【RPW】Live in Southampton 17(2022年4月10日)

【RPW】Live in Southampton 17(2022年4月10日)

2022年4月10日にイギリスのRPWの大会Live in Southampton 17が開催されました。試合動画を元に簡単にレビューしたいと思います。

参戦選手

参戦選手については別記事でまとめていますので、そちらをご参照ください。

【随時更新】RPW参戦選手の紹介

第1試合 デイビッド・フランシスコ vs ジョシュア・ジェームズ

●デイビッド・フランシスコ vs ○ジョシュア・ジェームズ

第1試合はフランシスコ選手とジェームズ選手とのシングルマッチ。両者はRPWではヤングライオンのような位置付け(決して若いわけではない)で、タッグパートナーでもある。序盤はタックルやキック、エルボーの攻防が続く。 フランシスコ選手はダブルアームスープレックスやエクスプロイダー、ファイヤーマンズキャリーからのスタナーなどの技を披露するが、ジェームズ選手はフライングボディプレス、串刺しボディアタック、ラリアットと体格を生かした攻撃を中心に試合を組み立てる。最後はスパインバスターから体重の乗ったラリアットでジェームズ選手が勝利。

第2試合 キッド・ライコスⅡ vs ダン・マギー

○キッド・ライコスⅡ vs ●ダン・マギー

5月1日にブリティッシュタッグリーグ本戦出場をかけて争う両チームの対戦だったが、キッド・ライコス選手の欠場によりシングルマッチに。キッド・ライコスⅡ選手(以下「2号」)はマギー選手の足を狙う。執拗なレッグロック、膝へのエルボー、低空ドロップキックで攻め、体格の不利を感じさせない。しかし、ブレーンバスターは持ち上げられず、逆に返される。2号はやはりグラウンドに正気を見出し、ダブルアームクロスフェイスホールドから再びレッグロック。マギー選手はこれを逃れると、コンプリートショット、そしてスパインバスターで反撃。そして2号をロープに振ると、場外に控えていたマッド・カート選手が2号の足を引っ張り、場外へ引きずり落とす。そして手に持っていた鉄板で頭部を殴打。ここでレフェリーはマギー選手の反則負けを宣告。納得のいかないマギー選手はカート選手に詰め寄るも、判定は覆らなかった。

第3試合 ウィル・クルーズ vs TKクーパー

○ウィル・クルーズ vs ●TKクーパー

前日のメイン終了後に因縁が生まれたブレイク&クルーズとSunshine Machineがそれぞれシングルマッチで激突。クーパー選手がタッグベルトを持ってコーナーでアピールしていると、クルーズ選手がそのベルトを奪う。それに怒ったクーパー選手がミサイルキックを見舞ったところで試合開始。体格に勝るクルーズ選手がコンプリートショット、タックルで優勢に。ボディプレスからのボディアタックでダメージを与えると、体重の乗ったヘッドロックでクーパー選手の体力を奪う。クーパー選手はなんとか逃れ、クロスボディアタックを狙うも、そのままキャッチされる。突破口を見出すことができないクーパー選手は場外で頭を抱える。クーパー選手はラリアットを見舞うも、クルーズ選手をダウンさせることはできない。しかし、場外から足を引っ張ってダウンさせると、すかさずムーンサルトプレス。そしてクルーズ選手の巨体を抱えてトップロープからのスパニッシュフライ。クルーズ選手はなんとかカウント2で肩を上げる。クルーズ選手が息を吹き返して反撃するが、クーパー選手も得意のヘッドバット2連発、そしてトップロープからのフライングヘッドバット。しかしこの攻撃もクルーズ選手が耐え切ると、スパインボム、キャノンボール、そしてデスバレーボムと畳み掛け、完璧な3カウントを奪った。

勝利したクルーズ選手はタッグのベルトを手にし、リング中央でアピールすると、そのベルトを肩にかけて悠々と下がっていった。

第4試合 THE LEGION vs Destination Everywhere

この試合は海野選手の欠場により、辻陽太&ルシアン・フィリップス vs Destination Everywhere(マイケル・オク&コナー・ミルズ)に変更になりました。すでに別記事でアップしていますので、そちらをご参照ください。

【RPW】辻とフィリップスが久々にタッグ結成!その結末は?(2022年4月10日)

第5試合 ブレイク vs チャック・マンボ

○ブレイク vs ●チャック・マンボ

第3試合のウィル・クルーズ vs TKクーパーの試合と同様に、タッグチームがそれぞれシングルマッチで激突。第3試合ではTKクーパー選手が敗れているだけに、パートナーのチャック・マンボ選手としては負けられない試合。試合序盤からマンボ選手が攻め立てる。エプロンサイドのブレイク選手をドロップキックで場外に落とすと、さらに場外へ向けてのダブルスレッジハンマー。一方のブレイク選手は体格差を活かしての攻撃。体重をかけてのスリーパーやボディプレスでペースを握っていく。ブレイク選手のパワーに苦しむマンボ選手が観客の応援で一時的に息を吹き返すが、すぐに串刺し式のスピアー、セントーンで虫の息に。しかし雪崩式ブレーンバスターをパワーボムで返すと、すかさずフロッグスプラッシュ。1発で決まらないと見るや、すぐに2発目を狙う。しかしこれは剣山が待っていた。そしてブレイク選手のゴリースペシャルボムがヒット。マンボ選手から3カウントを奪った。

