【RPW】辻がイギリスの18歳新星レスラーとシングルマッチ(2023年2月19日)
- 2023.02.24
- RPW(Revolution Pro Wrestling)
- RPW, 辻陽太

2023年2月19日に開催されたイギリスのRPWの大会に辻選手が登場しました。この日はイギリスの18歳の若いレスラーとのシングルマッチに挑みました。
辻の対戦相手とは
この日の辻選手の対戦相手となったのはレオン・スレーター選手です。スレーター選手は15歳ごろにデビューしているのですが、頭角を表してきたのは2022年からです。来日経験はまだないようですが、日本の団体との関わりとしては2022年11月13日配信の我闘雲舞ChocoPro268 UKスペシャルに登場して入江茂弘選手とシングルマッチ(マットプロレス)を行なっています。また、2022年からアメリカのGCWにも参戦しています。
RPWマットには2022年8月7日に初めて登場しました。初参戦にも関わらず、いきなりブリティッシュクルーザー級のタイトルマッチを行うという破格の待遇でした。その後、ブリティッシュJカップ2022にエントリーされ、初戦でリオ・ラッシュ選手に勝利を収めています。さらに2022年12月4日にはRPWのエースの1人で元ブリティッシュクルーザー級王者のマイケル・オク選手にも勝利しています。
体格的には小柄で70キロほどしかありませんが、キレの良い動きで相手を翻弄するというファイトスタイルで活躍しています。ブリティッシュクルーザー級王座を獲得する日も近いと思わせるような、イギリスのホープとも言える選手です。
辻 vs スレーター
リングアナウンサーが辻選手のコールをしようとすると、実況席にいたギデオン卿が背後から素早くリングイン。マイクを奪うと辻選手のコールを始める。そして辻選手は不敵な笑みをたたえながら登場。リング上でギデオンきょうと肩を組んで観客にアピール。続いて軽やかな音楽に乗ってスレーター選手も登場。
試合開始のゴングがなると、まずはロックアップ。パワーは圧倒的に辻選手が勝っているものの、うまく体を入れ替えてコーナーに詰められる。辻選手は打撃で対抗しようとするも、スレーター選手は軽やかな動きでアームホイップなどを披露して辻選手を翻弄する。ならばとロープへ振るも、スレーター選手はそのままセカンドロープとサードロープの間をすり抜けて場外へエスケープ。辻選手はやりづらそうな表情を見せる。
すると辻選手はパワーを前面に出した戦法に移る。コーナーに詰めて強烈なチョップを連発。さらにタックルを狙うがそれは回避され、逆にハンドスプリング式バックエルボーを受ける。それでも辻選手のヘッドシザーズホイップで相手がダウン。少し小馬鹿にするような感じで相手の顔面をチョン蹴りすると、スレーター選手の表情が変わる。ここで両者がチョップ合戦を始める。スレーター選手も強烈なチョップを放つが、やはり辻選手の方が強烈。純粋なパワーでは不利なスレーター選手はドロップキック、そしてフェイスクラッシャーで状況を打開。ここから技の読み合いが続く。辻選手のジャーマンを着地したスレーター選手は逆にブレードバスター。あわや3カウントという場面を作る。
スレーター選手は止めの450スプラッシュを狙うが、これは辻選手が回避。さらに2発目の450スプラッシュを狙うも、辻選手が足を払ってコーナー上から落下させる。それでも攻撃の手を緩めないスレーター選手はオクトパスホールド。ガッチリと決まるが、辻選手がパワーでこれを解くと得意のアラバマボム。そしてボストンクラブを見舞う。スレーター選手がロープに逃げようとするが、強引に引き戻すとそのままの体勢で両腕も取り、振り子式バックブリーカーに移行。スレーター選手はたまらずギブアップ。パワーを全面に出した新技で試合を制した。
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