海野翔太がイギリスでタイトル挑戦

海野翔太がイギリスでタイトル挑戦

イギリスのRPWから楽しみな発表がありました。8月21日、マンチェスターにて新日本の海野翔太選手がリッキー・ナイト・ジュニア選手の持つベルトに挑戦することが決定しました。これは海野選手にとっては初めてのタイトル挑戦となります。

 

海野が挑戦するタイトル

今回、海野選手が挑戦するのはサウスサイドヘビー級王座です。RPWが管理するタイトルで最も権威のあるのは、ウィル・オスプレイ選手の持つブリティッシュ・ヘビー級王座です。しかしご存知の通り、オスプレイ選手は怪我のため長期欠場中です。また、RPWもオスプレイ選手に返上を迫ることはせず、復帰を待つようです。

これに言及するのは早計です。私たちの状況はニュージャパンとは大きく異なります。 活動再開後の最初のショーでのタイトル防衛戦を予定していなかったので、すぐに変更する必要はありません。時間が解決してくれるでしょう。しかし、我々はウィルと話をしており、彼は活動再開後の最初のショーで直接この状況について語ってくれるものと思われます。(翻訳:フロ)

サウスサイドヘビー級王座は、元々はSWE(Southside Wrestling Entertainment)が管理するベルトでした。2019年9月ごろにSWEはRPWに買収されたようですが、ベルトはそのままRPWが認定する形で存続してきました。創設の経緯は異なるものの、団体のNo.2のベルトということで、新日本でいうところのかつてのIWGPインターコンチネンタル王座、現在のNEVER無差別級王座のような位置づけと考えていいかと思います。



海野の対戦相手

現在、このタイトルを保持しているのはリッキー・ナイト・ジュニアという選手です。リッキー選手は29歳のイギリス人で、183センチ86キロです。以前の海野選手のプロフィールは183センチ93キロでしたので、それと比べると少し細身ですね。リッキー選手の家庭はまさにレスラー家で、祖父のリッキー・ナイト、祖母のスウィート・サラヤ、父のロイ・ナイト、叔父のザック・ゾディアック、叔母のペイジなどがいます。2017年にはWAWのリングでリッキー・ナイト・ジュニア vs ロイ・ナイトという親子対決も実現しているようです。

親子で争ったタイトルマッチの映像もありました。

リッキー選手はこれまで主にSWEとWAWというイギリスの団体で活躍しており、これらの団体のベルトを何度も獲得してきました。2019年1月にはWAW TV選手権試合でエル・ファタズモ選手を相手に防衛をしていますので、その実力は確かです。ただ、RPWのベルトにはまだ手が届いておらず、2020年9月にブリティッシュクルーザー級王座に挑戦するも獲得ならず(王者はマイケル・オク)、2020年11月にはオスプレイ選手の持つブリティッシュヘビー級王座に挑戦するも獲得には至りませんでした。

海野への期待

タイトルマッチが行われる8月21日はRPWの旗揚げ9周年記念大会です。7月4日から開催されているタッグリーグの決勝戦もこの日に行われる予定になっています。海野選手はその大事な大会でタイトルマッチに挑むことになります。おそらくメインイベントはブリティッシュタッグ王者決定戦を兼ねたブリティッシュタッグリーグ決勝戦になるでしょう。となると海野選手のタイトルマッチはセミファイナルに置かれることになりそうです。このタイトルを手土産に凱旋帰国し、メットライフドームで防衛戦となれば非常に嬉しい展開なのですが、果たしてどうなるでしょうか。海野選手への期待感が爆上げです!

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