【WCPro】鈴木みのる vs ダニエル・ガルシア詳報

【WCPro】鈴木みのる vs ダニエル・ガルシア詳報

WCPWのNO LEAF CLOVERのメインイベントに据えられたのは、鈴木みのるvsダニエル・ガルシアという試合でした。このカードはかなり早い段階からカードが発表されており、WCPWの3周年記念興行に花を添える目玉カードとして宣伝されてきました。

WCPWとThe Suzuki Incident

鈴木選手のアメリカ遠征が始まってから1ヶ月ほどが経とうとしていますが、9月8日にAEWマットでモクスリー選手とシングルマッチを行った際に、先に入場していた鈴木選手の登場曲『風になれ』が途中でカットされてしまうという事件がありました。これ自体は鈴木選手も事前に了承していたようですが、多くのファンがこれに強く反発をし、The Suzuki Incident(鈴木事件)とまでに言われるようになりました。この事件についてはまっくるさんがnoteにまとめてくださっていますので、気になる方はご参照ください。

【徹底解説】”The Suzuki Incident (鈴木事件)”って何なの?? #AEW – まっくる@プロレス✖︎英語で100倍楽しむ❗

そしてこれを巧みに宣伝に利用したのがWCPWでした。

私どもは音楽をカットしないことをお約束いたします。チケット発売中。(翻訳:フロ)

そして、上で紹介したまっくるさんのnoteでも触れられていますが、この鈴木事件に選手として初めて言及したのがこの日の対戦相手のダニエル・ガルシア選手でした。

 

“絶対に気持ち悪い “と思いました。『ワイルド・シング』(モクスリー選手の登場曲)のために『風になれ』がカットされた瞬間、私はリアクションしなければならないと思いました。この代償は誰かが償わなければならない。(翻訳:フロ)

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試合詳細

最初にリングインしたのはガルシア選手。しかし会場からはすでに鈴木コール。前奏が流れ始めると会場は大歓声。いつものようにたっぷりと溜めてから鈴木選手が会場に姿を現します。いつもの出立ちで登場すると、音楽が聞こえなくなるほどの大歓声に包まれます。WCPWは途中でカットしないと約束していましたが、やはりその予告通り最後まできちんと音楽を流します。そして「風になれ!」で会場が一体になりました。

リング上でガルシア選手がコールされると、鈴木選手に鋭い視線を投げ掛けます。そして鈴木選手がコールされると、会場からは黒と白の神テームが投げ込まれました。観客もこの試合を楽しみにしていたことがわかります。最前列の観客はリングサイドにまで詰め、両手でエプロンをリズム良くバンバン叩き、会場は興奮に包まれます。

ゴングがなると、鈴木選手が軽いフットワークを見せた後にリング中央で力比べとなりました。鈴木選手はガルシア選手の腕を取りますが、ガルシア選手も逆に鈴木選手の腕を取り返します。テクニックで鈴木選手と張り合おうとするも、やはり鈴木選手の方が一枚上手でした。ガルシア選手の一歩先を行き、気がついたら鈴木選手が有利な体勢になっています。ガルシア選手は鈴木選手をヘッドロックに取りますが、鈴木選手がガルシア選手をうまく転がして脇固めに入ります。これはロープブレイクになりましたが、そのまま足の取り合いに移行しました。スタンド状態から鈴木選手がアキレス腱固めに捉えると、ガルシア選手が下からアンクルロックを決めようとします。グラウンド状態になると鈴木選手がガルシア選手をフェイスロックに捕らえます。さらにアームロックに移行し、ガルシア選手の指に噛みつきます。これにはレフェリーのチェックが入り、鈴木選手はガルシア選手を解放します。そして「まずかった」とでも言いたげに唾をペッペッと吐くそぶりをしニヤリと笑います。

