【RPW】Mayhem2022(2022年5月29日)
- 2022.09.18
- RPW(Revolution Pro Wrestling)
- RPW

2022年5月29日にSt. Noetsで開催されたRPWの興行のレビューです。
参戦選手
参戦選手については別記事でまとめていますので、そちらをご参照ください。
第1試合 Lykos Gym vs Sunshine Machine
Sunday May 29th, the Great British Tag League rolls into St Neots with a rivalry renewed in a town that is no stranger to it!
In Block B it will be LYKOS GYM Vs. British Tag Team Champions SUNSHINE MACHINE
Tickets: https://t.co/Ewuo4FoyVp pic.twitter.com/8T7nObyDHw
— Revolution Pro (@RevProUK) May 16, 2022
Lykos Gym(キッド・ライコス&○キッド・ライコスⅡ)vs Sunshine Machine(チャック・マンボ&●TKクーパー)
ブリティッシュタッグリーグ公式戦。ゴング前に仕掛けたLykos GymがTKクーパー選手を捉え、いきなりゴムパッチン攻撃。次いでマンボ選手にもゴムパッチン攻撃を試みるが、マンボ選手がキッド・ライコスⅡ選手(以下「2号」)と体を入れ替え、逆にキッド・ライコス選手(以下「1号」)にゴムパッチン。Sunshine Machineは2号を集中攻撃する。1号がなかなか入れない状況が続くが、なんとか交代するとこんどはTKクーパー選手が捕まる展開に。目潰しやレフェリーの隙をついた凶器攻撃、そして連携攻撃でLykos Gymが有利に試合を進める。ようやくマンボ選手へのタッチが認められると、マンボ選手は2人を相手に奮闘。ここから両チームがそれぞれ早いタッチワークで一進一退の攻防が続く。そしてSunshine Machineが分断に成功すると、得意の合体技であるデジグネイテッドドライバーを見舞う。しかしこれはカウント2でカットされる。すると2号がTKクーパー選手にローブローを狙うが、これを読んでいたTKクーパー選手が腕を掴んで回避。しかし2号がすかさずまるめこみ、完璧な3カウントを奪った。タッグチャンピオンから殊勲の白星となった。
第2試合 RKJ vs マーク・デイビス
THIS SUNDAY IN ST NEOTS
RKJ VS DUNKZILLA DAVISDoors: 4.15pm Bell Time: 5.15pm
Tickets: https://t.co/Ewuo4FG9MX pic.twitter.com/vHyG8eQM12— Revolution Pro (@RevProUK) May 26, 2022
○RKJ vs ●マーク・デイビス
現在STRONG無差別級タッグ王者のマーク・デイビス選手がシングルで登場。デイビス選手の入場時にいきなりRKJ選手がトペを敢行。そのまま場外、そして会場外での乱闘が続く。そしてRKJ選手がデイビス選手を会場の椅子の背もたれに向かってアトミックドロップの要領で落とし、さらに股間を踏みつける。この時点ではまだ試合開始のゴングがなっておらず、反則は取られない。一瞬デイビス選手がリングインすると、そのタイミングで試合開始。デイビス選手はパワーで押し込むが、RKJ選手はスピードで対抗。しかしボディアタックを幾度となく敢行するも、全てデイビス選手が受け止めてしまう。エルボーを連発しても、デイビス選手のナックル1発でダウン。それでも、ブレーンバスター、デスバレーボムで逆にダウンを奪っていく。最後はトラースキックからフィニッシャーのキシドライバーを見舞い、RKJ選手が勝利した。
第3試合 Destination Everywhere vs ゲイブリエル・キッド&ルーク・ジェイコブス
SUNDAY in St Neots former British Tag Team Champions DESTINATION EVERYWHERE VS GABRIEL KIDD & LUKE JACOBS
This is an intriguing scenario given that both teams will have faced their respective partner in the previous week!
