鈴木みのるとクリス・ディッキンソンがMMAルールで対決!

鈴木みのるとクリス・ディッキンソンがMMAルールで対決!

10月22日のGCW JOSH BARNETT‘S BLOODSPORT 7のメインは鈴木みのる vs クリス・ディッキンソンでした。大会開始前の全参加選手がリングに上がっての紹介の場面でも両者は一触即発でした。この大会はMMA形式のルールで行われます。ノーロープのリングで(すなわちロープブレイクなし)、3カウントもありません。ギブアップかノックアウトのみで勝負が決します。

会場の熱気

先に登場したのはディッキンソン選手。高田延彦選手をリスペクトしているというディッキンソン選手は、紫のショートタイツに紫のリングシューズと、まさに高田延彦選手のようなコスチュームで登場しました。そして鈴木選手の登場曲が鳴り響くと会場は総立ち。この日のリングにはロープが張られていませんが、観客の”KAZE NI NARE!“の大合唱に合わせてリングサイドからリング中央に向けて足を踏み入れました。そして早速リング中央で睨み合い。観客からは大きな手拍子が送られます。前方の観客達はリングサイドまで詰め寄り、エプロンをバンバンと叩きます。この時点で会場の熱気は最高潮に達します。

ディッキンソン選手がコールされ、リング中央でアピールしますが、鈴木選手は一転してこれを無視。表情を変えず、ディッキンソン選手に視線をやろうともしません。そして鈴木選手がコールされると会場からは大歓声。同時に鈴木コールが上がります。会場の視線と期待を集めます。この時点では鈴木選手が戦わずして格の違いを見せつけたといったところでしょうか。

試合展開と結果

ゴングが鳴ると、まず鈴木選手がディッキンソン選手の腕を取ると、ディッキンソン選手はうまく鈴木選手を転がし、足を取りました。しかし鈴木選手はうまくこれを逃れ、両者スタンディング状態になります。ディッキンソン選手はここでも鈴木選手の足を狙いますが、鈴木選手も足を取り返します。互いが上になったり下になったりと互角の攻防を見せます。ディッキンソン選手がエプロンサイドにてグラウンド状態でバックを取ったものの、次の技に移行できないと悟ったか、技を解いて立ち上がり、リング中央に戻ります。鈴木選手は場外に下りると、リングサイド席に座りディッキンソン選手を挑発。そして隣席の観客とタッチをすると、その観客に対して「お前が行け」と指示。観客は苦笑い。リング上のディッキンソン選手はイラつきます。

ディッキンソン選手はリング中央で四点ポジションになって「来てみろ!」と言わんばかりに挑発するも、逆に鈴木選手は「下りてこい!」と挑発。そしてゆっくりとリングイン。ディッキンソン選手はやはり四点ポジションになり挑発。鈴木選手がバックから捕まえようとすると、体を入れ替えてディッキンソン選手が足を取り、鈴木選手をダウンさせてマウントポジションに。ただ、ここでも鈴木選手がうまく体を入れ替えていきます。ここからグラウンドでの攻防が続きますが、鈴木選手はまだかなり余裕があるのか涼しい顔です。一方のディッキンソン選手は大量の汗をかいています。

ディッキンソン選手がアキレス腱固めから鈴木選手に強烈なチョップを見舞っていきます。両者が立ち上がると、チョップの打ち合い。大きな打撃音が響きます。互いに崩れそうになるもの意地でダウンしません。そして一瞬の隙をついてディッキンソン選手が鈴木選手のバックを取り、後方に投げを見舞い、肩固めに捕らえます。しかしこれは鈴木選手がサミングで逃れます。この時点で攻めているはずのディッキンソン選手の方がフラフラです。そして鈴木選手の強烈なチョップでダウン。鈴木選手はディッキンソン選手の腕を狙います。ディッキンソン選手も足を取り返して反撃しますが、なかなかうまく極まりません。

両者が再び立ち上がり、エルボーの攻防になります。ディッキンソン選手も強烈なエルボーを見舞いますが、鈴木選手がニヤリと笑うと会場からは大歓声。会場は興奮の坩堝となります。ここから互いに張り手の応酬となり、両者の距離が少し離れたタイミングでディッキンソン選手が鈴木選手の胸板にミドルキックを連発します。鈴木選手がディッキンソン選手の足をとると、互いに足や腕を取り合う攻防が続きます。そしてディッキンソン選手がキックに勝機を見出し、スタンディング状態で勝負を賭け、鈴木選手の胸板に一発、後頭部に一発を見舞い、そして胸板に最後の一発を狙いましたが、その足を鈴木選手に取られ、膝へのエルボー、顔面へのエルボーでダウン。鈴木選手はディッキンソン選手の足を取り、渾身のヒールホールド。これにはたまらずディッキンソン選手がタップアウト。

観客は総立ちになり、四方のリングサイドまで詰め寄ります。大・ズズキコールを受け、リング中央で両手を挙げてアピール。そして観客席に降りていき、さらにアピール。ファンの歓声に応えます。敗れたディッキンソン選手にも”Dirty Daddy!”の大歓声が送られました。

この試合は鈴木選手のうまさが光った試合でしたが、同時にディッキンソン選手の実力も存分に発揮されていました。見た目とは裏腹にしっかりとしたテクニックも持ち合わせていることがよく分かりました。ディッキンソン選手は負けて株を上げたといったところでしょうか。

 

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