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【RPW】Live in London 73（2023年5月7日）

【RPW】辻陽太が元WWEのビッグ・ダモに挑む

【RPW】辻陽太が元WWEのビッグ・ダモに挑む

11月6日のRPWロンドン大会の興行の目玉は2年ぶりの開催となるブリティッシュJカップでした。そしてその公式戦とは別に組まれていた注目カードの1つが辻選手の試合です。この試合はビッグ・ダモ選手のRPW再デビュー戦でした。

目次

ビッグ・ダモ選手とは

辻選手の対戦相手となったビッグ・ダモ選手は、193センチ146キロの巨漢を誇る選手です。かつてはダミアン・オコーナーのリングネームで活躍していました。RPWにもダミアン・オコーナーとして参戦したこともありました。2016年にダモとしてWWEデビューを果たし、2017年からはキリアン・デインとして活躍していた選手です。2021年6月にWWEからリリースされ、その後の動きが注目されていました。そしてこの日、ビッグ・ダモとして辻選手とのシングルマッチでRPW再デビューを果たしたのです。

試合展開の詳細

この日のビッグ・ダモ選手のセコンドにはTHE LEGIONのギデオン・グレイ氏がついていました。見方によれば、辻選手獲得を狙うギデオン・グレイ氏が放った刺客と言ってもいいかもしれません。

ビッグ・ダモ選手が登場すると、観客からはブーイングが飛びます。やはりグレイ氏の仲間ということでヒールとして見られているのでしょう。一方の辻選手はいつもの和風の装いで登場します。リング上でダモ選手と睨み合いますが、ダモ選手の前では辻選手かなり小柄に見えてしまいます。

ゴングがなると、観客からは辻選手へのチャントが沸き起こります。リング中央で組み合うも、パワーでは圧倒的にダモ選手が上回ります。チョップ、タックルを見舞うも、ダモ選手には全く通じません。10回以上タックルを見舞うも、辻選手の方が崩れてしまいます。エルボー連射から片膝をつかせるも、次のタックルでは完全に弾き飛ばされてしまいます。

ダモ選手のチョップ、ラリアットの１発１発がかなり強烈で、辻選手は大ダメージ。辻選手が踏ん張ってブレーンバスターを狙うも逆にブレーンバスターを受け、キャメルクラッチ。すでに辻選手は虫の息。ストンピング、エルボーとシンプルな攻撃でも辻選手が受けるダメージは相当なもので、全く突破口が掴めない状況になります。

それでも観客は辻選手を後押し。ドロップキックで一矢報い、再びタックルの連発。序盤とは異なり、ダモ選手の足元が揺れます。そしてここで巨体のダモ選手にブレーンバスター。フライングエルボーアタックからティヘラを決め、リング中央に大の字にさせます。ここで辻選手がトップコーナーに登ろうとするも、セコンドのグレイ氏が介入。辻選手の足を引っ張ります。これにはダモ選手も不満そうにしている様子です。結局、辻選手はグレイ氏に突き落とされるような形で落下。

リング中央に倒された辻選手にダモ選手がエルボードロップ。しかしこれは2カウントで返します。立ち上がった辻選手はキックでダモ選手にダメージを与え、飛びついての技を狙いましたが、ダモ選手に捕獲され放り投げられます。そこにダモ選手のセントーン。立ち上がった辻選手がダモ選手にラリアットを３連発。4発目を狙うもこれは相打ちに。しかし次にダモ選手のラリアットをかわしてスピアーでダウンを奪います。そして辻選手がトップコーナーに上ると、初披露のシューティングスタープレス！これでダモ選手から殊勲の3カウント！

試合後、ダモ選手から差し出された手を握って検討を讃えていたところ、背後からグレイ氏が急襲。辻選手がダウンします。ステッキで辻選手を殴ろうとしたところをダモ選手が阻止。逆にそのステッキでグレイ氏を殴打します。ここでダモ選手が去ると、今度は辻選手がそのステッキを手にグレイ氏を攻撃しようと構えます。そこに登場したのがTHE LEGIONのルシアン・フィリップス選手。襲われた辻選手はリング中央で大の字。グレイ氏はひとしきり悪態をつき、リングを去っていきました。

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