Doors: 4.15pm Bell Time: 5.15pmhttps://t.co/Ewuo4FoyVp pic.twitter.com/VqeonBpnyk
— Revolution Pro (@RevProUK) May 27, 2022
Destination Everywhere(コナー・ミルズ&●マイケル・オク)vs ゲイブリエル・キッド&○ルーク・ジェイコブス
ゲイブリエル・キッド選手が2日前にシングルマッチを行ったルーク・ジェイコブス選手とタッグを結成。対戦相手はブリティッシュタッグリーグ2021覇者のDestination Everywhereの両者。ミルズ選手とオク選手は5月22日にブリティッシュクルーザー級を争ったばかり。まだわだかまりが残っているのか、以前とは異なり別々に入場。そしてクルーザー級王者のオク選手がリングインしアピールを行なっているところでゲイブ&ジェイコブスが奇襲。ゲイブ&ジェイコブスは即席タッグではあるものの、コンビネーションはまずまず。早いタッチワークで合体攻撃も披露する。試合前半はオク選手が捕まる展開に。コーナーホイップされたオク選手がそのまま頭から場外へ転落。ピクリとも動くことができずゲイブ選手も距離を取りつつ様子を見るが、場外カウント10ギリギリでリングイン。そしてミルズ選手に交代すると、ダブルドロップキックやライオンソルトの連続攻撃で攻め込んでいく。しかし、再びオク選手がリングインするとジェイコブス選手が躍動。ジャーマンスープレックスから串刺しラリアット、コーナーへのブレーンバスター、そしてランニングエアーレイドクラッシュ。これはミルズ選手にカットされる。しかしそのミルズ選手はゲイブ選手のエプロンでのパイルドライバーを食らい、場外でダウン。その間にサンドイッチラリアット、ゲイブ選手のバックドロップ、ジェイコブス選手のスパインバスターがオク選手に決まる。オク選手はなんとかハーフボストンクラブを狙うも、ジェイコブス選手はパワーで回避。そして最後はジェイコブス選手の得意技である走り込んでのラリアットがヒットし、オク選手から3カウントを奪った。タッグチームとしても金星だが、ブリティッシュクルーザー級のタイトルを狙うジェイコブス選手にとってもチャンピオンから直接ピンフォールを奪ったことで大きな勝利となった。試合後、ジェイコブス選手はベルトを乱雑にオク選手に放り投げ、挑戦をアピール。
第4試合 ニンジャ・マック vs カイル・フレッチャー
THIS SUNDAY IN ST NEOTS
NINJA MACK VS KYLE FLETCHERDoors: 4.15pm Bell Time: 5.15pm
Tickets: https://t.co/Ewuo4FoyVp pic.twitter.com/biTRd5AdCb— Revolution Pro (@RevProUK) May 26, 2022
●ニンジャ・マック vs ○カイル・フレッチャー
日本でも人気になったニンジャ・マック選手とエンパイアのカイル・フレッチャー選手のシングルマッチ。身長では圧倒的にフレッチャー選手が上回っておいる。フレッチャー選手はカンフーのような動きでニンジャ選手を挑発。まずニンジャ選手がフレッチャー選手をコーナーに詰め、そして得意の忍者ムーブで歓声を浴びる。それに対しフレッチャー選手は相変わらずカンフー(鷹拳?)のようなムーブで対抗。序盤はニンジャ選手が執拗にヘッドロックを狙う展開。場外へのトペと見せかけ、やはりヘッドロック。そのまま場外戦に。ニンジャ選手がフレッチャー選手を壁にぶつけダウンさせると、壁際の足場をよじのぼっていく。そしてその最上段に立つと、およそ4メートルの高さからボディアタックを狙うが、フレッチャー選手がこれを回避。ニンジャ選手は足から着地したものの大ダメージを受ける。ニンジャ選手は序盤の身軽な動きを奪われ劣勢に。それでも、フレッチャー選手が観客と舌戦を繰り広げている間にニンジャ選手は回復。再びニンジャ殺法を出していく。その勢いもしかしながら長くは続かず、逆にフレッチャー選手から強烈なトペスイシーダを受けてしまう。垂直落下式ブレーンバスターではニアフォール。余裕を見せるフレッチャー選手だが、その隙をついて下からのキック、そしてボディへのチョップを受けて場外へ。すかさずニンジャ選手はサスケスペシャル。リングに戻ると450スプラッシュでフレッチャー選手を追い込んでいく。しかし最後はフレッチャー選手が雪崩式ブレーンバスターからツームストンパイルドライバーで3カウントを奪い、勝利した。
