RPWの有観客活動再開で海野とオーカーンは?
- 2021.06.18
- RPW(Revolution Pro Wrestling) 海外プロレス団体
- RPW, グレート-O-カーン, 海野翔太

イギリスのレボリューション・プロレスリング(RPW)が7月4日に有観客での活動を再開させることはすでに発表されていましたが、その概要が明らかになってきました。
Coming soon. With fans. pic.twitter.com/1liC1HVKAk
— Revolution Pro (@RevProUK) April 25, 2021
ブリティッシュタッグリーグの開催
現在、RPWが管理するブリティッシュヘビー級チャンピオンはウィル・オスプレイ選手です。オスプレイ選手の欠場で長期間の防衛ができない中でも返上とはならず、そのままベルトを保持した状態となっています。RPWで唯一空位になっているのがブリティッシュタッグ王座です。全チャンピオンはグレート-O-カーン&ランページ・ブラウンのThe Legionのタッグでした。オーカーン選手はイギリスで無敗だったことからも分かるように、1年以上にわたりベルトを保持したまま、新日本に凱旋したのです。-O-カーン選手だけのことであればベルト返上にはなっていなかったと思いますが、ブラウン選手がWWE入りしてしまい、チーム解散でベルトが空位になってしまいました。このベルトをめぐるタッグリーグが開催されることはあらかじめ発表されていたのですが、参加タッグチームが明らかになりました。
その中に、海野翔太選手の名前はありませんでした。RPWの公式Twitterで海野選手の写真をアップしていたことから、団体の活動再開とともに再びRPWのリングに戻ることが確実視されています。
This Summer. pic.twitter.com/nxx7zfYzCw
— Revolution Pro (@RevProUK) May 16, 2021
しかし、活動再開の目玉イベントであるタッグリーグにはエントリーされませんでした。このタッグリーグはAとBの2つのブロックにそれぞれ4チームがエントリーされています。各ブロックを勝ち上がったチームが8月21日に対戦することになっています。ということは少なくともそれまではタッグリーグの公式戦を中心にマッチメイクされるはずです。
海野選手はイギリスマットでもShooterとして人気がありました。今回エントリーされていない理由は、長期参戦をしないということか、あるいはシングル路線で参戦していくのかのどちらかと思います。今夏、新日本プロレスはビッグマッチが目白押しです。そのどこかで海野選手を凱旋させようと考えているならば、RPWへの参戦はかなり限定的なものとなるでしょう。
オーカーンはどう動く?
オーカーン選手はイギリスマットではザ・リージョンというチームで活動していました。メンバーはタッグパートナーのランページ・ブラウン選手、シャ・サミュエルズ選手、そしてロード・ギデオン・グレイ選手です。ブラウン選手とサミュエルズ選手はWWEに出場しており、再結成は難しい状況です。また、グレイ選手はザ・リージョンのマネージャー的存在でした(外道選手みたいな感じですかね)。一方で、ブリティッシュタッグリーグにはザ・リージョンとしてエントリーされているチームがあります。
The Legion!
SCREWFACE AHMED & LUCIAN PHILLIPS compete in Block B of the #GreatBritishTagLeague pic.twitter.com/VZrWc7Ge9Y
— Revolution Pro (@RevProUK) June 17, 2021
メンバーはスクリューフェイス・アフメッド選手とルシアン・フィリップ選手です。残念ながら私はこの両選手のことをよく知らないのですが、以前のザ・リージョンには関わっていなかったように思います。おそらく、新たにザ・リージョンの名前を冠して活動するのでしょう。
これに対し、オーカーン選手は特に反応を示していません。これを帝国の支配の延長と考えるのか、それともザ・リージョンの名を勝手に奪った反逆者と捉えるのか、あるいは完全に無視を決めるのか、全く読めません。ブリティッシュヘビー級チャンピオンのウィル・オスプレイ選手と前ブリティッシュタッグチャンピオンのオーカーン選手がユナイテッド・エンパイアとして日本で手を結んでいます。これはRPWからすると強力な勢力となるでしょう。新タッグチャンピオンが決まった後に、オーカーン選手はどう動くのでしょうか。帝国イギリス支部のザ・リージョンを通じて勢力拡大を狙うのか、紛い物のザ・リージョンを潰しにかかるのか、あるいはユナイテッド・エンパイアのメンバーとともにタッグ王座を奪いにいくのか。イギリスマットからも目が離せません。
他の人気プロレスブログはここをチェック!クリックで応援していただけましたら嬉しいです。
-
前の記事
アレックス・コグリン試練の○○番勝負 2021.06.18
-
次の記事
第三世代の照準はNEVER6人タッグに向けられたか 2021.06.19