上村優也がハロウィーンペイントで登場!
- 2021.10.30
- JAMIE IOVINE‘S HALLOWEEN HOOTENANNY 海外プロレス団体
- カール・フレドリックス, 上村優也

10月26日に開催されたJAMIE IOVINE‘S HALLOWEEN HOOTENANNYのイベントで、上村選手がカール・フレドリックス選手とタッグを組んで試合に参加しました。この試合、驚いたのは上村選手がフェイスペイントをして登場したことでした。それは、この試合がハロウィーンイベントであったというためです。
上村が登場したイベント
上村選手が参戦したのは、JAMIE IOVINE’S HALLOWEEN HOOTENANNYというイベントでした。これは、ジェイミー・アイオヴィーンという人物がハロウィーンに合わせて行ったイベントと言ってよいでしょうか。このアイオヴィーン氏はライブ動画コマースアプリの「NTWRK」を共同設立者で、自らの名を冠したプロレスイベントも行っているようです。そしてロイス・アイザックス選手のもとでトレーニングをし、自身もプロレスラーとしてリングに上がることもあります。実際、この日のイベントでもロッキー・ロメロ選手とシングルマッチを行っていました。上村選手、フレドリックス選手、ロッキー選手以外では、エイドリアン・クエスト vs クリス・ベイ、そしてロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン vs スターボーイ・チャーリー&ニック・ウェインという試合も組まれていました。
試合会場は小さく、ちょっとしたライブハウスみたいなところにリングを組んでいるような感じでした。観客も音楽のライブのような感覚でプロレスを楽しんでいるような様子でした。殺伐という感じはなく、少し肩の力を抜いて楽しめる、そんなプロレスイベントといって良いかと思います。
Happy Halloween weekend @Im_YuyaUemura !! 🎃👻🎃 #AltKrew #njpw #njpwSTRONG #njpst #HalloweenHootenanny pic.twitter.com/w1l8kHMfTa
— Jess stole doukis pipe in ‘18 ☮︎ (@SigmumIsAntifa) October 29, 2021
上村&フレドリックスの試合内容と結果
上村&フレドリックスの対戦相手はROCKNES MONSTERS(BHK&ユーマ)というタッグでした。後から入場してきた上村&フレドリックスでしたが、上村選手の顔にはまるでデビルマンのようなペイントが施されていました。これはハロウィーン仕様ということでしょう。
試合開始前、フレドリックス選手が観客に対し、「ユーヤ?ユーマ?」と両選手を指差しながらコールを煽ります。ユーマ選手は両手を上げて歓声に応えますが、上村選手は少し恥ずかしそうにニヤリと笑うのみでした。しかしこれでやる気になったのか、上村選手が先発を買います。相手はBHK選手。両者の対戦は握手からクリーンに始まりました。上村選手がいきなりBHK選手のバックを取り、足を掬ってグラウンドに持ち込みます。いきなりペースを握ったかのように見えましたが、腕攻めからロープに振ろうとしたところを逆に腕を取られ、卍固めを受けてしまいます。これは不十分で下が、すぐに河津落としからグラウンド卍へと移行。BHK選手はその風貌(なんとなく小型のブルーザー・ブロディ選手ぽい感じです)とは異なり、意外と日本的な技で勝負に出てきます。
次に登場したのがユーマ選手とフレドリックス選手。小柄なユーマ選手はフレドリックス選手に吹っ飛ばされてしまいます。ユーマ選手はコミカルな動作でタイムを要求するも、これは受け入れられません。体ごとぶつかっていくも、フレドリックス選手の跳ね返されてしまいます。しかも体の大きなフレドリックス選手の方が身軽な動きをします。フレドリックス選手がクロスボディアタックに行こうとしたところをうまくかわし、ユーマ選手がセントーンで一矢報いると、コーナーのBHK選手にチェンジ。ここで合体攻撃が繰り広げられます。
