【RPW】Live in London 59(2022年3月6日)

【RPW】Live in London 59(2022年3月6日)

イギリスのレボリューションプロレスリングが3月5日のRAW DEAL 2022に続き、3月6日に開催されたLive in London 59の映像を見ながらレビューをしていきます。

参戦選手について

参戦選手については別記事にまとめていますので、そちらをご参照ください。

【随時更新】RPW参戦選手の紹介

第1試合 辻陽太 vs ミステリオッソ

この試合については既に記事を公開していますので、そちらをご参照ください。

【RPW】辻陽太、イギリスでルチャ・リブレに触れる

第2試合 リア・オライリー vs ハイアン

○リア・オライリー vs ●ハイアン

試合は序盤から打撃中心の荒れ模様となる。試合終盤にハイアン選手の強烈なスピアーが決まるが、これで3カウントを奪うことができない。逆にオライリー選手がネックブリーカー、ニーアタック、そしてダブルアームDDTからハイアン選手をカバーし、3カウントを奪った。

第3試合 RKJ&ロビーX vs ダン・モロニー&??

RKJ&●ロビーX vs ダン・モロニー&○リー・ハンター

前日のメインイベントからの因縁を引き摺ったタッグマッチ。ミステリーパートナーとされていたモロニー選手のタッグパートナーとして現れたのは、リー・ハンター選手。モロニー選手は「フレンド」という表現をしていたが、過去にこの2人でタッグを組んだことはなく、過去に数回だけ他団体でリー・ハンター選手の兄のジム・ハンター選手を加えたトリオを組んだことがあるのみで、少し意外な組み合わせになる。試合は前日の因縁を引きずるロビーX選手とRKJ選手が少し感情的になり、モロニー選手とハンター選手がヒール殺法を交えつつ両者を巧みにコントロールしていく展開。ロビーX選手のトップロープからの攻撃がヒットし、試合が決まったと思えたが、モロニー選手がRKJ選手をスピアーで吹っ飛ばしながらカットに入る。最後は場外でモロニー選手がRKJ選手にスピアーを見舞い、その間にリング内ではロビーX選手のフィニッシャーのエクスクラメーションをハンター選手が上手く丸め込み、逆転でフォール勝ちを収めた。

 

第4試合 ルーク・ジェイコブス vs カイル・フレッチャー

●ルーク・ジェイコブス vs ○カイル・フレッチャー

クラシックなレスリングをするジェイコブス選手のスタイルにフレッチャー選手が対応。また、フレッチャー選手のお株を奪うかのような荒々しい攻撃も展開していく。しかし、徐々にフレッチャー選手のペースに。カメラに向かってポーズを決める余裕を見せながらジェイコブス選手を痛ぶっていく。ジェイコブス選手も垂直落下式ブレーンバスター、投げっ放しジャーマン、バックドロップと畳み掛けて意地を見せる。雪崩式水車落とし、そして得意のラリアット二連発、ヒールホールド、タイガードライバーであわやという場面を何度も作るが、最後はフレッチャー選手の雪崩式ブレーンバスター、ツームストンパイルドライバーの前に沈んだ。

第5試合 海野翔太 vs ルシアン・フィリップス

○海野翔太 vs ●ルシアン・フィリップス

この試合は別記事で公開していますので、そちらをご覧ください。

【RPW】海野vsルシアン・フィリップスはTHE LEGION崩壊への序章か?

第6試合 アリシン・ケイ vs アレックス・ウインザー(ブリティッシュ女子選手権試合)


●アリシン・ケイ vs ○アレックス・ウインザー

マーティ・ベル選手とのタッグ、The HexでNWA女子タッグ王者のアリシン・ケイ選手がブリティッシュ女子王座に挑戦。ケイ選手のセコンドにはパートナーのベル選手がつく。ウインザー選手はケイ選手の腕攻めに苦しむ。また、要所でベル選手が介入してくる。ケイ選手がレフェリーを引きつけておいて場外でベル選手が手を出してきたり、あるいはベル選手がレフェリーを引きつけている間にケイ選手が凶器攻撃をしたりと、まさにやりたい放題。ウインザー選手は2人を相手に戦っているような状況。しかし最後はウインザー選手が得意のリバティーンドライバーで3カウントを奪った。試合後、リア・オライリー選手が乱入してくるも、ウインザー選手はそれを排除。

第7試合 マーク・デイビス vs アレックス・コグリン

●マーク・デイビス vs ○アレックス・コグリン

コグリン選手は前日のカイル・フレッチャー戦に続き、連日のAUSSIE OPENとのシングルマッチ。デイビス選手は193センチと長身のパワーファイター。試合序盤はデイビス選手がそのパワーを見せつける。リング内で強烈なボディスラムを連発すると、場外でもボディスラム。コグリン選手は悶絶する。コグリン選手は逆水平チョップでペースを握り、雪崩式ブレーンバスターなどで攻め立てるも、デイビス選手の荒々しい打撃や連続ジャーマン、タイガースープレックスホールド、パワーボムなどで苦しむ。コグリン選手もパワーボムからスリーパーホールドで反撃するも、デイビス選手はコグリン選手を背負ったままコーナーをよじのぼり、そのまま後ろへ落とす。デイビス選手の荒々しいパワーファイトに苦しんだコグリン選手だが、最後はジャーマンスープレックスからのスリーパーホールドでデイビス選手を落とし、レフェリーストップ。AUSSIE OPENの2人に連続で勝利した。

第8試合 Sunshine Machine vs Destination Everywhere(ブリティッシュタッグ選手権試合)

Sunshine Machine(チャック・マンボ&TKクーパー)vs Destination Everywhere(マイケル・オク&コナー・ミルズ)

この日のメインイベントはブリティッシュタッグ選手権試合。4人ともウエイト的にはジュニアの選手で、動きが軽やか。両チームとも抜群のコンビネーションで合体攻撃も豊富。序盤はマンボ選手が捕まる展開が続く。ダウンしたマンボ選手に対し、ミルズ選手がムーンサルトアタック、立て続けにオク選手がライオンサルトという得意の波状攻撃を見せるが、マンボ選手はこれをなんとか耐える。そしてTKクーパー選手にタッチすると、今度はSunshine Machineが合体のスタナーをオク選手に見舞う。Destination Everywhereも一瞬の隙をついてミルズ選手がTKクーパー選手をフロントネックロックで捕らえると、試合権利のあるオク選手がマンボ選手に対してフィニッシャーのハーフボストンクラブ。これで勝負あったかと思いきや、なんとかTKクーパー選手がカットに入る。そしてTKクーパー選手がDestination Everywhereの2人を捕らえ、ミルズ選手にスパニッシュフライ、オク選手にカナディアンデストロイヤーを同時に見舞うという離れ業を見せる。

4人が入り乱れての混戦が続くが、マンボ選手に対してオク選手のフロッグスプラッシュ、ミルズ選手の450スプラッシュの連続攻撃が決まる。これはDestination Everywhereの必勝パターン。これで3カウントかと思われたが、TKクーパー選手がコーナーからボディプレスでカット。そして最後は一瞬の隙をついてマンボ選手がジャパニーズレッグロールクラッチでミルズ選手から3カウントを奪う。ブリティッシュタッグ王座の防衛に辛くも成功した。

 

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