するとブレイク選手のパートナー、ウィル・クルーズが現れ、ブリティッシュタッグベルトを掲げてアピール。すぐにマンボ選手のパートナーのTKクーパー選手が救出にやってくる。最後はなんとかブレイク&クルーズを排除し、ベルトを奪い返した。

第6試合 リア・オライリー vs ラウラ・ディ・マッテオ

○リア・オライリー vs ●ラウラ・ディ・マッテオ

アレックス・ウインザー選手が保持するブリティッシュ女子王座への挑戦が決まっているオライリー選手にマッテオ選手が挑む構図。体格的に劣るマッテオ選手は素早い動きからの連続攻撃でオライリー選手をなんとか倒そうとする。一方のオライリー選手はマッテオ選手を軽々と放り投げる上にラフファイトも織り混ぜ、終始有利な展開に。試合中盤、マッテオ選手がコードブレイカーで一矢報いるも、すぐに反撃を受ける。それでも、マッテオ選手はラリアット、ヘッドシザーズ、延髄切り、そしてDDTという連続攻撃でオライリー選手を追い詰める。しかし、最後はオライリー選手のダブルアームDDTがヒットし、マッテオ選手は3カウントを奪われた。

第7試合 ダン・モロニー&リー・ハンター vs RKJ&ロビーX

▲ダン・モロニー&リー・ハンター vs ▲RKJ&ロビーX

1週間前の4月3日に行われた試合で因縁が生まれた4選手のタッグマッチ。4月3日のダン・モロニー vs RKJの試合ではリー・ハンター選手が乱入して試合はノーコンテストとなっていた。

【RPW】Live in London 60(2022年4月3日)

試合開始直後からハンター&モロニーは場外エスケープを繰り返してまともにやりあわない展開。しかしモロニー選手とロビーX選手との間でようやく激しい打ち合いが始まる。ロビーX選手の得意ムーブでハンター選手とモロニー選手を翻弄。そしてRKJ選手との素早いタッチワークでハンター選手を攻撃。しかし、ロープに振られたロビーX選手がハンドスプリングから反撃しようとしたところを、エプロンのモロニー選手がキャッチ。反撃を受けることになる。ここからロビーX選手が捕まる展開に。ハンター選手とモロニー選手から代わる代わる攻撃を受けると、ハンター選手のスリーパーホールドで落ちる寸前までになる。ロビーX選手は何度となくRKJ選手へのチェンジを阻止されるが回し蹴りでモロニー選手との距離を取ることに成功し、ようやくRKJ選手に交代。

元気いっぱいのRKJ選手は2人を相手に奮闘。ファイヤーマンズキャリーの体勢で2人をまとめて持ち上げると、そのままブロックバスター。そして少し回復したロビーX選手に交代すると、ハンター選手にRKJ選手がパワーボム、そしてロビーX選手がフェニックススプラッシュ。しかしこれはなんとかカウント2でハンター選手が肩を上げる。とどめを刺そうとRKJ選手とロビーX選手が合体技の体勢になる。しかしモロニー選手が復活し、コーナーポストのロビーX選手の動きを止める。そしてモロニー選手がロビーX選手を、ハンター選手がRKJ選手を捕らえ、共にツームストンパイルドライバーを見舞う。そして4人は場外へ。RKJ選手とハンター選手は戦場をトイレの中に移す。次に現れた時にはハンター選手の頭にはゴミ箱が。そこにモロニー選手が戻り、2人でRKJ選手にラフ攻撃。RKJ選手も両者になんとか反撃をするも、不利な展開に。すると姿の見えなかったロビーX選手が会場2階のバルコニーからリング内に飛び込んでくる。会場からは大歓声。

しかし、4人はそのまま場外へ。会場全体を使って大暴れ。試合は収拾がつかなくなる。結局、試合は両者リングアウトで引き分けに。試合は決したが4人は止まらない。ジョシュア・ジェームズ選手、デイビッド・フランシスコ選手に加え、TKクーパー選手やコナー・ミルズ選手、マイケル・オク選手も4人を分けに入ってくる。

ようやく落ち着いたRKJ選手がマイクを握り、モロニー選手とのノーDQマッチを要求。5月1日のシェフィールド大会でRKJ vs ダン・モロニーがノーDQで行われることとなった。

 

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