【RPW】海野翔太&辻陽太&ギデオン・グレイが初のトリオ結成!チームとして機能する?(2022年5月28日)

【RPW】海野翔太&辻陽太&ギデオン・グレイが初のトリオ結成!チームとして機能する?(2022年5月28日)

5月28日にロンドン近郊のスティーブニッジで開催されたRPWの大会、Cruel Intentions 2022にて、海野&辻&グレイのタッグが実現しました。ブリティッシュタッグリーグにエントリーするために一時的にTHE LEGIONと手を結んでいる海野選手ですが、辻選手以外のTHE LEGIONのメンバーとタッグを組むのは初めてです。海野選手も辻選手もTHE LEGION総帥のグレイ氏を信用していない中で、チームとして機能したのでしょうか。

THE LEGION vs ジョシュア・ジェームズ&デイビッド・フランシスコ&RKJ

THE LEGIONの映像と共に、満面の笑みで登場してきたのはギデオン・グレイ選手。しかし、チームメイトがなかなか登場しないため、グレイ選手はバックステージに向けて早く来い!とジェスチャーでアピール。ようやく登場した辻選手は笑顔のグレイ選手とは対照的に険しい表情をしている。そして最後に姿を見せた海野選手は首を傾げつつ呆れた表情。上機嫌でリングインしたグレイ選手を尻目に、辻選手と海野選手はマイペースでファンサービスをしながらコールを受ける。そしてグレイ選手はマイクを取ると、チームについての演説を行う。辻選手は左手首を指差し、話が長い!とアピール。

次に登場してきたのがジョシュア・ジェームズ選手、デイビッド・フランシスコ選手のチーム。そして最後にRKJ選手が登場する。この日のリングはひと回り小さいため、6人がリングに上がるとかなり狭く感じる。

RKJ選手はグレイ選手に対してアピールするも、グレイ選手は乗り気ではない。しかし、RKJ選手がグレイ選手に背を向けた状態で片膝をつき、自らの後頭部を指して打ってこいとアピールすると、グレイ選手は渋々リングインしファイティングポーズをとる。それでも、RKJ選手に対しての恐怖心が勝り、グレイ選手はRKJ選手に攻撃を加えることなくコーナーに控える海野選手に抱きつく。海野選手は困惑するも、グレイ選手は無理やりタッチ。結局、海野 vs RKJで試合が開始する。両者はグレイ選手に目をやりながらリング中央でがっしりと握手。

試合序盤、辻選手に無理やりタッチをしてリングインしたグレイ選手は、対峙するジェームズ選手ではなく、コーナーに控えるRKJ選手にランニングエルボーを見舞っていく。しかし、RKJ選手は微動たりともしない。それを見たグレイ選手は大急ぎでRKJ選手の元を離れて場外へエスケープ。すると味方のはずの辻選手がグレイ選手を捕らえ、無理やりリングの中へと戻す。すかさずジェームズ選手はRKJ選手とタッチ。グレイ選手は大慌てで自軍コーナーへと戻ってくる。しかし、海野選手と辻選手はタッチをされないように場外へ降りる。RKJ選手から逃れたいグレイ選手は花道まで戻る。そしてリング内のRKJ選手に対して何かをアピール。RK選手は苦笑いをしながら、ジェームズ選手に交代。

すると、今度は海野選手に押し戻される形でグレイ選手がリングイン。グレイ選手は意を決したのか、ジェームズ選手と向き合い、エルボーを打ち込む。しかしジェームズ選手はその場に仁王立ち。グレイ選手は頭を抱えるが、ジェームズ選手はもう一発打ってこいとアピールし、ノーガードで胸を突き出す。するとグレイ選手は顎の付近にエルボーを放つ。ジェームズ選手がお返しのエルボーを打つと、グレイ選手はその場にうずくまる。さらにジェームズ選手はグレイ選手を引き起こすと、エルボーをさらに10発以上打ち込んでいく。そして強烈なサイドスープレックス、ボディアタック、さらに強烈な体当たりを受けたグレイ選手は場外に吹っ飛んでしまう。

ジェームズ選手は場外に追ってくるが、辻選手は手を出さない。むしろグレイ選手の方を指差し、こっちに行けとアピール。ジェームズ選手はグレイ選手に向かっていくが、そこはインサイドワークに長けたグレイ選手。うまく身をかわしてジェームズ選手の目の辺りを引っ掻いていく。そのまま場外乱戦に持ち込もうとするが、辻選手は早く上がるように指示。グレイ選手は先にジェームズ選手をリング内に押し戻し、自分も戻ったところで海野選手にタッチ。

辻選手と海野選手は速いタッチワークを見せつつ、ダブルショルダータックル、ネックブリーカードロップでジェームズ選手がダウンすると、グレイ選手がタッチを要求。しかし、ジェームズ選手のバックエルボーで場外へ落とされてしまうと、海野選手は辻選手と交代。ジェームズ選手もなんとかRKJ選手と交代すると、RKJ選手は大暴れ。辻選手とグレイ選手の合体攻撃を物ともせず、グレイ選手に強烈なチョップ。四つん這いになったグレイ選手に跨ると、お仕置きとばかりにお尻を叩いていく。そしてすかさずキシドライバーの体勢にとらえ、一気に勝負を決めようとする。すると、突然舞台からAUSSIE OPENの2人が姿を見せると、RKJ選手は技を解いて2人の元に向かう。場外でマーク・デイビス選手、カイル・フレッチャー選手の2人とRKJ選手がやり合う。これにはフランシスコ選手、ジェームズ選手も困惑。RKJ選手は両者とやり合いながら、花道の奥へ。

リング上は2vs3の状態に。フランシスコ&ジェームズの2人はコンビネーション攻撃で奮闘するも、海野選手はブレーンバスターを切り返してDDTを見舞う。そして、逆に海野&辻の合体攻撃。フランシスコ選手をグロッキー状態にすると、海野選手がカバー。しかし一連の動きの中で、グレイ選手が海野選手の背中にタッチしており、試合権利はグレイ選手にある状態に。レフェリーが海野選手のフォールを認めず、グレイ選手に権利のあることを示す。するとグレイ選手がリングに上がってくると、辻選手がグレイ選手の首根っこを掴み、フランシスコ選手に向けて投げつけるかたちでグレイ選手がカバーの体勢に。そのままグレイ選手が3カウントを奪うと、観客からはブーイング。

グレイ選手は満面の笑みでサムズアップし、辻選手、海野選手の手を掲げて勝利をアピール。しかし辻選手、海野選手はその手を振り解く。両者はコーナーを背に呆れた表情。1人グレイ選手のみが大喜びで観客にアピールをしながら会場を後にしていく。グレイ選手の姿が見えなくなったところで、辻選手と海野選手は拳を合わせ、そしてリングを去っていった。

 

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