【RPW】ブリティッシュタッグリーグでの辻のパートナーは海野か?

【RPW】ブリティッシュタッグリーグでの辻のパートナーは海野か?

イギリスのRPW(レボリューションプロレスリング)では、5月28日からグレート・ブリティッシュタッグリーグが開催されます。その参加チームが発表されつつあります。しかし、1チームだけメンバーが未定となっています。このチームのメンバーは誰なのかについて考察をしてみたいと思います。

グレート・ブリティッシュタッグリーグ2021

RPWでは2021年からグレート・ブリティッシュタッグリーグ(以下、ブリティッシュタッグリーグ)を開催しています。参加チームは以下の通りでした。なお、チーム名の前の【 】内の数字は勝ち点です。

Aブロック

【3】Lykos Gym(キッド・ライコス&キッド・ライコスⅡ)

【6】Destination Everywhere(マイケル・オク&コナー・ミルズ)

【3】The Dream Team(ディーン・オールマーク&ロビーX[リーグ戦途中でリー・ハンター選手に交代])

【6】The Young Guns(イーサン・アレン&ルーク・ジェイコブス)

→直接対決の勝利でDestination Everywhereが決勝戦進出。

Bブロック

【9】The Legion(ルシアン・フィリップス&スクリューフェイス・アフメッド)

【0】カラム・ニューマン&JJガイル

【3】チャーリー・スターリング&ジョエル・レッドマン

【6】Sunshine Maschine(チャック・マンボ&TKクーパー)

決勝戦

○Destination Everywhere vs ●The Legion

優勝したDestination Everywhereには空位となっていたブリティッシュタッグ王座のベルトが渡されました。なお、返上する形になった前王者チームはThe Legionのグレート-O-カーン&ランページ・ブラウンでした。

グレート・ブリティッシュタッグリーグ2022

今年のブリティッシュタッグリーグは5月28日から開催されると発表されています。その後、5月29日、5月31日、6月5日、6月19日と大会が続きます。リーグ戦は総当たりで、プラス決勝戦とすると全部で7試合です。決勝はおそらく6月5日のロンドンか6月19日のサウサンプトンになるでしょう。現在発表されている参加チームは以下の通りです。

Aブロック

Destination Everywhere(マイケル・オク&コナー・ミルズ)

Smokin’ Ace(ニック・ライリー&チャーリー・スターリング)

Aussie Open(カイル・フレッチャー&マーク・デイビス)

Arrows of Hungary(ドーバー&イカルス)

Bブロック

Velocities(ジュード・ロンドン&パリス・デ・シルバ)

Lykos Gym(キッド・ライコス&キッド・ライコスⅡ)

Sunshine Machine(チャック・マンボ&TKクーパー)

The Legion(???&???)

以上のようになっています。参加チーム発表に先んじて5月1日にブリティッシュタッグリーグ予選としてLykos Gym vs マッド・カート&ダン・マギーの試合が組まれ、これに勝利したLykos Gymが本選にエントリーされました。予選はこの1試合のみでした。

そしてThe Legionの参加メンバーについてはギデオン・グレイ氏が「交渉中」としながらも、間も無く明らかになるということがアナウンスされています。ブリティッシュタッグリーグ2021以降にRPWのリングに上がったThe Legionのメンバーとしては、スクリューフェイス・アフメッド選手、ルシアン・フィリップス選手、クリス・リッジウェイ選手、マーク・ハスキンス選手、そして辻陽太選手の5人です。ギデオン・グレイ氏が選手としてエントリーする可能性もゼロではありませんが、それは限りなく低いとみられます。

さて、この中で2022年になってからもレギュラー参戦しているのは辻選手のみです。フィリップス選手は2回だけ登場しました。その他の選手は未登場です。そのため、単純に考えると辻&フィリップスとなるところです。しかしながら「交渉中」となっていることからすると、辻選手のパートナーはフィリップス選手ではないと考えられます。そしてグレイ氏は2022年に入ってから海野選手にしつこくちょっかいを出し続けています。海野選手をメンバーに入れたいという意思は明らかです。

しかし、海野選手はThe Legionとしてこのタッグリーグにエントリーすることはないでしょう。そのため、グレイ氏が一歩引いた形で、The Legionのチーム名を冠さずに辻&海野のタッグを実現しようと交渉しているのかもしれません。すでに7チームが発表されていますので、海野選手がこれにエントリーするには辻選手とのタッグを呑むしかないのも事実です。

また、ここ最近も辻&海野 vs Destination Everywhereが組まれたり、あるいは同じ大会で両者がDestination Everywhereの2人とそれぞれシングルマッチを行ったりと、The Legionの辻選手と無所属(本隊?)の海野選手の越境タッグチームのような形で動いています。

ただ、仮に辻&海野でブリティッシュタッグリーグにエントリーされたとしても、このタッグチームは長く続かないでしょう。理由は海野選手の凱旋帰国です。私は日程的に6月12日のDOMINIONあたりで姿を表す可能性が高いと考えています。そのため、6月5日の大会までにブリティッシュタッグリーグの公式戦を終えることができればDOMINIONに間に合います。ここで優勝してしまうと王者のSunshine Machineとのタイトルマッチが組まれる可能性もありますが、強豪ぞろいですので優勝するのはかなり困難と言わざるを得ません。Sunshine Machineは現ブリティッシュタッグ王者ですし、VelocitiesはAussie Openを破ってPWAタッグ王者を獲得したこともあります。Lykos Gymは実力、実績共に一段劣るかもしれませんが、巧みな反則攻撃で相手を苦しめる戦術が厄介です。2022年2月13日にはLykos Gym vs 辻&海野の試合が行われましたが、この時は辻&海野が反則裁定ではありましたが敗北しています。また、Lykos GymはTargetタッグ王者でもあります。

いずれにせよ、近くThe Legionのエントリーチームが発表されることになっています。予想通りに辻&海野となるのか、あるいはさらに大きなサプライズがあるのか気になるところです。

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