今度はスタンディング状態になり、鈴木選手がエルボー、ガルシア選手がチョップの応酬となります。鈴木選手の振りかぶってのチョップはかなり聞いたようで、ガルシア選手が腰砕けになります。ガルシア選手が逆水平チョップで対抗するも、鈴木選手にはほとんど効いていません。打撃戦は不利と悟ったか、ガルシア選手がロープに走り鈴木選手をタックルで倒します。しかしロープ際にガルシア選手を誘き寄せるとロープを使ったアームバーに捕らえます。これには会場は大盛り上がりです。ブレイクした後は場外戦にもつれ込みます。鈴木選手はガルシア選手を会場の隅まで連れていき、壁にぶつけます。ガルシア選手も負けじとエルボーを連打するも、物理の法則を無視した鈴木選手がエルボーを喰らいながらもどんどんと前に出ていきます。そして鈴木選手のエルボー1発でガルシア選手がダウン。鈴木選手はガルシア選手をリングサイドまで引きずっていき、さらに攻撃を仕掛けます。椅子に座らせた状態でのフロントキックでガルシア選手が後ろにひっくり返ります。そして鈴木選手はリング内に戻り、ガルシア選手を待ちます。ガルシア選手もなんとかリング内に戻るも、既にグロッキー状態です。ここで鈴木選手がガルシア選手の腕を取り、腕ひしぎ逆十字固めに捉えるもこれはロープブレイクになります。ここからガルシア選手が逆に鈴木選手の腕を攻めていきます。そしてフロントネックロックに捕らえ、鈴木選手をコーナーに追い詰めるも、鈴木選手は前に出てきます。逆にガルシア選手がコーナーに振られ、串刺し式のフロントキック、さらにはロープに走ってのフロントキックで形成が完全に逆転します。鈴木選手は膝立ち状態となったガルシア選手の頭をはたき、挑発をします。ガルシア選手も反撃するも、鈴木選手にはあまり効いていません。逆に鈴木選手のチョップ1発でガルシア選手が膝をついてしまいます。ダメージの深いガルシア選手ですが、両腕を後ろに回し、ノーガードの胸を出して「打ってこい」と挑発をします。鈴木選手がガルシア選手の胸に強烈なチョップを放つと、ガルシア選手はに二、三歩後退しました。そして鈴木選手も同様に胸を出し、ガルシア選手を挑発します。ガルシア選手がチョップを放つも、鈴木選手はあまり効いていない様子を見せ、余裕で軽くステップします。ここから両者の打ち合いとなるが、鈴木選手にもダメージが蓄積してきたか、互いに膝をつく状態になります。この段階ですでに2人の胸は真っ赤に変色しています。

 

再度立ち上がると両者激しいチョップ合戦からエルボー合戦に移行します。鈴木選手が強烈なエルボーを見舞うと、ガルシア選手はたまらずダウンします。ガルシア選手はしかしながら一瞬の隙を見てDDTからアンクルロックに入ります。しかし鈴木選手はこれを返すと、逆にアンクルホールドに捕らえます。互いに足を取り合いますが、うまく足を巻き込んだガルシア選手がスコーピオンデスロックに捕らえます。体勢が崩れると今度は膝を固めていきます。そしてスタンディング状態になってからガルシアが選手がスリーパーホールドを仕掛けます。鈴木選手がうまく腕を取って逃れると、逆にスリーパーホールドを仕掛け、そしてゴッチ式パイルドライバーを狙うも、これはリバーススープレックスで返されます。ガルシア選手がロープに走りますが、これを追走した鈴木選手がバックを取るとスリーパーホールド、そしてゴッチ式パイルドライバーを決め、ガルシア選手から3カウントを奪いました。

会場からは大歓声が飛び、おひねりも投げ込まれます。鈴木選手はマイクを手にし、英語で”Thank you, thank you, thank you…Thank you West Coast Pro Wrestling, and fuxxin’ young boy!”とまずは会場の観客、団体、そして対戦相手のガルシア選手に感謝の意を表し、ガルシア選手を立たせるとグータッチで健闘を称えました。そして”Hurry up, hurry up! Go home!”とガルシア選手に退場を促します。会場から何か声が飛んだのか、”What? What?”と問いながらその方向へ歩み寄ります。おそらく日本語で何か言われたのでしょう。「What? なんですか?お願い?please. OK」と答えます。そして最後に”I’ll be back. See you again.”でマイクを締め、会場を去っていきました。

 

 

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