フレドリックス選手をコーナーに詰め、対角線のトップコーナーに上ったBHK選手をユーマ選手がリング中央に向けて投げ、BHK選手がリング中央から1回前転をしてからフレドリックス選手のボディにタックル。エンタメ的にはGoodですが、あまり効率の良い技ではありません。そのままBHK選手が膝立ち状態でフレドリックス選手をコーナーに押さえつけた状態で、ユーマ選手が走り込んできてフレドリックス選手の胸辺りにタックル。こちらの攻撃のダメージはかなりあったように見えます。そしてBHK選手がノーザンライトスープレックス。仰向けのフレドリックス選手の両足を取り、急所攻撃を狙います。ここで上村選手がカットに入るも、素早いカニ挟みで上村選手をダウンさせます。ちょうど上村選手がフレドリックス選手をカバーしているような体勢にすると、上村選手の背中に向けてBHK選手がセントーン。上村選手、そして下になっているフレドリックス選手にもダメージを与えます。さらに、立ち上がってきた上村選手へのドロップキック、足元に倒れているフレドリックス選手へのセントーンと一石二鳥の攻撃を仕掛け、BHK選手が2人を翻弄します。
ここで上村選手が場外にエスケープ。リング上にはBHK選手とフレドリックス選手。ここでフレドリックス選手が息を吹き返し、クロスボディアタック、キチンシンクを見舞うと、上村選手にチェンジ。ダブルタックル、ダブルエルボードロップを浴びせ、カバーするも2カウント。上村選手が観客の手拍子を煽り、エルボーの連打で優勢に立ちます。ここでユーマ選手がカットに入ってきます。最初の攻撃は交わしたものの、ユーマ選手のドロップキック、BHK選手の二段蹴りを喰らうと上村選手がダウン。ここで正式にユーマ選手にチェンジ。ユーマ選手はダウンしている上村選手をいたぶります。完全に上村選手を捕まえると、素早いタッチワークで代わる代わる上村選手に攻撃を見舞っていきます。なかなかタッチができない時間が続きましたが、上村選手が2人まとめてボディアタックで倒すと、続くドロップキックで2人まとめて排除。ようやくフレドリックス選手にチェンジができました。フラストレーションが溜まっていたフレドリックス選手はここぞとばかりに暴れます。バックブリーカーからコーナースプラッシュアタック、バックドロップ、エルボードロップと立て続けに攻撃を仕掛けます。そして上村選手がリングインし、後藤&YOSHI-HASHIの合体技である後藤ごとハントの要領で、上村選手が河津落としの体制でBHK選手を捕らえ、そしてトップコーナーからフレドリックス選手がローリングネックブリーカードロップを見舞います。
ここでカバーの体勢に入るも、ユーマ選手がカット。ユーマ選手が上村選手、フレドリックス選手をリング下に落とします。そしてユーマ選手はロープに走りとぺを見舞うように見せかけてフェイント。しかしロープ際で屈んだユーマ選手を飛び越える形でBHK選手がノータッチとぺ。そして大ダメージを受けたフレドリックス選手をリング内へと入れます。リング内ではエルボー合戦からフレドリックス選手がフロントキックでユーマ選手をダウンさせると、ボストンクラブの体勢に。BHK選手がカットに入ろうとするも、フレドリックス選手はユーマ選手の両足を抱えたままショルダースルー。そしてトップコーナーから上村選手がフライングボディアタックをBHK選手に見舞います。ここで上村選手もBHK選手の両足を取り、ボストンクラブの体勢に。上村選手、フレドリックス選手ともにステップオーバーし、ダブルでのボストンクラブがガッチリと決まります。ユーマ選手がたまらずギブアップ。
試合後、フレドリックス選手が上村選手に促す形で、2人がそれぞれコーナーに上り勝利をアピールしました。そして対戦相手ともそれぞれ握手、そしてハグをし、健闘を称えました。
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