【RPW】Live in Huntingdon 3

【RPW】Live in Huntingdon 3

イギリスのレボリューションプロレスリングが11月20日にケンブリッジシャーのハンティンドンで昼夜二部興行を開催しました。今回はその夜興行のLive in Huntingdon 3の映像からレポートしたいと思います。

第1試合 ロビーX vs ルーク・ジェイコブス

○ロビーX vs ●ルーク・ジェイコブス(The Young Guns)

ジュニアヘビー級の人気者、ロビーX選手とルーク・ジェイコブス選手とのシングルマッチ。ジェイコブス選手がエプロンへの喉輪落としなどのパワー殺法で攻め立てるも、ロビーX選手は素早い動きで翻弄。その場飛びシューティングスタープレスも決める。ジェイコブス選手はロビーX選手のシットダウン式パワーボムからのハンドスプリング式スタナーを受け止め、ジャーマンを狙うもロビーX選手は1回転して着地。ロープに走ったロビーX選手に対しジェイコブス選手得意のラリアットが決まる。ジェイコブス選手がパワーボムでフィニッシュを狙うも、これを切り返され、ロビーX選手のフィニッシュ技であるハンドスプリング式スタナーが綺麗に決まり、ロビーX選手が3カウントを奪う。

第2試合 SUNSHINE MACHINE vs ブレンダン・ホワイト&ダグ・ウィリアムス

SUNSHINE MACHINE(○チャック・マンボ&TKクーパー)vs ブレンダン・ホワイト&●ダグ・ウィリアムス

第2試合では、この日の昼興行でLA道場の2人とそれぞれシングルマッチを行ったSUNSHINE MACHINEの2人が登場。SUNSHINE MACHINEのコンビネーションが光った試合。パワー、テクニック、老獪さを兼ね備えたダグ・ウィリアムス選手は1対1の場面では有利に試合を進める。終盤では1人で2人を相手にし、マンボ選手をエクスプロイダーで放り投げ、TKクーパー選手にタイガードライバーを決める。そしてブレンダン・ホワイト選手との合体技を出そうとしたところ、TKクーパー選手がカナディアンデストロイヤーで切り返し、ブレンダン選手を排除。マンボ選手とのトラースキック&ヘッドバットでダグ・ウィリアムスをリングに這わせると、TKクーパー選手のスライディングキック、そして最後はマンボ選手がフライングボディプレスからカバーし、ダグ・ウィリアムス選手から3カウントを奪う。

第3試合 カラム・ニューマン vs マイク・ベイリー

●カラム・ニューマン vs ○マイク・ベイリー

ブリティッシュJカップ2021覇者のマイク・ベイリー選手が登場。座礼からの握手でクリーンに試合が始まる。序盤は完全にベイリー選手のペース。セカンドロープからのドロップキックからニューマン選手の攻める場面が増えてくる。中盤以降は攻撃の読み合いが続く。最後はニューマン選手のシューティングスタープレスを剣山で迎撃したベイリー選手が逆に得意のムーンサルト式ダブルニードロップ、そしてフラミンゴドライバーを立て続けに決め、3カウントを奪う。

第4試合 カール・フレドリックス&アレックス・コグリン vs T.E.A.M.

カール・フレドリックス&○アレックス・コグリン vs T.E.A.M.(●ケネス・ハーフペニー&ショーン・ジャクソン)

LA道場の2人がタッグマッチに挑んだ試合。試合はT.E.A.Mの奇襲から開始。若手同士の対戦となるが、リング上での貫禄、雰囲気はLA道場の2人が圧倒。しかし序盤はコグリン選手が捕まる展開に。若手なのにヒールぽいムーブをするT.E.A.M.は手つなぎ式コブラツイストも見せる。ジャクソン選手がパイプ椅子を手に取り、リング上で振りかぶったところにセコンドの若手選手がその椅子を掴み、没収する。これに気を取られたジャクソン選手がフレドリックス選手に排除されると、リング上ではコグリン選手がハーフペニー選手をグラウンド式捻りボストンクラブに捕らえ、ギブアップを奪う。同じような技は昼の部の試合で初披露していた。今後のフィニッシュホールドになって行く可能性大。

 

第5試合 ルシアン・フィリップス vs リッキー・ナイトJr.

●ルシアン・フィリップス(The Legion)vs ○リッキー・ナイトJr.

ヒール集団The Legionのルシアン・フィリップス選手とRPWのエースと言っても良いリッキー・ナイトJr.(RKJ)選手とのシングルマッチ。ルシアン・フィリップス選手は11月7日の大会で辻選手とシングルマッチを行い、敗れている。RKJ選手は8月21日に海野選手との試合でSWEヘビー級(ブリティッシュヘビー級)を防衛、9月19日にはオスプレイ選手に敗れベルトを失い、10月3日には辻選手とのシングルマッチに勝利している。

試合の序盤で早くもセコンドのギデオン・グレイ氏が介入。手は出してこないものの、エプロンに上がりレフェリーの注意を引きつけている間に、フィリップス選手がステッキでRKJ選手に攻撃。このダメージもあってか、しばらくはフィリップス選手のペースで試合が進む。試合後半には再びグレイ氏が介入を試みるも、RKJ選手が排除。背後からステッキで攻撃しようとしていたフィリップス選手の股間を蹴り上げ、最後はRKJ選手のフィニッシャーであるキシドライバー(Kドリラー)からフォール勝ちを収める。

第6試合 Destination Everywhere&海野翔太 vs United Empire

Destination Everywhere(マイケル・オク&コナー・ミルズ)&○海野翔太 vs ウィル・オスプレイ&Aussie Open(マーク・デイビス&●カイル・フレッチャー)

翌日のタイトルマッチの前哨戦として組まれた6人タッグマッチ。試合開始前、会場のファンがリングサイドまで歩み寄りUEチームに向かって挑発。オスプレイ選手はその客を馬鹿にした様子で余裕の構え。試合は海野選手とオスプレイ選手で開始。ファーストコンタクトは互いの攻撃を交わしあうだけでパートナーに交代。その後、場外で海野選手とオスプレイ選手が揉み合いながら観客席の奥の通路へ。カメラには映っていないが、試合前にリングサイドに詰め寄ってきた観客がオスプレイ選手に手を出し、オスプレイ選手はそれに対しヘッドバットで反撃したといのこと。その観客は酔っ払っていたとのことで、会場外へと連れ出される。

試合はオク選手とミルズ選手が場外のマーク・デイビス選手、オスプレイ選手に対してダブルのトペを敢行。リング上はカイル・フレッチャー選手と海野選手の顔合わせに。最後は海野選手がデスライダーでフレッチャー選手から完璧な3カウントを奪う。

 

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