【RPW】British J Cup 2022(2022年10月22日)

【RPW】British J Cup 2022(2022年10月22日)

イギリスのRPWブリティッシュJカップが昨年に引き続いて開催されました。British J Cup 2022はワンナイトで行われ、決勝は4WAYマッチとなりました。

参戦選手

主な参戦選手についてはこちらの記事にまとめています。

RPW参戦選手の紹介

リッキーナイトJr選手の家族がモデルとなった映画「ファイティング・ファミリー」

ブリティッシュJカップとは

ブリティッシュJカップはRPWで2017年から開催されているジュニアヘビー級のカップ戦です。RPWと新日本プロレスは2015年に提携を結び、そしてスーパーJカップのコンセプトをベースとしてブリティッシュJカップが行われるようになりました。過去の優勝者、エントリーしたレスラーは以下の通りです。

2017年 優勝:獣神サンダーライガー(エントリー[太字は決勝4WAY進出]:ジョシュ・ボドム、カイル・オライリー、マーティー・スカルウィル・オスプレイ、田口隆祐、タイガーマスク、KUSHIDA)

2018年 優勝:エル・ファンタズモ(エントリー[太字は決勝4WAY進出]:バンディード、キップ・セイビアン、ディーン・オールマーク、デイビッド・スタール、クリス・リッジウェイ、リッチ・スワン、フラミータ、田口隆祐、KUSHIDA、タイガーマスク、SHO、ロッキー・ロメロ、獣神サンダーライガー、カイル・フレッチャー)

2019年 優勝:マイケル・オク(エントリー[太字は決勝4WAY進出]:センザ・ボルト、エル・バルバロ・カベルナリオ、PAC、アメージング・レッド、ロッキー・ロメロ、エル・ファンタズモ、ロビー・イーグルス

2021年 優勝:マイク・ベイリー(エントリー[太字は決勝4WAY進出]:LJクリアリー、コナー・ミルズ、JJゲイル、ルーク・ジェイコブス、ロビー・エックス、キッド・ライコス、マイケル・オク

第1試合 ロビー・エックス vs コナー・ミルズ

ロビー・エックス vs ●コナー・ミルズ

両者共に2年連続のエントリーとなった。ミルズ選手は新コスチュームで登場。これまではマイケル・オク選手とのタッグチームDestination Everywhereの揃いの柄のショートタイツだったが、この試合から黒をベースとしたショートタイツに変更した。会場からはブーイングも目立つ。一方のロビー・エックス選手はRPWで人気のレスラーのため、会場の声援は圧倒的にロビー・エックス選手に集中する。

試合はラフ殺法を織り交ぜたミルズ選手が有利な展開が続く。トビー・エックス選手得意のエクスクラメーションもラリアットで迎撃されてしまう。さらにキックを受けたロビー・エックス選手は大の字に倒れたまま微動たりもしない。ここでミルズ選手が挑発的な態度を見せながら、元パートナーのマイケル・オク選手のフィニッシュホールドであるハーフボストンクラブの体勢に入る。しかしこの一瞬の隙をつき、ロビー・エックス選手がミルズ選手を丸め込む。突然の反撃に戸惑ったのか、ミルズ選手はこれを跳ね返すことができず、3カウントを奪われた。この試合に勝利したロビー・エックス選手は決勝の4WAYマッチ出場の権利を手にした。

第2試合 リー・ハンター vs マイケル・オク

リー・ハンター vs ●マイケル・オク

2019年以来2回目の優勝を狙うオク選手が登場。ゲートから姿を見せた瞬間、背後から元パートナーのコナー・ミルズ選手がいきなり襲い掛かる。オク選手のジャケットを使ったチョーク攻撃、そして舞台上でのバーニングカッターでオク選手は完全にグロッキー状態。ミルズ選手はオク選手を抱え上げ、無理やりリングに放り込む。そしてさらにランニングフロントキックを見舞って退場。そのタイミングで対戦相手のリー・ハンター選手がゲートから登場する。満面の笑みでミルズ選手を迎え入れ、握手をしてからリングへ向かう。そしれレフェリーに早く試合開始のゴングを鳴らすように要請する。レフェリーはオク選手の容態を確認し、試合開始のゴングを要請。ミルズ選手はすかさずトラースキック、そしてペディグリーからカバー。これはなんとかオク選手がカウント2で肩を上げる。フラフラのオク選手もなんとか反撃を試みるが、やはり試合前のダメージが大きかった。最後は一瞬の隙をついてハンター選手がエビ固め。両足をロープに引っ掛けてのカバーだったが、レフェリーはその反則行為に気づかずに3カウントを数えた。 試合は5分足らずのスピード決着となった。

