ジェイ・ホワイトがアメリカマットで見せる存在感

ジェイ・ホワイトがアメリカマットで見せる存在感

現地時間8月22日、シカゴのマリアン・カトリック・ハイスクールで開催されたWarrior Wrestlingのスタジアムシリーズにジェイ・ホワイト選手が登場しました。

Warrior Wrestlingとは

今回、ジェイ・ホワイト選手が登場したWarrior Wrestlingとは、インディー団体というよりは独立系プロモーション、すなわち、選手を抱えることなく、興行ごとに選手と出場契約を交わしてイベントを開催するプロモーションです。2018年ごろから活動しているようですが、コロナ禍の影響もあり2020年の夏頃からはスタジアムシリーズと称してサッカー場でソーシャルディスタンスを取った上で興行を開催しています。

この団体の特徴的なところは、プロモーターのスティーブ・トルテッロ氏はシカゴのマリアン・カトリック・ハイスクールの校長を務めているということです。そしてWarrior Wrestlingの興行は全てこの高校の施設で開催されています。そして、興行で得た収益は貧困家庭の子供達が学校に通えるように奨学金として給付しているという、教育とプロレスとが融合した他に類を見ないプロモーションと言えるでしょう。

この日はマリアン・カトリック・ハイスクールの体育館で開催されましたが、観客はざっと見て300人といったところでしょうか。参戦していたのはジェイ・ホワイト選手以外にAEWのダンテ・マーティン選手、マルコ・スタント選手、イービル・ウノ選手・ブライアン・ケイジ選手、アラン・5・エンジェルス選手、MLWのKCナバーロ選手、他にもTJP選手やサム・アドニス選手など、有名選手、大物選手が多くいました。チケットは高いもので5000円ほどですので、到底これらの選手のファイトマネーを支払うことができるとは思えません。しかしながら、会場費は無料(自分の高校ですしね)、リング以外のセッティングはほぼ無し(観客が椅子を持ち込んでいるようでした)、そして高いPPV(2400円しました)で収益を確保しているのでしょう。社会貢献の側面もありますので、参戦選手も通常よりも少額のファイトマネーでリングに上がっているのかもしれません。

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ジェイ・ホワイトの試合

この日、TJP選手やブライアン・ケイジ選手が登場した際には大歓声が上がっていました。そしてセミファイナルに登場したジェイ・ホワイト選手はこの日一番の大歓声で迎えられました。メインイベントはトレイ・ミゲル vs ジェイク・サムシング というWarrior王座選手権試合でしたが、実質的なメインはジェイ・ホワイト vs サム・アドニスでした。この日の目玉はジェイ・ホワイト選手だということは、団体の公式Twitterのプロフィール画像からも明らかです。

このように、団体ロゴの上にジェイ・ホワイト選手を象徴するマークが重ねられ、STUDIUM SERIESの上にSWITCHBLADEの文字が重ねられています。ジェイ・ホワイト選手が凱旋帰国を果たしてから、新日本と直接関係のない団体のリングに上がるのはこれが初めてです。それだけにジェイ・ホワイト選手が登場するということだけで話題になるのでしょう。観客もジェイ・ホワイト選手の登場を待ち望んでいたかのように、Let’s go Switchblade!のチャントで盛り上がります。

対戦相手のサム・アドニス選手は2019年に全日本プロレスのチャンピオンズカーニバルに出場していた選手です。アメリカマットでは多くのインディー団体に上がっており、インディー界の大物といったところでしょうか。当ブログでも記事にしましたが、今年の6月にはジェフ・コブ選手とタイトルマッチを行った選手でもあります。

ジェフ・コブがアメリカでタイトルマッチに挑む – プロレス生活

両者の対戦はこれが初めてではなくサム・アドニス選手が明かしているように過去に一度だけイギリスで対戦をしています。

ただ、ここで2015年と言っているのは間違いで、正しくは2014年7月18日、イギリスのウェスト・サセックスで開催されたASW(All Star Wrestling)の興行での対戦です。この時のジェイ・ホワイト選手はまだデビューしたばかりのグリーンボーイで、新日本への入門より前のことになります。

7年ぶりの対戦となったこの日の試合は、両者とも見せ場を作りながらも、最後はSSSからのブレードランナーでジェイ・ホワイト選手が勝利しました。終わってみれば完勝といったところですが、両者の巧さが光る試合でした。試合後、ジェイ・ホワイト選手がおもむろにマイクを手にし、何かしゃべるかと見せかけておいてマイクを放り投げてリングを降りました。そしてその姿に観客も大歓声です。最後はNEVERのベルトを高々と掲げながら退場していきました。その姿はまさにスーパースター、圧倒的な存在感を残していきました。

この大会を見て、やはりジェイ・ホワイト選手は新日本の宝だと感じました。実況アナは何度もIWGP NEVER Openweight Championship!と叫んでいましたし、新日本の話も随所に盛り込んでいました。ジェイ・ホワイト選手は新日本がアメリカマットで大成功するためには欠かせない重要なピースとなることでしょう。

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