【RPW】海野翔太は7/4の大会に参戦せず

7月4日から活動を再開させるイギリスのRPWですが、この大会に海野選手が参戦するだろうと見られていました。6月28日に全カードが発表されましたが、そこに海野選手の名前はありませんでした。

RPWにとっての２つの試練

コロナ禍のため1年以上も活動を休止していたRPWですが、その再出発に際して2つの試練が待ってました。まず一つ目は、最高峰のベルトを持つチャンピオンが不在だということです。RPW最高峰のベルトはウィル・オスプレイ選手が保持するブリティッシュヘビー級王座です。オスプレイ選手は首の故障のためIWGP世界ヘビー級王座を返上しました。怪我の状態は不明ですが、まだしばらくは欠場することになるでしょう。それでも、RPWはベルト剥奪をせず、オスプレイ選手の復帰を待つ模様です。

2つ目の試練は、大会開催まで1週間を切ったこの時期に2人の選手がWWE UKに移籍したことです。2人の選手とはブリティッシュ女子王者のジェイミー・ヘイター選手とスカイ・スミッソン選手です。この2人は7月4日の大会でタイトルマッチを行う予定でしたが、その2人が揃ってこの時期に移籍を決めたということです。

7月4日の全カード

それでも、7月4日には予定通りLIVE AT THE COCKPIT 51ロンドン大会が開催されます。この大会には以下のようなカードが用意されました。

6人タッグマッチ

ダグ・ウィリアムス＆ケネス・ハーフペニー＆ショーン・ジャクソン vs ブレンダン・ホワイト＆J.J.ゲイル＆カラム・ニューマン

シングルマッチ

ロビーX vs クリス・リッジウェイ（ザ・レギオン）

シングルマッチ（女子）

チャカラ vs シャンタル・ジョーダン

ブリティッシュクルーザー級王座No.1コンテンダーマッチ

ビッグ・ガンズ・ジョー vs リー・ハンター

ブリティッシュタッグリーグAブロック公式戦

マイケル・オク&コナー・ミルズ vs ライコス・ジム（キッド・ライコス＆ライコスⅡ）

ブリティッシュ女子王者決定戦

ゾーイ・ルーカス vs ジゼル・ショー

サウスサイドヘビー級タイトルマッチ

リッキー・ナイト・ジュニア vs ダン・マロニー

今後の展望

ブリティッシュタッグリーグの各ブロックの勝者が8月21日の大会で闘い、優勝タッグが決まります。そしてそのタッグチームには空位となっているブリティッシュタッグ王座のベルトが渡されます。タッグリーグの公式戦は各大会で1〜2試合が組まれることになるでしょう。また、マイケル・オクの持つブリティッシュクルーザー級のタイトルマッチもどこかで組まれる可能性が高いです。今後も1大会7試合で開催されるのであれば、2試合が女子、2試合がタッグリーグ公式戦としても、まだまだ海野選手が出場する余地はありそうです。8月14日の新日ロサンゼルス大会から逆算すると、海野選手が出場するとすれば7月18日か31日の大会の可能性が高いように思います。

海野選手の再登場はいつになるのか、それはイギリスなのか、アメリカなのか、それとも日本なのか。楽しみに待ちたいと思います。

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