第3試合 ルーク・ジェイコブス vs ウィル・ケイヴン

●ルーク・ジェイコブス vs ○ウィル・ケイヴン

ブリティッシュクルーザー級王者のジェイコブスの対戦相手は若いケイヴン選手。しかしケイヴン選手は元ブリティッシュクルーザー級王者のオク選手に2連勝を収めて勢いに乗っている。ジェイコブス選手は右肘を故障しており、白いサポーターを巻いている。ケイヴン選手はその腕を狙っていく。序盤はなんとか腕攻めをうまくやり過ごしていたジェイコブス選手だったが、コーナーポストを使ったアームブリーカーで大ダメージを受けて動きが止まる。場外でもイスを使って腕を攻撃されたジェイコブス選手はそれでも得意のラリアットを放っていく。顔を歪めながらチョップやエルボーも見舞うが、その腕を取られて脇固めを食らう。これはなんとかエスケープに成功したが、試合は完全にケイヴン選手のペース。最後は走り込んでラリアットを放ったジェイコブス選手が腕を抱えてうずくまり、逆にケイヴン選手が得意のリーガルプレックスバックブリーカーで3カウントを奪って勝利。決勝線への進出を決めた。

第4試合 レオン・スレーター vs リオ・ラッシュ

○レオン・スレーター vs ●リオ・ラッシュ

今回のブリティッシュJカップにエントリーされたレスラーの中で最大の目玉がリオ・ラッシュ選手。決勝戦への最後の1枠を巡り、現在売り出し中の若手レスラーであるレオン・スレーター選手と対戦。最初に登場したスレーター選手は元気一杯に観客の間を駆け巡り、ファンサービスを行う。エントリーされた8人の中で最後に登場したリオ・ラッシュ選手は悠然と登場。会場はスレーター選手への歓声が大半を占めるという完全アウェー状態のリオ選手だが、 試合は握手からはじまった。この両者らしく、試合はスピード感にあふれたものとなる。その素早い攻防は試合終盤まで続けられた。最後はリオ・ラッシュ選手が高速スピアーからフロッグスプラッシュをヒットさせると、その技の勢いを利用してスレーター選手が丸め込み、逆転で3カウントを奪った。リオ・ラッシュ選手はほぼ勝利を手中にしていたが、一瞬の隙を突かれた形となった。

リオ・ラッシュ選手は納得のいかない表情を見せるが、試合後はガッチリと握手をして健闘を讃えた。

第5試合 The Legion vs RKJ&エディ・デニス&マッド・カート

この試合の記事はすでに公開してますので、そちらをご参照ください。

The Legionに新メンバー登場!辻が最初で最後のトリオ結成(2022年10月22日)

第6試合 鈴木みのる vs ダン・モロニー

鈴木みのる vs ●ダン・モロニー

イギリスでも圧倒的な人気を誇る鈴木選手がセミファイナルに登場。対戦相手はヒールレスラーのモロニー選手。試合前のアピール合戦では、モロニー選手がコーナーに上ってポーズを決めるも大ブーイング。一方の鈴木選手が軽く手を挙げると大歓声という対照的な反応。

