【RPW】Live at the Guildhall(2022年5月31日)
- 2022.09.19
- RPW(Revolution Pro Wrestling)
- RPW

イギリスのRPWで2022年5月31日に開催されたLive at the Guildhallのレビューです。ブリティッシュタッグリーグ公式戦が行われました。
参戦選手
主な参戦選手についてはこちらの記事にまとめています。
第1試合 海野翔太 vs マッド・カート
この試合の記事はすでに公開していますので、そちらをご参照ください。
第2試合 キラ・キメラ vs マヤ・マシューズ
MAYA MATTHEWS will now go one on one with KIRA CHIMERA
Doors: 6pm l Bell Time 7pm
Tickets: https://t.co/lzSXU6UAkZ pic.twitter.com/DGP1tVgbFM— Revolution Pro (@RevProUK) May 31, 2022
●キラ・キメラ vs ○マヤ・マシューズ
当初はナイトシェイド vs マヤ・マシューズが予定されていたが、ナイトシェイド選手が欠場のためマシューズ選手の対戦相手がキラ・キメラ選手に変更。しかしいずれにせよデビューしたばかりのマシューズ選手にとってはチャレンジマッチ。試合開始直後のキメラ選手のフロントキックでマシューズ選手は悶絶。会場からはマヤコールが起きるも、ボディアタックも受け止められ、有効な攻撃をヒットさせることができない。マシューズ選手がほぼ一方的に攻められる展開だったが、試合中盤にようやくスタナーからスリングブレイドをヒットさせる。キメラ選手はすぐに体勢を整えて反撃し、再びマシューズ選手が劣勢に。そしてキメラ選手はスタナーからスパインバスターで試合を決めにかかる。しかしスパインバスターをマシューズ選手がうまく丸め込み、そのまま3カウントを奪った。マシューズ選手が大金星を得る形となった。
第3試合 ニンジャ・マック vs パリス・デ・シルバ
THIS TUESDAY live from the Portsmouth Guildhall
NINJA MACK VS PARIS DE SILVA
Doors: 6pm l Bell Time 7pm
Tickets: https://t.co/lzSXU6UAkZ pic.twitter.com/rWRH5dF3oM— Revolution Pro (@RevProUK) May 29, 2022
●ニンジャ・マック vs ○パリス・デ・シルバ
イギリスでも人気者となっているニンジャ選手とThe Velocitiesのシルバ選手とのシングルマッチ。共にジュニアの選手らしく素早い動きで会場を沸かせる。互いにティヘラを出すも、両者ともに前転や側転で華麗に対応。ダウンをしてもすぐにヘッドスプリングで跳ね起きるという展開。試合終盤、ニンジャ選手のコークスクリュースプラッシュが決まり、さらにフェニックススプラッシュを狙うもこれは回避される。シルバ選手はDDT、そしてシューティングスタープレスを狙う。しかしニンジャ選手は剣山でこれを回避。すると今度はニンジャ選手のフェニックススプラッシュがヒット。うまく体を入れ替えられ、フォールを奪うことができない。最後はシルバ選手のシューティングスターDDTが決まり、ニンジャ選手から3カウントを奪った。最後は両者ともに忍者ポーズで健闘を讃え、クリーンに試合を終えた。
第4試合 AUSSIE OPEN vs ARROWS OF HUNGARY
THIS TUESDAY live from the Portsmouth Guildhall, Great British Tag League action will see AUSSIE OPEN go up against ARROWS OF HUNGARY in a clash you don’t want to miss!
