【RPW】辻&海野がブリティッシュタッグリーグ初戦でThe Velocitiesと激突!(2022年5月29日)
- 2022.06.16
- RPW(Revolution Pro Wrestling)
- RPW, ブリティッシュタッグリーグ2022, 海野翔太, 辻陽太

イギリスのRPWでは5月28日にグレートブリティッシュタッグリーグが開幕しています。海外修行中の辻選手と海野選手もタッグを結成し、THE LEGIONとしてこのリーグに参戦しています。その辻&海野のチームが5月29日にリーグ戦初戦を迎えました。
Bブロックの状況
辻選手と海野選手のタッグはBブロックにエントリーされています。4チーム総当たりでそれぞれのブロックの1位同士が決勝戦を行うという形式です。ブロックのチーム数が少ないため、1試合も落とせない状況となっています。
この日の辻&海野の試合より先にもう1つの公式戦が行われています。こちらは、Lykos Gymがブリティッシュタッグ王者のSunshine Machineに勝利するという大金星を挙げました。辻&海野のチームは初戦をどう戦ったのでしょうか。
ブリティッシュタッグリーグ Bブロック(この試合前の状況)
The Velocities 1勝0敗(勝ち点2)
Lykos Gym 1勝1敗(勝ち点2)
The LEGION 0勝0敗
Sunshine Machine 0勝1敗(勝ち点0)
辻&海野 vs The Velocities
先の登場は辻&海野。海野選手の登場曲が流れてくるとTHE LEGION総帥のギデオン・グレイ氏がリングに上がり、音楽をストップさせる。そしてマイクを手にし、THE LEGIONの登場曲を要求。そして、その音楽をバックにグレイ氏自らが海野選手、辻選手のコールをして両者を会場に招き入れる。しかし、先に登場してきた辻選手はしかめっ面で明らかに不機嫌そうな表情を見せる。また、舞台袖に姿を見せた海野選手は首を傾げ、呆れたような表情を見せる。一方のグレイ氏は上機嫌で、リング中央でジャケットの下に着込んだ白いデスライダーシャツを誇示する。
辻選手は表情を崩さずに腕を組んだままでエプロンサイドを一周。そして海野選手はグレイ氏に黙るように要求し、ファンサービスをしながら会場を巡る。そしてロープを下げているグレイ氏を無視し、いつものようにサードロープ下からリングイン。
対戦相手のThe Velocitiesもリングインし、4人がリング上で対峙。相手チームは明らかに小さく、ジュニアヘビー級の中でもかなりの軽量と言える。先発は辻選手とデ・シルバ選手。パワーでは勝負にならないが、スピードで辻選手を翻弄する。辻選手が技を受けるたび、実況席のグレイ氏は「失望した!」と連呼。一方で海野選手のことを褒め称える。グレイ氏の気持ちが完全に海野選手に移っていることが窺える。
しかし、辻選手は初対戦のデ・シルバ選手、ロンドン選手の力量を測っているのか、まずは受けてから反撃というスタイルで試合を進める。あまりに体格差があるためか、特にデ・シルバ選手とはやりづらそうな雰囲気も見せる。海野選手も相手の技を受けつつもどこか余裕を感じる試合運び。
試合後半になると、辻選手も完全に相手を飲み込んだ動きを見せる。ロンドン選手に何発もエルボーや打撃を打たせるだけ打たせるも、微動たりともしない。逆に辻選手のチョップ1発で相手はダウン。完全に力の差を見せる。強烈なラリアットでダウンを奪うと、フィニッシュを狙いロープに走る。しかしここで相手チームのダブルのハイキックを受ける。さらにニールキック&水面切りの合体攻撃も受ける。ここでロンドン選手のその場飛びムーンサルトプレス、そして四つん這いになったロンドン選手の背中の上からデ・シルバ選手のコークスクリューアタック。そしてトップロープからのヘッドハンター&水面切りの合体攻撃を連続で受ける。
ここで海野選手が救出に入り、2人を排除すると辻選手からタッチを受ける。そしてロンドン選手に合体のパワーボム。続けて辻選手のリバースパワーボム。しかしデ・シルバ選手が海野選手を場外に出すと、ロンドン選手が得意のスリングブレイドを辻選手に見舞う。そして海野選手にもスリングブレイドを狙うが、これは海野選手がうまく切り返し、逆にスリングブレイドを見舞っていく。そして辻&海野の合体攻撃から、フィニッシュを狙う。しかし、ロンドン選手がうまく切り返して同士討ちを誘う。ロンドン選手が海野選手を丸め込もうとするのを、海野選手は逆に丸め込んだが、そこにデ・シルバ選手が登場。丸め込んでいる海野選手にドロップキックを放ち、その勢いで体勢が逆転。海野選手がフォールされる格好に。突然の事態に海野選手はこれを返すことができず、3カウントを奪われてしまった。海野選手はカウント2だとアピールするも裁定は覆らない。
ブリティッシュタッグリーグ2022のBブロックは優勝候補のSunshine Machineに次いで辻&海野も黒星スタートという波乱の展開となった。
ブリティッシュタッグリーグ Bブロック(この試合後の状況)
The Velocities 2勝0敗(勝ち点4)
Lykos Gym 1勝1敗(勝ち点2)
The LEGION 0勝1敗(勝ち点0)
Sunshine Machine 0勝1敗(勝ち点0)
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