【RPW】海野と辻の完全決着戦?両者がストラップマッチで激突(2022年8月20日)
- 2022.10.11
- RPW(Revolution Pro Wrestling)
- RPW, 海野翔太, 辻陽太

2022年8月20日に開催されたRPW10周年大会1日目に注目すべき試合が組まれました。完全決着をつけるべく、海野翔太選手と辻陽太選手がストラップマッチで対戦しました。
海野と辻のストーリー
RPWにおける海野選手と辻選手の関係はこれまでもまとめてきていますので、ここでは直近の流れだけ簡単に紹介しておきます。ブリティッシュタッグリーグにTHE LEGIONとしてエントリーした両者でしたが(海野選手はこの期間中限定のメンバー)、公式戦を終えた7月3日の試合後、突如として辻選手が海野選手を裏切りました。
【RPW】辻陽太、裏切りのスリングブレイドで海野と完全決別へ(2022年7月3日)
因縁が深まった両者は7月23日にシングルマッチで対戦しています。ここで辻選手は海野選手から完璧な3カウントを奪って勝利しました。
【RPW】それぞれの道を歩み始めた海野と辻の一騎打ち(2022年7月23日)
そして今回、10周年記念大会で再び両者のシングルマッチが組まれたということになります。
海野 vs 辻の行方は?
最初に入場してきたのは辻選手。いつものようにギデオン・グレイ氏がマイクを持ってコール。そして4つのコーナーをタッチするというルールもグレイ氏が説明。そして辻選手はTHE LEGIONのルシアン・フィリップス選手を伴い、グレイ氏の待つリングに笑顔でリングイン。一方の海野選手はゲートから独りで登場。すかさずフィリップス選手が襲い掛かるが、舞台上でデスライダーを見舞って排除する。海野選手はそのままダッシュでリングイン。いきなり辻選手に馬乗りになって殴りつける。ここはレフェリー、そしてグレイ氏が両者を分け、レフェリーが海野選手の左手首にストラップをセットして試合開始。
まずは両者がストラップを引っ張り合い、リング中央で対峙。エルボー合戦となる。エルボーの隙をついて辻選手がハイキックを狙うが、海野選手は全てそれを回避する。そして辻選手の動きを利用し、ストラップを辻選手に巻き付けることに成功。辻選手は動きが制限される。そこでボディスラムで投げつけてから、うつ伏せの辻選手の背中にストラップを打ち付ける。エプロンに上がって抗議してきたグレイ氏もエルボーで排除すると、場外でストラップを利用して辻選手を鉄柱にぶつける。
リングに戻ると、互いに行動範囲が制限された中でタックルやドロップキックを打ち合う。すると辻選手が海野選手の首にストラップを巻き付けて首を絞めていくが、これは反則カウントが取られる。しかし辻選手は執拗にチョークを狙う。そして海野選手の首にストラップを巻き付けたままトップロープから場外へ放り出し、首吊り葬に。そして辻選手はコーナータッチを試みるが、これは海野選手がストラップを引っ張って阻止。飛びつきDDTで反撃する。
今度は海野選手がストラップを拳に巻き、辻選手を殴りつける。しかしロープに振った辻選手をグレイ氏が抱えて止めると、辻選手のペースになる。ブルーサンダーボムとアバランシュホールドで海野選手をダウンさせると、コーナーを1つずつタッチしていく。2つ目にタッチしたところで、辻選手はリング中央でダウンしている海野選手の元に歩み寄り挑発。そしてそのまま3つ目のコーナーへと向かうが、海野選手がストラップを引っ張って阻止。それでも無理やり前進しようとするが、海野選手が勢いよくストラップを引っ張ると辻選手の股間にストラップがクリーンヒット。そしてジャンピングハイキック、リバースネックブリーカー、ブラッディーサンデーと連発。そして辻選手を抱えたまま、ゆっくりとコーナーにタッチしていく。順調に3つ目までタッチをし、海野選手は最後のコーナーへと向かう。すると、グレイ氏がレフェリーの足を引っ張りダウンさせると、海野選手が転がったレフェリーに足を取られて倒れてしまう。海野選手はレフェリーに抗議、レフェリーはグレイ氏に文句を言うがグレイ氏は知らんぷり。
気を取り直した海野選手はデスライダーを狙うもこれは回避される。すると逆に強烈なスピアーを受けてしまう。辻選手は海野選手の首にストラップを巻き付けると、何度もフェイスクラッシャーを見舞う。そしてを肩にかけ、まるでプレゼントを運ぶサンタクロースのようにして海野選手を引きずりながらコーナーにタッチしていく。海野選手は後ろ向きに引きずられる形になるが、辻選手の動きに合わせて同じようにコーナーにタッチをしていく。そして4つ目のコーナーを目前に勝利を確信してアピールをした辻選手に対し、海野選手がストラップを使って一本背負のような形で放り投げる。海野選手は辻選手を引きずり起こし、デスライダーを見舞う。完全にダウンした辻選手を尻目に、海野選手は残された4番目のコーナーポストにタッチ。レフェリーが海野選手の勝利を宣言した。
Watching @tsuji_njpw strangle @Shooter_us was brutal & heartbreaking given how their relationship has turned… Watching Shooter ride @LordGideonGrey like a bucking bronco, well that was simply hilarious! #RevPro pic.twitter.com/Y6fnPkBneP
— Dave The Mark (@davethemark) August 20, 2022
グレイ氏へのお仕置き
勝利者コールがされている間、場外ではグレイ氏が悔しそうにエプロンを叩く。そして舞台上でノビていたフィリップス選手が戻ってきて辻選手を介抱。完全にノックアウトされた辻選手を肩の上に担ぎ上げたまま花道を下がる。するとグレイ氏が腹いせとばかりにストラップを手にして海野選手の一撃。しかしながらグレイ氏の攻撃は全く効かない。仁王立ちの海野選手に恐れをなしてグレイ氏が引き下がっていくが、そのままで帰ることが許されなかった。海野選手は無理やりグレイ氏をリング内に戻すと、グレイ氏の背中にまたがってストラップで尻を打つ。さらに仕上げのデスライダーも食らい、グレイ氏はリング上で大の字に。そして海野選手は歓声を受けながら花道を下がっていった。
Well that happened… @Shooter_us def. @tsuji_njpw in the strap match and @LordGideonGrey tried to gain some revenge for the Legion… #RevPro #AnniversaryX @RevProUK pic.twitter.com/LGsanJYoZt
— Rob Poulloin (@RobPoulloin) August 20, 2022
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