro Wreslingとは?

コブが参戦するPalé Pro Wreslingとは?

6月7日のDOMINION大阪城ホール大会の後、コブ選手はいったんアメリカに渡ります。テキサス州のインディー団体であるPalé Pro Wresling(以下、ペレプロレス)でタイトルマッチを控えているからです。

アメリカのインディー団体

日本でもそうであるように、アメリカでも無数のインディー団体やプロモーションが存在します。しかし、現在ではそのようなインディー団体でもYouTubeを通じて全世界に向けて試合映像を流すことができます。ある程度名前の知れていたり、コアなファンを持っていたりするインディー団体はFITEなどを通じて有料で放映することも可能になりました。ただ、そもそも存在を知られる機会が限定的なインディー団体が多くの視聴者を獲得することは至難の業でしょう。実際、ペレプロレスの直近のタイトルマッチのYouTubeの再生回数は130回ほどです。

コブ選手が参戦するペレプロレスも典型的なインディー団体です。1〜2ヶ月に1回ほどのペースで大会を開催していますが、会場となっているのはビアホールやせいぜい小さな体育館で、観客もまばらです(これはコロナの影響もあるでしょう)。

こうした中で、2020年8月28日、29日に第1回のインディープロレスエキスポが開催されました。ペレプロレス王者のサム・アドニス選手やAEWのランス・アーチャー選手も参戦していました。コブ選手はというと、2日目のメインイベントでNWA世界ヘビー級ベルトを賭け、王者ニック・オールディス選手、初日のバトルロイヤルで優勝したノビー・ブライアント選手との3WAYマッチで対戦することになっていました。しかし、理由は分かりませんが、大会の直前にコブ選手が欠場することになり、オールディス選手とブライアント選手のタイトルマッチに変更されました。

8月26日にコブ選手は次のようなツイートを残しているので、欠場が決まったのは本当に直前だったようです。

やあ、テキサスのみんな。今週はちょっくらバカどもにスープレックスをお見舞いして、楽勝で新NWA世界チャンピオンになってやるぜ。みんなに会えるのを楽しみにしているよ。

ペレプロレスにはどんな選手が参戦している?

ペレプロレスの現チャンピオンはサム・アドニス選手です。アドニス選手は全日本プロレスにも参戦したことがあるようですが、私は全く知りませんでした。週刊プロレスの記事で目にした可能性もありますが。同じく全日本プロレスに参戦したことのあるノビー・ブライアント選手もペレプロレスのリングに上がっています。 上で触れたインディープロレスエキスポ2日目のメインでNWA世界ヘビーに挑戦した選手ですね。なお、エキスポの全試合はFITEにて有料で視聴可能なのですが、この試合はペレプロレスのYouTubeチャンネルで公開されています。

その他にも過去にはマット・サイダル選手、ランス・アーチャー選手、NJPW STRONG参戦中のAJZ選手も参戦しているようです。

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ジェフ・コブが挑戦するタイトルとは?

コブ選手はアドニス選手の持つペレプロレス王座に挑みます。2021年2月12日に行われたサム・アドニスvsサイコ・クラウンのタイトルマッチの映像はYouTubeで視聴可能です。

雰囲気も試合展開もインディーぽさが前面に出ているのですが、私にとっては逆に新鮮でした。大阪城ホールという大会場でシングルマッチを行った直後のコブ選手がこのインディー団体の会場でどのように暴れてくれるのか?果たしてベルト獲得なるか?興味は尽きません。

そしてコブ選手を迎えてのこの大会は団体としても自信を持っているのでしょう。FITEでPPVをするようです。10ドル(1220円)なので新日本プロレスワールド1ヶ月分よりも高額なのが気になるところですが、個人的に非常に気になっている次第です。

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