Doors: 6pm l Bell Time 7pm
Tickets: https://t.co/lzSXU6UAkZ pic.twitter.com/XxGzJpv2Vx
— Revolution Pro (@RevProUK) May 28, 2022
AUSSIE OPEN(マーク・デイビス&○カイル・フレッチャー)vs ARROWS OF HUNGARY(●イカルス&ドーバー)
試合はAUSSIE OPENの奇襲から始まる。開始直後こそ2人がかりでイカルス選手を攻め立てるも、すぐにドーバー選手が復活。コンビネーションパワーボムなどで逆襲。AUSSIE OPENは場外で息を整え、追ってきたARROWS OF HUNGARYを迎撃。声援を背にAUSSIE OPENペースで試合が進む。ARROWS OF HUNGARYはその見た目に反してクリーンな試合運びで徐々に観客からの支持を得ていく。AUSSIE OPENにも劣らないコンビネーションを見せるが、サンドイッチ式で前後から膝を当てていくクロスファイヤーニーで同士討ちとなる。するとすぐにドーバー選手が場外へ落とされ、残されたイカルス選手がAUSSIE OPENの得意技であるコリオリスを食らってしまう。そしてフレッチャー選手が覆いかぶさり、3カウントを奪われた。
第5試合 辻陽太 vs ジュード・ロンドン
この試合の記事はすでに公開していますので、そちらをご参照ください。
第6試合 Destination Everywhere vs Smokin’ Aces
THIS TUESDAY live from the Portsmouth Guildhall, more Great British Tag League action DESTINATION EVERYWHERE start their campaign in a first time clash against SMOKIN’ ACES
Doors: 6pm l Bell Time 7pm
Tickets: https://t.co/lzSXU6UAkZ pic.twitter.com/dGsoWxB3Bw
— Revolution Pro (@RevProUK) May 28, 2022
SMOKIN’ ACES(チャーリー・スターリング&●ニック・ライリー) vs Destination Everywhere(○コナー・ミルズ&マイケル・オク)
ブリティッシュタッグリーグAブロック公式戦。Destination Everywhereは初戦、Smokin’ Acesは2戦目となる。この日もDestination Everywhereは別々に入場。以前と同じ揃いの試合コスチュームを着用しているものの、意識の相違が出てきているのかもしれないという印象を与える。試合序盤から中盤にかけ、相手のSmokin’ Acesが素早いタッチワークと合体攻撃を繰り出していくのに対し、Destination Everywhereはタッグチームとして機能しない。オク選手はタッチを求めるがミルズ選手は合体攻撃を狙ってリングインするなど、微妙に息が合わない様子が窺える。結果、オク選手がローンバトルから脱した後にはミルズ選手がローンバトルを強いられる展開になる。試合後半になるとミルズ選手とスターリング選手のマッチアップに。両者ともコーナーからのラ・ケブラーダで相手のタッグパートナーを排除した後にリング内で対峙していたものの、ライリー選手が早く復活し、再び2vs1になる。Smokin’ Acesは交互にフェイスクラッシャー、タイガードライバー、フライングボディアタックでミルズ選手を痛めつける。ここでライリー選手がカバーするもオク選手がコーナーからのボディアタックでカット。そしてオク選手がスターリング選手を場外でダウンさせると、今度は2人でライリー選手に攻撃。最後はミルズ選手のムーンサルトアタック、オク選手のライオンソルト、そしてミルズ選手の450スプラッシュを立て続けにヒットさせ、ライリー選手から3カウントを奪うことに成功した。試合後、Smokin’ Acesから握手を求められ、Destination Everywhereはそれに応じる。
第7試合 ゲイブリエル・キッド vs トニー・デッペン
THIS TUESDAY live from the Portsmouth Guildhall
GABRIEL KIDD VS TONY DEPPEN
Doors: 6pm l Bell Time 7pm
Tickets: https://t.co/lzSXU6UAkZ pic.twitter.com/HvfXoJUj2p
— Revolution Pro (@RevProUK) May 29, 2022
○ゲイブリエル・キッド vs ●トニー・デッペン
ゲイブ選手がこの日のメインイベントに登場。ゲイブ選手はNJPWジャージを羽織って登場。入場時に少年ファンを蹴るそぶるを見せるなどヒールムーブを繰り返すデッペン選手に大きなブーイングが浴びせられるのに対し、ゲイブ選手には大歓声。ゲイブ選手は腕や首をとってグラウンドレスリングを仕掛ける。デッペン選手もそれに対抗しようと試みるも、レスリング技術では完全にゲイブ選手が上回る。会場からは大ゲイブリエルコールが起こる。デッペン選手は試合では明らかな反則攻撃を出さないものの、完全にアウェー状態。試合中もたびたびブーイングを浴びる。デッペン選手は中盤からゲイブ選手の右腕に攻撃を集中させる。ゲイブ選手が逆水平チョップを狙うもそれを両腕でキャッチ。そのままアームブリーカーへと移行する。デッペン選手はこの逆水平チョップをかなり警戒している様子がわかる。しかし場外でそのチョップを食らってしまうと、ゲイブ選手がデッペン選手を羽交い締めに。そして、デッペン選手にちょっかいを受けていた少年にゲイブ選手が促すと、少年がデッペン選手の胸にチョップ。さらにゲイブ選手がその少年を抱え上げ、デッペン選手に向かってダッシュ。少年のドロップキックが決まる。
リングに戻るとデッペン選手の反撃。腕を取るとザック選手ばりのオーバーヘッドキック。しかしゲイブ選手は雄叫びを上げて立ち上がるとボストンクラブ。最後はチョップとエルボー、ラリアットの応酬となり、一瞬の隙をついてゲイブ選手が放ったツームストンパイルドライバーがクリーンヒットする。ゲイブ選手がデッペン選手から勝利をもぎ取った。
ブリティッシュタッグリーグ Aブロックの状況
AUSSIE OPEN 2勝0敗(勝ち点6)
Smokin’ Aces 0勝2敗(勝ち点0)
Arrows of Hungary 0勝1敗(勝ち点0)
Destination Everywhere 1勝0敗(勝ち点2)
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