試合開始直後から関節の取り合い、そして場外でのチョップ合戦で鈴木選手は優位に立つ。モロニー選手からチョップを受けるも鈴木選手は無反応。しかし鈴木選手のチョップを受けたモロニー選手はその場に倒れ込む。チョップ合戦では不利だと悟ったモロニー選手はスピードで撹乱させようとする。それでもすぐに鈴木選手に捕まり、攻撃が途切れてしまう。モロニー選手最大のチャンスは、ゴッチ式パイルドライバーをリバーススープレックスで返し、ドロップキック、そして得意のスピアーを決めていったシーン。ここで得意のドリラの体勢まで持ち込むが、鈴木選手は体を入れ替えるとスリーパー、そしてゴッチ式パイルドライバーのフルコースを決める。最後まで検討したモロニー選手だが、この攻撃を返すことができず、3カウントを奪われてしまった。

試合後、鈴木選手は会場を巡り、ファンとハイタッチ。会場からの「風になれ」のコールと共に会場を後にした。

第7試合 ブリティッシュJカップ2022決勝戦 4WAYマッチ

この日の試合で勝利した4人が登場し、4WAYエリミネーションマッチで決勝戦が行われた。ロビー・エックス選手、リー・ハンター選手、ウィル・ケイヴン選手、そしてレオン・スレーター選手の順にリングイン。歓声はレオン・スレーター選手とロビー・エックス選手に集中。試合が開始するとその顔合わせはやはりベビーフェイスのロビー・エックス&レオンスレーターとヒールよりのウィル・ケイヴン&リー・ハンターという構図になる。しかしこれは4WAYマッチ。瞬間瞬間では手を組むも3人全員が対戦相手。ロビー・エックス選手もスレーター選手に気を許すことなく、隙あらばピンフォールを取ろうと牙を剥く。一方のヒールの2人は互いに攻撃し合うことなく、まるでタッグチームのように協力し合いながら試合を進める。

最初に脱落したのはスレーター選手。場外の3人に対してコーナー越えのトペコンヒーロを見舞うと、ロビー・エックス選手をリングに上げて450スプラッシュ。そしてカバーに入るも、そこをケイヴン選手に捕まる。ドリルアホールパイルドライバーを受け、スレーター選手が3カウントを奪われた。

危機を脱したロビー・エックス選手だが、残ったのはヒールの2人。思うように攻撃を仕掛けることができず、一方的に相手の技を喰らってしまう。しかしケイヴン選手を場外に落として両者をうまく分断する。リー・ハンター選手をコーナーに上げると、ロビー・エックス選手は雪崩式リバースフランケンシュタイナー、そして得意のエクスクラメーション。不利な状況からロビー・エックス選手がリー・ハンター選手からフォールを奪った。

最後に残ったのがロビー・エックス選手とウィル・ケイヴン選手の2人。ロビー・エックス選手はすでに体力も限界に達しているが、熨斗紙からライガーボム、さらにその場飛びシューティングスタープレスを狙うが、これは剣山に阻まれる。するとケイヴン選手がコーナーを使ったネックブリーカー、エプロンでのドラゴンスープレックス、そしてリング上でのドラゴンスープレックスホールドで勝利を狙うが、かろうじてロビー・エックス選手が肩を上げる。場外の舞台上で垂直落下式ブレーンバスターも受けてしまったロビー・エックス選手が虫の息となるが、最後に勝利を手にしたのはロビー・エックス選手。ケイヴン選手の攻撃を耐えると、ダイビングボディプレスを狙ったスレーター選手をスタナーで迎撃。そしてエクスクラメーションをヒットさせ、さらに追撃でTime Bomb IIのような形で落とす。ロビー・エックス選手はそのまま押さえ込み、見事に3カウントを奪うことに成功した。

○ウィル・ケイヴン × ●レオン・スレーター

○ロビー・エックス × ●リー・ハンター

○ロビー・エックス × ●ウィル・ケイヴン

 

ロビー・エックス選手は優勝トロフィーを受け取るが、まだ信じられないといった表情。花道奥の舞台にはマイケル・オク選手、エディ・デニス選手、マッド・カート選手、レオン・スレーター選手、RKJ選手が一列に並び、ロビー・エックス選手に賞賛の拍手。するとブリティッシュクルーザー級王者のルーク・ジェイコブス選手がその間を抜け、リングイン。ベルトを掲げて見せつけるが、ロビー・エックス選手も対抗して優勝トロフィーを見せつけた。

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