【RPW】Live in Southampton 20(2022年10月9日)

【RPW】Live in Southampton 20(2022年10月9日)

2022年10月9日にイギリスのサウサンプトンにて開催されたRPWの大会のレビューです。この日のメインではゲイブリエル・キッド選手がブリティッシュヘビー級王座に挑戦しています。

参戦選手

主な参戦選手についてはこちらの記事にまとめています。

RPW参戦選手の紹介

リッキーナイトJr選手の家族がモデルとなった映画「ファイティング・ファミリー」

第1試合 レミ・アデトゥンジ vs ショーン・ジャクソン

●レミ・アデトゥンジ vs ○ショーン・ジャクソン

RPWのヤングライオンにあたるコンテンダーディビジョンに位置付けられるアデトゥンジ選手が元コンテンダーディビジョンのジャクソン選手とシングルマッチで激突。現在3人いるコンテンダーディビジョンの選手の中で最も体が仕上がっているのがアデトゥンジ選手。少したるんだ体のジャクソン選手とは対照的に筋肉が隆起している。

クリーンに試合を始めようと手を差し出したアデトゥンジ選手だったが、ジャクソン選手はそれに応じず、荒々しい攻撃を繰り出す。体のバネや俊敏さ、パワーでは圧倒的にアデトゥンジ選手が上回っているが、ラフ攻撃を交えたジャクソン選手がうまく試合を運んでいく。ラリアット2連発からエクスプロイダー、そしてサイドスープレックスとアデトゥンジ選手が連続攻撃を見舞うも、攻めているはずのアデトゥンジ選手の息が荒くなってくる。攻め疲れの様子が見えたアデトゥンジ選手に対し、ジャクソン選手は一本背負い、そしてとどめのジャクソンフォールズ(ダークネスフォールズのような技)でフォール勝ちを収めた。

第2試合 Greedy Souls vs サミュエル・ホーキース&キャメロン・カイ

Greedy Souls(ブレンダン・ホワイト&○ダニー・ジョーンズ)vs ●サミュエル・ホークス&キャメロン・カイ

ホワイト&ジョーンズの2人はタッグチームGreedy Soulsとして7月にRPWマットに登場して以来、3回目の登場。対戦相手のホーキース&カイはまだ若いレスラーで体格も2回りほど小さい。試合序盤はホークス&カイがスピードと勢いに任せてがむしゃらに攻め続ける。しかしいったん捕まってしまうとなかなか反撃のチャンスが巡ってこない。そして最後はホークス選手がGreedy Soulsの2人からパワーボム、ジャーマンスープレックス、そして合体のブラックホールスラムを受け、3カウントを奪われた。


第3試合 辻陽太 vs ロビー・エックス

この試合の記事は既に公開していますので、そちらをご参照ください。

 

【RPW】ロビー・エックス相手に辻がパワーで圧倒!(2022年10月9日)

第4試合 マヤ・マシューズ vs サファイア・リード

マヤ・マシューズ vs ●サファイア・リード

まだ若い2人の女子レスラーによるシングルマッチ。おそらく両者ともポーツマスのレスリングスクールの出身。スープレックスのブリッジが崩れたり丸め込みが丸め込めなかったりと両者とも技術的に未熟な面も垣間見えるが、互いに気持ちをぶつけ合う。少しキャリアの長いリード選手がラフ攻撃でブーイングを浴びる一方、マシューズ選手はドロップキックや得意のスリングブレイドで観客を沸かせる。リード選手は投げっぱなしジャーマンを連発していく。そして三発目を狙ったところでマシューズ選手が前方回転エビ固めで切り返し、完璧な3カウントを奪った。

第5試合  マイケル・オク vs ウィル・ケイヴン

●マイケル・オク vs ○ウィル・ケイヴン

パートナーのコナー・ミルズ選手に裏切られてからは精細を欠いているオク選手がケイヴン選手とのシングルマッチに挑んだ。しかしこの日の登場シーンは以前のように元気な姿を見せていた。笑顔で観客と触れ合い、リング上でもしっかりとアピールをする姿からは、すでに精神的に立ち直ったかのように見える。

試合が開始すると、オク選手の試合前の元気が嘘のように苦しめられる。ケイヴン選手はミサイルキックなどの派手な技だけでなく、ネックロックのような地味な技も織り交ぜつつオク選手を攻め込む。オク選手も空中殺法で反撃し、得意のハーフボストンクラブに持ち込むがこれはロープエスケープされる。そしてブレイクした直後に下から突き上げるように尻を蹴られ、オク選手はコーナー奥の鉄柱に肩を痛打。続け様にケイヴン選手はコーナーのターンバックルを使ったネックロックを見舞う。そして得意のパッケージドライバーでフィニッシュを狙うが、これはギリギリで返される。

その後は一進一退の攻防が続くが、ハーフボストンクラブを狙ったオク選手にケイヴン選手が唾を吐きかけたことでオク選手が激昂。レフェリーの生死にも関わらずコーナーのケイヴン選手を痛めつける。そしてフラフラと立ち上がってきたケイヴン選手の股間を蹴り上げたのを確認し、レフェリーが反則裁定。オク選手の反則負けとなった。

第6試合 リッキー・ナイトJr vs ゲイブリエル・キッド

この試合の記事は既に公開していますので、そちらをご参照ください。

 

【RPW】ゲイブリエル・キッドがブリティッシュヘビーに挑戦!次期チャレンジャーはあの選手!(2022年10月9日)

 

人気ブログランキング参加中!クリックで応援していただけましたら嬉しいです。


プロレスランキング

プロレス深夜特急の続編!おすすめです。