RoyalQuestに登場するRPWの選手紹介

RoyalQuestに登場するRPWの選手紹介

2022年10月1日、2日にロンドンで開催されるRoyalQuestのカードが発表されました。この大会にRPWを代表する選手らも登場します。日本では馴染みのない選手も多いですので、ここで改めて情報をまとめておきたいと思います。

ダン・モロニー

モロニー選手は1日目の第1試合でゲイブリエル・キッド選手とシングルマッチを行います。公称は178センチ95キロですので、ジュニアではあるもののヘビー級に近い体型といえるでしょう。RPWではユニット無所属のヒールでしたが、ここ最近はリー・ハンター選手とタッグを組む機会が増えています。得意技はスピアー、そしてフィニッシュホールドはドリラです。ドリラという技はブロディ・キング選手のゴンゾボムと同じ形の技で、パワーボムの要領で相手を持ち上げておいて、最後はドリルアホールパイルドライバーの形で落とす技です。下の動画で赤いショートタイツを履いているのがモロニー選手ですが、この試合もドリラでフィニッシュでした。

ギデオン・グレイ

グレイ選手はバーニングスピリットのシリーズに参戦しており、Twitterでも可愛いアピールをしていたことから日本のファンにもよく知られるようになりました。しかしそれはRPWで見せる姿とは全く異なったものです。今回は新日本主催とはいえイギリスで開催されるということもあり、グレイ選手がどちらの顔を見せるかに注目が集まります。おそらくイギリスでの本来の姿を見せてくれるものと期待しています。

グレイ選手の年齢などは不明ですが、レスラーとしてのキャリアは10年ほどです。イギリスの他団体にも参戦していたことがあるようですが、現在はRPW専属といっていいかと思います。RPWでは主に解説者として登場しますが、THE LEGIONのメンバーの試合になるとリングアナウンサー兼悪徳マネージャーになります。そしてレスラーとしては1ヶ月に1〜2回程度の参戦に留まっています。しかしRPWの興行の際には必ずどこかにはいますので、ある意味ではRPWの顔ともいえる人物です。プロレスラーとしては特筆すべき点はありませんが、レフェリーの隙をついてケインでの攻撃をすることで勝利を収めることもあります。セコンドについている時にはそのケインを絶妙のタイミングで差し入れてきます。

下の動画は試合のものではありませんが、グレイ選手の姿をよく表しています。冒頭で海野選手に対して笑顔で話しかけている姿は日本での姿と重なる部分があります。しかし動画の中盤でルシアン・フィリップス選手が海野選手を急襲した後のグレイ選手の顔はまさにRPWでの姿です。

リッキー・ナイトJr.

リッキー・ナイトJr.選手はRKJというニックネームでよく知られています。RKJ選手についての記事は最近公開していますので、そちらも併せてご参照ください。

【PRW】海野がブリティッシュヘビー級王座に挑戦決定!対戦相手のRKJとは?

RKJ選手は183センチ86キロと小柄な選手です。また、22歳とまだ若い選手です。8月21日はオスプレイ選手を破ってブリティッシュヘビー級王座を獲得しました。RPWのエース格のレスラーで、人気も抜群です。得意のムーブはレインメーカーからのメイドインジャパンです。その後にフィニッシュホールドのキシドライバーに持ち込むパターンが多いです。キシドライバーは相手を槍投げの態勢で肩に担ぎ、頭から前にパイルドライバーのような形で落とす技です。下の動画でショートタイツを履いているのがRKJ選手です。なお、対戦相手は実父のロイ・ナイト選手です。

マイケル・オク

マイケル・オク選手はRKJ選手と並びRPWのエース格のレスラーです。182センチ80キロと細身の選手で、長らくブリティッシュクルーザー級王座を保持していました。ライオンソルトやフロッグスプラッシュのような空中殺法も得意としているのですが、フィニッシュホールドはハーフボストンクラブです。なかなか決まらない時は、技を仕掛けられている相手の背中とオク選手の背中がピッタリとくっつくほど足を搾り上げます。下の動画の試合でも最大限まで膝を絞り上げて勝利しています。

ロビー・エックス

ロビー・エックス選手は168センチ67キロという、ジュニアの中でも小柄な体型です。RPWではRKJ選手、マイケル・オク選手と並んで人気のある選手です。見た目は年齢不詳ですが、現在は27歳のようです。とにかく身軽な選手で、小気味良い動きをします。フィニッシュホールドはエクスクラメーションという技ですが、これはハンドスプリング式スタナーです。RPWマットではシングルで登場する機会が多く、特定のタッグパートナーはいません。RoyalQuestの2日目でマイケル・オク選手とタッグを結成しますが、この両者が過去にタッグを組んだのはおそらく1回だけしかありません。

The Young Guns

ルーク・ジェイコブス

The Young Gunsのタッグで登場するルーク・ジェイコブス選手は現在のブリティッシュクルーザー級王者です。長期政権を築いていたマイケル・オク選手から2022年8月にベルトを奪取しました。クルーザー級の選手ですが、かなりぽっちゃりした見た目です。そのため、軽い動きや空中殺法を連発するようなスタイルではなく、テクニック重視でクラシックなレスリングを展開します。得意技はラリアットです。なお、RPWでシングルで登場する際にはノースウェストストロングというユニットのコスチュームで登場します。

イーサン・アレン

ルーク・ジェイコブス選手のタッグパートナーのイーサン・アレン選手はここしばらくRPWマットから離れていました。他団体のリングにも上がっていませんでしたので、怪我で欠場していたのかもしれません。オスプレイ選手がユナイテッドエンパイアの新メンバー投入を仄めかしていた時期、オスプレイ選手に近いていたのがThe Young Gunsでした。下の動画はDestination Everywhere(マイケル・オク&コナー・ミルズ)vs The Young Gunsの試合です。

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