【RPW】Live in Southampton 21(2022年12月11日)

【RPW】Live in Southampton 21(2022年12月11日)

12月11日にサウサンプトンで開催されたRPWの大会レビューです。この大会のメインではベビーフェイス軍団 vs ヒール軍団のイリミネーションマッチが行われました。

参戦選手

主な参戦選手についてはこちらの記事にまとめています。

RPW参戦選手の紹介(2021-2022)

なお、ナイトファミリーについては映画化もされています。

リッキーナイトJr選手の家族がモデルとなった映画「ファイティング・ファミリー」

第1試合 ショーン・ジャクソン vs JJゲイル

ショーン・ジャクソン vs ●JJゲイル

2022年10月9日のサウサンプトン大会で久しぶりにRPWマットに登場した元コンテンダーディビジョン(ヤングライオン的な立場のレスラー)のジャクソン選手は、現役のコンテンダーディビジョンのレスラーと抗争を繰り広げている。この日の対戦相手はJJゲイル選手で、2022年のRPWマットでは1月9日にタッグで、6月5日にシングルで勝利を挙げた以外は連戦連敗となっている。2023年に浮上するためにも、この辺りで勝利して波に乗っていきたいところ。

試合は序盤からJJゲイル選手が立体的な攻撃で会場を沸かせるが、すぐにジャクソン選手に捕まってしまう。ジャクソン選手は相手の頭をぽんぽんと撫でて子供扱いするが、これに奮起したJJゲイル選手はジャンピングエルボーやレッグドロップ、トペアトミコで対抗。ジャクソンフォールズもうまく切り返すが、最後は丸め込まれ、3カウントを奪われてしまう。ジャクソン選手は相手のタイツを引っ張るという反則もあったが、最後には試合巧者ぶりを発揮しての勝利だった。

第2試合 ルーク・ジェイコブス vs クリス・ブロンソン

◯ルーク・ジェイコブス vs ●クリス・ブロンソン

第2試合ではブリティッシュクルーザー級王者のジェイコブス選手がノンタイトルマッチで登場。対戦相手はRPW初登場のクリス・ブロンソン選手。ブロンソン選手にとっては自らの存在感を示すには絶好の相手といえる。

試合は序盤からクリーンな展開。ロープに走って体当たり合戦を繰り広げた際には、ジェイコブス選手が試合中にもかかわらず手を差し出してがっちり握手をするシーンも見られた。試合は以外にもブロンソン選手が大健闘する。リフトアップからのシットダウンパワーボムも見せて後一歩のところまで追い詰めるが、最後はジェイコブス選手がシットダウンパワーボムで勝利。ブリティッシュクルーザー級王者の貫禄を見せた。

第3試合 レオン・スレーター vs カラム・ニューマン

○レオン・スレーター vs ●カラム・ニューマン

前回大会でマイケル・オク選手に勝利し、売り出し中のスレーター選手が登場。ニューマン選手も2022年はパートナーのJJゲイル選手と共にほとんど勝利を手にしていないが、スレーター選手の壁になりたいところ。

試合は序盤から非常にスピード感あふれるものとなる。ニューマン選手は超高速で動き回るスレーター選手に引けを取らない動きで対抗。しかしどうしてもニューマン選手は受けに回ってしまっている印象。この日最大の見せ場はニューマン選手が雪崩式のフランケンシュタイナーからオスカッターという連続攻撃を見せたシーン。これで試合を決めることができずに間伸びしてしまうと、スレーター選手がオクトパスホールで絡みつき、12.17で対戦するザック・セイバーJr.選手に対するアピールを見せる。そして最後はヨーロピアンクラッチで勝利。最後まで目の前にいる対戦相手のニューマン選手ではなく、次の対戦相手のザック・セイバーJr.選手を意識した上での余裕の勝利といえよう。

第4試合 キャメロン・カイ vs ウィル・ケイヴン

●キャメロン・カイ vs ○ウィル・ケイヴン

第4試合にはRPWポーツマススクール出身のカイ選手が登場。最近RPWで快進撃を続けているケイヴン選手とのシングルマッチが組まれた。ケイヴン選手は12.17で3WAYでのブリティッシュクルーザー級選手権試合が控えていることから、ここは肩慣らし程度に軽くあしらいたいところ。

カイ選手は元気一杯に登場してくるも、対戦相手のケイヴン選手はここ最近の勢いそのままに試合を支配する。切れ味鋭い打撃だけでなく、ポイントで繰り出すラフファイトに圧倒され、カイ選手はほとんど何もさせてもらえない。試合終盤になってようやくデスバレーボム、ファルコンアローと連続して技を出すことに成功する。そしてスタナーの連発で攻め込むシーンも作るが、技の構成が単調だったこともありとどめを指すことができない。最後はケイヴン選手が得意のリーガルプレックスバックブリーカーの一撃で勝利を収めた。

第5試合 マヤ・マシューズ vs ダニー・ルーナ

●マヤ・マシューズ vs ○ダニー・ルーナ
マシューズ選手の対戦相手は、当初はブリティッシュ女子王者のアレックス・ウインザー選手が予定されていた。しかしカードが変更され、対戦相手はダニー・ルーナ選手に。ルーナ選手は12.17にカンジ選手の持つSWE女子王座に挑戦することが決まっている。いずれにしてもマシューズ選手にとっては難敵である。

