【WCPro】West Coast Wrecking Crew vs LA道場詳報
- 2021.10.09
- WCPro(West Coast Pro Wrestling) 海外プロレス団体
- WCPW, WCWC

10月8日のWCPWの大会では、新日本プロレスのリングに上がったことのあるレスラーが多く出場しました。LA道場の元キャプテンのクラーク・コナーズ選手がケビン・ナイト選手とタッグを結成し、チーム・フィルシー入りしたWest Coast Wrecking Crewの2人(ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン)と対戦をしました。
WCWC(West Coast Wrecking Crew)
ロイス・アイザックス選手とジョレル・ネルソン選手は最近のSTRONG常連組と言って良いでしょう。この2人がタッグを組むようになったのは2018年ごろからです。この2人は主にDEFY WrestlingやWCPWで試合に出ています。FSW(Future Stars of Wrestling)タッグ王座とDEFYタッグ王座を獲得し一時期はタッグ二冠王として君臨するなど、インディー団体ではそこそこ結果を残していました。しかし、2021年になって上がったAEWでは全く結果を残すことができず、全ての試合で負けています。なお、West Coast Wrecking CrewはWCPWでのタッグ名で、他のインディー団体やAEWではOne Percentというタッグ名になっています。
#AndNEW #DEFY TAG TEAM CHAMPS !!!! 1% congrats @JNeez @royceisaacs pic.twitter.com/W3aYGya3xh
— 📬 Jimmy Milstead (@MilyVanilly) January 20, 2019
After one tremendous match, we have NEW #DEFYTagTeamChampions #OnePercent @JNeez @RoyceIsaacs #DEFYNeverDies pic.twitter.com/DlrGevGaKD
— Matt Farmer (@mattfarmer93) January 20, 2019
ロイス・アイザックス選手もジョレル・ネルソン選手も確かな実力はあるのですが、メジャー団体で活躍するには華が無いとも言えます。そういった事情もあったのか、STRONGでは王者トム・ローラー選手率いるチームフィルシーに加入し、その存在感を確かなものにしつつあります。
そして今回、彼らのホームとも言えるWCPWでLA道場の2人を迎え撃つ形での試合が組まれました。
試合詳報
両チームはリングに上がるや否や強烈な睨み合いをします。先発はコナーズ選手ととアイザックス選手。アイザックス選手ががグラウンドで上を取ろうとするもコナーズ選手がすぐにバックを取ります。体格では一回り大きいアイザックス選手が有利とも言えますが、コナーズ選手の自力とテクニックで両者が互角にやりあいます。ロープ際でアイザックス選手がコナーズ選手に対し、お前ヤルな、というような感じで挑発。そして手の取り合い、バックの取り合いが続きますが、コナーズ選手がアイザックス選手を投げました。ロープ際に詰め、コナーズ選手が張り手を見舞います。両者ヒートアップして互いの顔を張り合います。ここでケビン選手、ネルソン選手がリングイン。互いに巻き投げを決めました。そしてロープに走ったケビン選手をネルソン選手が場外に落とします。場外のケビン選手に向かってネルソン選手がトペに行こうとロープに走るも、すかさずリングインしたケビン選手に迎撃されます。ケビン選手のバネを生かした攻撃が続きますが、ボディプレスをかわされてしまいます。そこからケビン選手が捕まリマした。WCWCはアイザックス選手に交代し、さらにケビン選手を攻め立てます。加えてコーナーのコナーズ選手を挑発。そしてネルソンに交代。レフェリーの目を盗んでサミングなどのラフ攻撃も仕掛けます。WCWCは若い2人にまるでタッグでの戦い方のお手本を見せているかのように、早いタッチワークでケビン選手を攻めていきます。しかしケビン選手が向かってくるアイザックス選手を飛び越え、コナーズ選手にようやくタッチ。コナーズ選手は2人をまとめてコーナーに詰め、ナックル攻撃。アイザックス選手も反撃し、ネルソン選手にタッチ。馬乗りになってボディにパンチを打ち込み、動きを止めます。交代したアイザックス選手がブレーンバスターからカバー。ケビン選手はリング下から動けません。アイザックス選手は膝立ち状態のクラーク選手の顔を蹴り飛ばし、立ち上がったクラーク選手とエルボー合戦。ネルソン選手がリングインし、ロープを使ってコナーズ選手を痛ぶります。ケビン選手がエプロンに戻ってくるもかなりのダメージ。WCWCはコナーズ選手をダウンさせ、2人でポーズを決めます。アイザックス選手がカバーするも、ここはケビン選手がカットに入ります。ロープに走ったアイザックス選手にコナーズ選手がパワースラム。そして両者がタッチをします。エルボー合戦はネルソンが優勢でしたが、ケビン選手がロープに走ったネルソン選手に対して打点の高いドロップキック、そしてバックブリーカーを決めます。スライディング式のショルダーアタック、ボディプレスからカバーをしますが、ネルソン選手が肩を上げます。ケビン選手が勝負を賭けてボストンクラブに入るも、ネルソン選手がロープにエスケープ。ここで若いケビン選手が攻め手を欠いてしまいます。不用意にロープに走ったところにネルソン選手がカウンターのスパインバスター。そしてアイザックスとの合体攻撃が決まります。アイザックス選手の投げっぱなしスープレックスからネルソン選手がガンスタンを決め、最後はアイザックス選手がケビン選手からフォールを奪いました。
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