【RPW】辻とフィリップスが久々にタッグ結成!その結末は?(2022年4月10日)

【RPW】辻とフィリップスが久々にタッグ結成!その結末は?(2022年4月10日)

4月10日のLive in Southampton 17では、久しぶりに辻選手とルシアン・フィリップス選手のタッグが実現しました。純粋なTHE LEGIONとしてのタッグチームですが、タッグで試合に出場するのは2021年12月以来となります。

海野の行方と辻&フィリップス

実はこの試合はもともと辻選手と海野選手がタッグを結成し、マイケル・オク&コナー・ミルズのDestination Everywhereと対戦する予定でした。しかしながら、辻選手のタッグパートナーとして現れたのはフィリップス選手でした。これは、おそらく海野選手が4月16日の新日本プロレスシカゴ大会Windy City Riotに出場するために渡米していたからだと思われます。4月16日のシカゴ大会では、US of Jay オープンチャレンジマッチとして、ジェイ・ホワイト vs Xというカードが用意されていました。このXとして海野選手が登場し、久しぶりに新日本プロレスファンの前に姿を現したことは記憶に新しいです。おそらくイギリスで4月10日の試合に出場してからでも渡米できたのでしょうが、情勢の変化に対応できるように余裕を持った行動を選択したのではないでしょうか。

いずれにせよ、4月10日のRPWの大会には海野選手の姿はなく、結果としてTHE LEGIONタッグの登場となったのです。しかしながら、辻&フィリップスといえば常に揉めてきたタッグです。フィリップス選手やギデオン・グレイ氏の指示に対して辻選手が従わず、反抗的な態度を取るのがこれまでの歴史でした。この日のタッグはうまく機能したのでしょうか。

辻&フィリップス vs Destination Everywhere(マイケル・オク&コナー・ミルズ)

Destination Everywhereが登場すると、いきなり辻&フィリップスを襲撃。辻選手とオク選手は場外でもみあい、リング内ではミルズ選手とフィリップス選手がやりあう。フィリップス選手がミルズ選手を捕らえているタイミングで辻選手がリングに戻る。辻選手がミルズ選手にキックを入れようとしたところを、ミルズ選手が退避。その辻選手の足をフィリップス選手が掴み、同士討ちはかろうじて免れる。しかしフィリップス選手は激怒し、辻選手に対して「お前は何をやっているんだ!」と怒号を浴びせかける。辻選手は、いやいや、誤解だというジェスチャーをし、とりあえずこの場は収まる。

そしてミルズ選手をロープに振ると、辻選手とフィリップス選手でダブルのショルダータックル。そしてダブルのブレーンバスターを狙うが、これはオク選手に阻止される。逆にダブルのドロップキックを受け、辻選手とフィリップス選手は場外へエスケープ。そこにオク選手とミルズ選手がプランチャ。そのまま再び場外乱闘に。

辻選手とオク選手がリングに戻ったところでようやく試合開始のゴング。辻選手はオク選手とルチャの攻防を見せる。一方、交代したフィリップス選手は乱暴で荒々しい攻撃を繰り出す。ヘッドバットなどの打撃技でオク選手にダメージを与えると、辻選手に入ってくるように指示。しかし、辻はそれを無視してタッチを求める。辻選手は荒々しくタッチを受けてリングインするが、オク選手のミサイルキックを受けて再び交代。試合権利はフィリップス選手とミルズ選手に。

ミルズ選手は1人で2人を蹴散らす。場外に落ちた辻選手とフィリップス選手に対して順番にトペ・スイシーダを見舞っていく。フィリップス選手をリングに上げると、回復したオク選手と共にコンビネーション殺法を見せる。ミルズ選手のムーンサルトアタックからオク選手がライオンソルト。そしてカットに入ってきた辻選手を排除すると、オク選手がフライングボディプレスの体勢に。フィリップス選手は膝を立てて阻止するものの、これはオク選手の作戦通り。そのまま片足をとり、得意のハーフボストンクラブを狙う。これを食らうとまずいフィリップス選手はなんとか相手を蹴り飛ばして回避に成功する。

辻選手に代わると、強烈なショルダータックルを見せる。ここで辻選手が会場にアピールする。普段ならば歓声が湧くところだが、この日はフィリップス選手とのタッグだからなのか、それともサウサンプトンという土地柄なのか、辻選手に対してブーイングが沸き起こる。

フィリップス選手に交代すると、合体攻撃を披露。今回は誤爆せずにヒットする。フィリップス選手がミルズ選手に馬乗りになってパンチを打ち下ろしていると、辻選手がフィニッシュに持っていくように指示。フィリップス選手は合体攻撃を狙うが、ミルズ選手が体を入れ替えて回避。そのミルズ選手を背後から辻選手が抱え込む。ここにフィリップス選手がナックルを放つが、ミルズ選手がうまくかわす。ナックルが辻選手にクリーンヒットし、辻選手はダウン。そしてミルズ選手がラリアットでフィリップス選手をダウンさせ、オク選手とのコンビネーションを狙う。ミルズ選手がコーナー付近でフィリップス選手を投げてダウンさせると、コーナー上のオク選手がフロッグスプラッシュを狙う。

そのエプロンサイドに登場したのが回復した辻選手。辻選手はオク選手に近づき、攻撃を阻止すると思いきや、どうぞどうぞと手を差し出す。オク選手は事態が飲み込めていない様子を見せるが、そのままフロッグスプラッシュをヒットさせ、フィリップス選手から3カウントを奪った。

辻選手はエプロンサイドに立ったまま、相手チームの勝利を見届けた。

 

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