【PWA】ロビー・イーグルスがオーストラリアでタイトルマッチ
- 2022.01.15
- PWA(Pro Wrestling Australia) 海外プロレス団体
- PWA, ロビー・イーグルス

Progaオーストラリアに帰国中のロビー・イーグルス選手が、PWA(Pro Wrestling Australia)でタイトルマッチに挑みました。簡単に試合のレビューをしたいと思います。
Soul Of PWA王座とは
The much awaited return of Robbie Eagles is here, as he comes face to face with The Rapscallion Mick Moretti #PWAOnFite @fullrapscallion @RobbieEagles_ pic.twitter.com/DmCLu0ohsb
— PWA Black Label (@PWAaustralia) January 14, 2022
オーストラリアに帰国したロビー選手がいきなりPWAでタイトルマッチに挑みました。ロビー選手が挑戦したタイトルはSoul Of PWA王座。これは2021年12月3日に新設されたもので、ロビー選手の対戦相手は初代王者のミック・モレッティ選手。このタイトルはPWWA王座から生まれ変わったもので、12月3日に最後のPWWA王者のサム・オスボーン選手とミック・モレッティ選手との間で行われた決定戦を制し、モレッティ選手が初代王者となっていました。
そもそもこのPWWAはProfessional Wrestling Women’s Allianceの略で、女子王座でした。最後の第11代王者を除き、初代から第10代王者までは全て女子選手です。そして、その王座に男子レスラーとしておそらく初めて挑戦したのがロビー・イーグルス選手でした。2021年2月12日、第10代王者のジェシカ・トロイ選手に挑戦しています。この試合はロビー選手が反則勝ちで勝利をしていましたが、タイトルの移動はなかったようです。
タイトルマッチ詳報
ロビーセンスはIWGPジュニアタッグのベルトを手に登場。大歓声で迎えられる。後から登場したのはSoul Of PWA王者のミック・モレッティ選手。顔面ペイントで日本刀を手にした怪奇派レスラーのように見える。しかし会場からは意外なところにブーイングではなく歓声が飛ぶ。会場からの歓声は6:4でロビー。
ゴング直後からキックの連打でダウンさせるとトップロープにのぼる。しかしモレッティ選手が転がって回避。ロビー選手が素早い動きで翻弄するも、モレッティ選手もそれについてくる。見た目は怪奇派だがしっかりとプロレスができる。
ロープを使って対空時間の長いセントーンアトミコが突き刺さる。エルボードロップか回避するが、コーナーへ投げられたモレッティ選手がそのままロープに飛び乗りボディアタックを敢行。体はロビー選手より一回り大きいが身軽な動きができる。ヘッドシザーズを三点倒立で耐えるという珍しいムーブも行う。
コーナーに追い詰められたモレッティ選手がロビー選手を場外へと蹴り落とすと、モレッティ選手はノータッチでトップロープ上に飛び上がってのスワンダイブ式プランチャ、いわゆるかつてのTAKAみちのく選手の宇宙人プランチャを披露。ロビー選手にまともにヒットする。ここでモレッティ選手は追い討ちを狙う。場外でパワーボムを狙うが、これはウラカンラナで返す。そしてロビー選手はチョップ、ヘッドバット、膝蹴りを連打。そして走り込んでからのダブルニーアタックで完全に試合の流れを掴む。さらに美しいフォームでのトペコンヒーロで大歓声。
Mick Moretti, the grinning -and flying- dragon!#PWABlackLabel #PWAonFITE pic.twitter.com/AQ2v57cGjR
— Fede Fromhell (@FFromhell) January 14, 2022
DAAAMNN!!! @RobbieEagles_#PWAonFITE pic.twitter.com/jmZ4yO2dYB
— Aussie Wrestling (aka JamesLikesToWrestle) (@AussieWres) January 14, 2022
リング内に戻り、膝への450スプラッシュを狙うが回避され、逆に投げっぱなしジャーマンを喰らう。モレッティ選手はコーナーへの串刺し式ニーアタック、串刺し式ヒップアタック、そしてトップロープからロビー選手の背中に向けてダブルニーアタック。ロビー選手はこれをまともに食らってしまう。
しかし序盤からの膝攻撃が効いているのか、ロビー選手の膝攻撃でモレッティ選手は悶絶。膝への攻撃でダウンさせると、450スプラッシュ。しかし待っていたのは膝。ロビー選手はダウン。そしてその隙にリング下にもぐり、金具を手にエプロンサイドへ。凶器攻撃をするかと思われたが、モレッティ選手の狙いはロビー選手の空中殺法を封印させることだったようだ。手にしていたのはリング設営のための道具で、これでトップロープを緩めていく。
起き上がってきたロビー選手に対してジャーマンスープレックス。そしてスカルエンドの体勢に。これをエスケープするとロビー選手が立て続けに丸め込み、そしてタイガードライバー。カウント2で跳ね返されると、すかさずロンミラースペシャル。モレッティ選手が何とかロープに逃れると、ロビー選手は再び450スプラッシュを狙おうとコーナーへ。しかし緩んでしまったトップロープを見て頭を抱える。これでは無理と上るのを諦め、アサイDDT、そしてターボ・バックパック。しかし3カウントを奪うことができない。
ロビー選手は再びトップロープを見て頭を抱える。仕方なくセカンドロープから450スプラッシュを敢行。見事にヒットするが、その勢いで丸め込まれてしまうが、これをカウント2で返す。そしてモレッティ選手は三点倒立の状態でロビー選手を誘い入れ、ロビー選手を抱え込んでローリングクラッチホールド。ガッチリと決まっていたが、ロビー選手はなんとかギリギリでキックアウト。
両者立ち上がると、ロビー選手がモレッティ選手の膝へキック。スタンディング状態になってエルボーの打ち合い。ここでロビー選手がバンダナを外し、さらに激しいエルボー合戦。ロビー選手のハイキック、モレッティ選手のヘッドバットが決まり、両者ダウン。それでもモレッティ選手はエプロンサイドまで転がっていき、入場時に手にしていた日本刀を持ち出す。これはレフェリーの阻止されるが、レフェリーが目を離した瞬間に日本刀をロビー選手に手渡し、自らはダウン。レフェリーがこれに気づき、ロビー選手から日本刀を受け取る。しかしここに隙ができる。ロビー選手をうまく丸め込み、3カウントを奪う。
フォール負けを喫したロビー選手は呆然。一方のモレッティ選手はしてやったりの表情。ラフファイトはあったものの、試合そのものは明確な反則攻撃もなく終始クリーンな展開。ロビー選手も負けを認め、そしてモレッティ選手の手を掲げて勝利を称える。ロビー選手はモレッティ選手からベルトを奪い、それをモレッティ選手の腰に巻く。そして少し言葉を交わし、ロビー選手はリングを降りた。
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