第5試合 The Legion vs The Velocities
この試合はすでに記事にしていますので、そちらをご参照ください。
第6試合 アレックス・ウインザー vs シャンタル・ジョーダン
THIS SUNDAY IN ST NEOTS
ALEX WINDSOR VS CHANTAL JORDANDoors: 4.15pm Bell Time: 5.15pm
Tickets: https://t.co/Ewuo4FoyVp pic.twitter.com/Y2rVOV5x20— Revolution Pro (@RevProUK) May 26, 2022
○アレックス・ウインザー vs ●シャンタル・ジョーダン
ブリティッシュ女子王者のウインザー選手が登場するも、この試合はノンタイトルマッチで行われた。試合開始早々にウインザー選手が放ったフランケンシュタイナーでジョーダン選手が脳天からリングに突き刺さる。しかしすぐに立ち上がるとアームホイップなどを互いにかけあう。ウインザー選手がトペコンヒーロを見舞うと、ジョーダン選手がトペスイシーダと両者が意地で張り合っていく。リングに戻るとジョーダン選手がキックを織り交ぜながらブルーサンダーボムやエアーレイドクラッシュなどでウインザー選手を追い込む。さらに脇固めで苦しめられるも、それをなんとか回避したウインザー選手がメイドインジャパンを繰り出す。ジョーダン選手はカバーを返すことができず、3カウントを奪われた。王者をかなり追い詰めたものの、最後は技の重さの差が目立った試合だった。
第7試合 トニー・デッペン vs ロビーX
THIS SUNDAY IN ST NEOTS
TONY DEPPEN VS ROBBIE XDoors: 4.15pm Bell Time: 5.15pm
Tickets: https://t.co/Ewuo4FoyVp pic.twitter.com/c0uqDhPejj— Revolution Pro (@RevProUK) May 26, 2022
○トニー・デッペン vs ●ロビーX
両者がリングインすると、会場からはロビーX選手へのコールが湧き上がる。デッペン選手はやってられないとばかりに会場外へと引き下がる。しかし試合が始まると両者ジュニアらしい身軽な動きで会場を沸かせていく。ロビーX選手の連続攻撃を受けて場外へエスケープしたデッペン選手は腹いせとばかりに観客の少年が手にしていたロビーX選手のTシャツを奪って放り投げる。これに怒ったロビーX選手はデッペン選手を羽交い締めにしてその少年のもとへ。促された少年がデッペン選手の胸にチョップすると会場からは大歓声。そしてロビーX選手はその少年を抱き上げ、そのままデッペン選手に突進。ロビーX選手のサポートで少年のドロップキックがヒットし、さらに会場は盛り上がる。
リングに戻ると今度はデッペン選手が攻勢に出る。ロープを使った反則まがいの攻撃を続けていく。その合間に先ほどのロビーXファンの少年を挑発していく。その隙をついてロビーX選手がニールキック、ミサイルキックなどで反撃していく。デッペン選手がムーンサルトドロップを剣山で回避すると一進一退の攻防に。デッペン選手のジャンピングニーアタックで両者ダウン。それでもなんとか立ち上がっていくと、エルボーで互いに意地の張り合いを見せていく。ロビーX選手のムーンサルトドロップ、デッペン選手のダブルフットスタンプでも試合は決まらない。ロビーX選手がリバースカナディアンデストロイヤーから得意のエクスクラメーションを狙うも、デッペン選手が身をかがめてこれを回避。そして立ちあがろうとしたロビーX選手に対してデッペン選手のランニングニーアタックがヒットし、そのままカバー。デッペン選手が3カウントを奪い、勝利した。
ブリティッシュタッグリーグBブロックの状況
ブリティッシュタッグリーグ Bブロック
The Velocities 2勝0敗(勝ち点6)
Lykos Gym 1勝1敗(勝ち点3)
The LEGION 0勝1敗(勝ち点0)
Sunshine Machine 0勝1敗(勝ち点0)
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