The Legionに新メンバー登場！辻が最初で最後のトリオ結成（2022年10月22日）

ブリティッシュJカップが開催されたこの日のRPWの大会で、辻選手は6人タッグに登場しました。The Legionの総帥であるギデオン・グレイ氏が新日本参戦で留守にすることが多くなったこともあり、この日からThe Legionに新メンバーが登場しました。

1. 新メンバーの投入
2. The Legion vs RKJ＆エディ・デニス＆マッド・カート

新メンバーの投入

RPWに参戦し始めてから辻選手の傍には良くも悪くもギデオン・グレイ氏が寄り添っていました。辻選手は2021年9月にRPWデビューを果たし、11月にThe Legion入りしました。当初は心ここに在らずで全くThe Legionに染まろうとしなかった辻選手ですが、2022年7月に海野選手を裏切ったことでようやく心も体もThe Legionとなりました。そして海野選手とは8月のストラップマッチで区切りをつけました。ちょうどそれと前後するタイミングでギデオン・グレイ氏が新日本に参戦することになりました。まるで辻選手がヒールレスラーとして一本立ちするのを見届け、自らは新日本のリングに軸足を移し始めたような印象を与えます。

しかし、この日の試合前、ビデオメッセージという形で久しぶりにRPWの会場にグレイ氏が姿を見せました。

要約すると、自分はオーカーンのエンパイアに手を貸すために日本にいるので、The Legionに新メンバーを投入するというものでした。そして、ネイサン・クルス選手が新メンバーとしてこの日のリングに上がりました。

The Legion vs RKJ＆エディ・デニス＆マッド・カート

試合に先立ち、来日中のギデオン・グレイ氏からのメッセージが流され、辻選手、フィリップス選手は新メンバーのネイサン・クルス選手を伴って登場。リングアナウンサーからコールを受けている間、辻選手はリングアナウンサーの傍で満面の笑みを見せながら扇子であおいでやる。リングアナウンサーのフランチェスカさんはコールを終えると、二度に渡り辻選手と笑顔で視線を合わせて微笑みを交わす。

次いで登場してきたのは8月にグレイ氏を叩きのめしてThe Legionと遺恨が募るデニス選手。さらにマッド・カート選手、リッキー・ナイトJr（RKJ）選手と１人ずつ順番に登場。カート選手はフランチェスカさんからマイクを奪い、ノリノリでRKJ選手のコールを行う。そして登場曲に合わせてマイクで熱唱。フィリップス選手とクルス選手が突っかかろうとする中で辻選手だけは落ち着いて余裕の表情を見せる。

先発はクルス選手とカート選手。力比べをしようとするも、細身のコミックレスラーであるカート選手は相手にならない。そして手首を極められて悲鳴をあげる。相変わらず打たれ弱いカート選手だが、それでもデニス選手やRKJ選手がうまくサポートをして試合を作る。というよりは、デニス選手とRKJ選手がカート選手を狂気がわりに使う。ボディスラムやパワーボムで相手にぶつけ、相手にダメージを与えていく。

試合中盤にRKJ選手が足を痛めると、デニス選手が奮闘。相手チームの3人を場外に落とし、さらに観客を煽ってトペを敢行しようとする。しかしカート選手が突然割って入ると、自らが武器となることを志願。そしてデニス選手がカート選手を高々と持ち上げると、そのまま場外のThe Legionトリオに放り投げる。しかし、デニス選手の奮闘も長く続かなかった。辻選手とフィリップス選手がダブルでアラバマボムを見舞うと、クルス選手がダイビングヘッドバット。そしてすかさず辻選手が押さえ込み、デニス選手から3カウントを奪いThe Legionに勝利をもたらした。

勝ち名乗りを受けた辻選手は振り向くことなく一直線に退場。リング上ではデニス選手がカート選手に不満をぶつける様子も見られたが、最後はグータッチで和解した。

人気ブログランキング参加中！クリックで応援していただけましたら嬉しいです。

プロレスランキング