マシューズ選手は序盤からルーナ選手のグラウンドテクニックに翻弄されるが、得意の直角ロープワークからのスリングブレイドで一矢報いる。するとマシューズ選手のスピードを防ごうとルーナ選手は足を集中的に攻撃。エプロンサイド、鉄柱なども駆使しながら左膝を狙う。マシューズ選手はロープワークもままならない状況で必死に粘るが、最後はスコーピオンクロスロックで無念のギブアップ。ルーナ選手は翌週のタイトルマッチに弾みをつけた。

第6試合 4 vs 4 イリミネーションマッチ

ルシアン・フィリップス&コナー・ミルズ&Greedy Souls(ブレンダン・ホワイト&ダニー・ジョーンズ)vs デイビッド・フランシスコ&マイケル・オク&Sunshine Machine(チャック・マンボ&TKクーパー)

この日のメインで行われたのは4vs4イリミネーションマッチ。リッキー・ナイトJr.選手が欠場のため、代役としてコンテンダーディビジョンのフランシスコ選手がエントリー。この試合は次大会に向けて2つの前哨戦が絡んでいる。1つはコナー・ミルズvsマイケル・オクの元タッグパートナー対決、もう1つはGreedy Souls vs Sunshine Machineのブリティッシュタッグ選手権試合。そこにThe Legionのフィリップス選手と(当初の予定では)ブリティッシュヘビー級王者のRKJ選手が加わっていた。そのRKJ選手に代わって入ったフランシスコ選手がこのメンバーの中で存在感を見せることができるのかにも注目が集まった。

試合開始前から両チームが入り乱れて大混戦となる。8人全員が場外で乱闘を繰り広げているため、なかなか試合開始のゴングが鳴らされない。そのため、マンボ選手がスワンダイブプランチャ、オク選手がノータッチケブラーダを仕掛けるが、そもそも試合が開始していないために失格にはならない。5分ほどこうした乱闘が続いたが、リングにオク選手とミルズ選手が上がったタイミングでようやく試合開始。

このメンバーの中では圧倒的に実績の薄いフランシスコ選手だが、思いのほか躍動する。自ら志願してフィリップス選手と向き合うと、ショルダースルーでうまく相手を場外へと放り出す。この意外な展開に会場からは大歓声。

●フィリップス&ミルズ&ホワイト&ジョーンズ vs ○フランシスコ&オク&マンボ&クーパー

レフェリーはヒール軍団のアピールに気を取られる。そしてフランシスコ選手も興奮しているのか、棒立ちでその様子を見守ってしまう。その隙をついてフィリップス選手がパイプ椅子を持ち出し、フランシスコ選手に一撃。するとミルズ選手がハイキック一閃。フランシスコ選手から3カウントを奪う。

フィリップス&○ミルズ&ホワイト&ジョーンズ vs ●フランシスコ&オク&マンボ&クーパー

次にオク選手がリングイン。ミルズ選手と激しくやり合う。オク選手のハイキックがミルズ選手の側頭部にヒットし、ミルズ選手はフラフラとロープ際へ。そこにオク選手がラリアット。そしてそのまま2人は揉み合いながら共に場外へ。オーバーザトップロープで両者が同時に失格することになった。

フィリップス&■ミルズ&ホワイト&ジョーンズ vs フランシスコ&■オク&マンボ&クーパー

ミルズ選手とオク選手は場外でも激しくぶつかり合い、そのまま会場外へ。そしてリング内ではブリティッシュタッグ選手権試合を控えている4人が入り乱れる。レフェリーは両チームに1人下がるようにと必死に命ずるが、誰もエプロンに下がることなくそのまま試合は続く。レフェリーもコントロールを諦めたのか、4人に試合権利がある状態で試合を進める。すると、マンボ選手がホワイト選手を捕らえ、自らトップロープを超える形で相手の喉をトップロープに食い込ませる。この攻撃の直前にTKクーパー選手のカバーでレフェリーがカウントをしていたことから、マンボ選手は自らに試合権利はないものと判断していた様子だったが、レフェリーはマンボ選手をオーバーザトップロープで失格にする。

フィリップスミルズ&ホワイト&ジョーンズ vs フランシスコオク&●マンボ&クーパー

結局、TKクーパー選手1人が残される形になる。マンボ選手はTKクーパー選手に檄を飛ばして会場を去る。Greedy Soulsは代わる代わるTKクーパー選手を痛めつける。TKクーパー選手は全く反撃のできない状態が続く。ようやくダブルのラリアットで一矢報いると、Greedy Soulsを同士討ちさせ、そしてジョーンズ選手を丸め込む。これがしっかりと決まり、見事に3カウントを奪うことに成功する。

フィリップスミルズ&ホワイト&●ジョーンズ vs フランシスコオクマンボ&○クーパー

最後はホワイト選手とクーパー選手の一騎討ちに。すると、焦ったホワイト選手がTKクーパー選手に突っ込んでいく。しかしTKクーパー選手はうまく体を入れ替え、ホワイト選手をオーバーザトップロープで失格にさせる。ここでTKクーパー選手が1人残り、ベビーフェイスチームの勝利が決まった。

フィリップスミルズ&●ホワイト&ジョーンズ vs フランシスコオクマンボ&○クーパー

試合後もGreedy Soulsは2人でTKクーパー選手を痛めつける。すると、マンボ選手が会場のバルコニーから姿を見せる。そしてバルコニーからリング上のGreedy Soulsに向けてプランチャ。この攻撃に会場は大盛り上がり。最後はTKクーパー選手がマイクを握り、翌週のタイトルマッチでの勝利を宣言した。

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