【RPW】Day Of Reckoning 2(2021年11月20日)

【RPW】Day Of Reckoning 2(2021年11月20日)

イギリスのレボリューションプロレスリングが11月20日にケンブリッジシャーのハンティンドンで昼夜二部興行を開催しました。今回はその昼興行のDay Of Reckoning 2の映像からレポートしたいと思います。

第1試合 チャック・マンボ vs カール・フレドリックス

●チャック・マンボ vs ○カール・フレドリックス

この日の第1試合ではLA道場のカール・フレドリックス選手がSunshine Machineのチャック・マンボ選手とのシングルマッチに挑みました。序盤はマンボ選手の動きに幻惑するシーンもありましたが、最後はスパインバスターからのマニフェストデスティニーが決まり、3カウントを奪いました。

第2試合 辻陽太 vs ダグ・ウィリアムス

○辻陽太 vs ●ダグ・ウィリアムス

第2試合は辻選手がベテランのダグ・ウィリアムス選手に挑みました。辻選手が攻めているシーンが多かったのですが、ダグ・ウィリアムス選手が敢えて受けることで、辻選手の査定をしているような雰囲気を感じました。ダグ・ウィリアムス選手の雪崩式のエクスプロイダー、成長エクスプロイダー、そしてタイガードライバーという怒涛の攻撃を耐えた辻選手が、ローリングクラッチホールドでうまく丸め込んで見事に白星を奪いました。最後はダグ・ウィリアムス選手に向け深々と頭を垂れ、敬意を表しました。そして会場内にいたギデオン・グレイ氏を発見すると、ニヤリと笑いながら余裕の表情で扇子を仰ぎ、グレイ氏の元へ歩み寄り、挑発をしました。

第3試合 ロビーX&カラム・ニューマン vs AUSSIE OPEN

●ロビーX&カラム・ニューマン vs AUSSIE OPEN(○マーク・デイビス&カイル・フレッチャー)

体格に勝るオージーオープンが有利に試合を進めるが、ロビーX選手の機敏な動きで相手を翻弄するシーンも。ニューマン選手も途中から動きが良くなり、空中殺法やハイキックで見せ場を作る。しかし最後はやはり小柄なロビーX選手が捕まってしまい、合体のブラックアウト、そして最後はフィニッシャーのフィジット・スピナーで決まったかと思いきや、ギリギリのところでカラム・ニューマン選手がカット。しかし二度目のチャレンジでフィジット・スピナーが決まり、マーク・デイビス選手がロビーX選手からフォールを奪いました。タッグ二冠チームの貫禄を見せた試合でした。

第4試合 アレックス・コグリン vs TKクーパー

○アレックス・コグリン vs ●TKクーパー

この日はLA道場vsSunshine Machineでした。アレックス・コグリンの対戦相手はSunshine Machineでチャック・マンボ選手のパートナーのTKクーパー選手です。それぞれのセコンドには、第1試合を終えたフレドリックス選手とマンボ選手がついています。レスリング技術とパワーで上回るコグリン選手が有利に試合を進めます。ブロックバスターホールドは2カウントでかわされてしまいますが、間髪入れずにボストンクラブ!体勢が崩れるも、コグリン選手が技を解かなかったことが功を奏します。クーパー選手の体が斜めによじれるような形になり、たまらずギブアップ。コグリン選手が殊勲の白星を挙げました。

第5試合 ルーク・ジェイコブズ vs JJガイル

○ルーク・ジェイコブズ vs ●JJガイル

YOUNG GUNSのルーク・ジェイコブズ選手と、最近結果の出ていないJJガイル選手とのシングルマッチ。ジェイコブス選手がエプロンへのバックドロップなど荒々しい攻撃を見せる。試合中盤ではJJガイル選手が強烈なスーパーキックやブレーンバスターでペースを握りかけるも、ジェイコブズ選手がカウンターでラリアットを打ち込み、パワーボムでフォール勝ち。JJガイル選手は気合が空回りしているのか、技と技の繋ぎ方が単調で相手に攻撃の手を読まれる傾向にあるように見える。JJガイル選手はいつになったらトンネルを抜けることができるのかにも注目。

11月20日 Impactタッグ選手権試合

第6試合 コナー・ミルズ vs マイク・ベイリー

コナー・ミルズ vs マイク・ベイリー

BRITISH J CUP 2021覇者のベイリー選手にコナー・ミルズ選手が挑んだ試合。コナー・ミルズ選手のセコンドにはタッグパートナーで現ブリティッシュクルーザー級王者のマイケル・オク選手が控える。オク選手が手を出すことはないが、ベイリー選手が試合中もオク選手が気になってしまう。ベイリー選手はテコンドー仕込みのキックで試合を組み立てる。また要所では空中殺法も見せる。三角跳びラ・ケブラーダも披露。場外の舞台上までコナー・ミルズ選手を連れて行き、強烈なPK。コナー・ミルズ選手が起き上がれずにいると、ベイリー選手はリングサイドのオク選手と睨み合う。ベイリー選手がオク選手に気を取られていると、コナー・ミルズ選手が舞台上から3列分ほどの観客席を飛び越え、ベイリー選手に体ごとぶつかっていく。リング上に戻り、互いの必殺技を出していくもなかなか決まらず。最後はスパニッシュフライからベイリー選手がコナー・ミルズ選手をフォール。試合後、翌日にタイトルマッチを控えているマイケル・オク選手とリング上で睨み合うシーンも。

人気ブログランキング参加中!クリックで応援していただけましたら嬉しいです。


プロレスランキング