【RPW】Live in Southampton 22(2023年2月19日)
- 2023.03.20
- RPW(Revolution Pro Wrestling)
- RPW

2023年2月19日にRPWの大会がサウサンプトンで開催されました。この日のメインにはオスプレイ選手が登場しました。
参戦選手
主な参戦選手はこちらの記事をご参照ください。
第1試合 ダニー・ジョーンズ vs ロビー・エックス
Sunday February 19th, Southampton
Danny Jones Vs Robbie X
Doors 4.00pm l Bell Time 4.30pm
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この日のオープニングマッチに登場したのは、ブリティッシュタッグ王者のダニー・ジョーンズ選手とブリティッシュクルーザー級王者のロビー・エックス選手。ジョーンズ選手はパートナーのブレンダン・ホワイト選手を伴って登場。王者同士の対戦とはいえ、両者の身長は頭ひとつの差がある。パワーで攻め込もうとするジョーンズ選手に対して、ロビー選手は素早い動きで対抗する。
試合中、セコンドについているホワイト選手が幾度となく介入する。トップコーナーに上ったロビー選手を突き落としたり、場外に落ちたロビー選手に攻撃したりとやりたい放題。ただでさえ体格的に不利なロビー選手がハンディキャップマッチ状態になる。
それでもロビー選手は圧倒的な観客の後押しを受け、キックやムーンサルトプレスなどで追い込む。そして得意の450スプラッシュを狙うが、これは回避される。それでもめげずに必殺のエクスクラメーションを狙うが、これもキャッチされ、投げられてしまう。しかしロビー選手が攻撃に耐えつつ狙った2発目のエクスクラメーションはクリーンヒット。これで試合が決まったかと思われたが、セコンドのホワイト選手がジョーンズ選手の足を引っ張り、ロープブレイクさせる。これにはロビー選手も文句を言うがホワイト選手は知らんぷり。
ホワイト選手に気を取られるロビー選手の背後からジョーンズ選手が襲い掛かろうとするが、ギリギリのところでロビー選手が身をかわして同士討ちさせる。しかし、最後はジョーンズ選手がラリアット、ツームストンパイルドライバーからカバーし、ロビー選手から3カウントを奪った。
試合後、ホワイト選手とジョーンズ選手が二人がかりでロビー選手をいたぶる。そこに登場したのがRPW初登場のハリソン・ベネット選手。Greedy Soulsに睨みを利かせつつ、ロビー選手に肩を貸して立ち上がらせる。そして2人でGreedy Soulsに対峙すると思いきや、突然ロビー選手にエルボーを見舞う。そしてマイクを持ち、ロビー選手の持つブリティッシュクルーザー級王座への挑戦をアピールした。そしてこの後、2月24日に開催されるウェールズ・カーディフ大会にてタイトルマッチが発表された。
○ダニー・ジョーンズ vs ●ロビー・エックス
第2試合 The Legion vs Lykos Gym
Sunday February 19th, Southampton
Legion Vs Lykos Gym
Doors 4.00pm l Bell Time 4.30pm
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2023年1月8日に引き続き、ギデオン卿がレスラーとして登場。ギデオン卿、ライコス選手共にRPWマットにはレギュラーメンバーとして上がっているが、意外なことに両者は初対戦。立ち位置としては共にヒールということで、共闘も対戦もなかったのかもしれない。
先発したギデオン卿はライコス選手にいきなりラ・マヒストラルを披露し、テクニシャンぶりを発揮。ライコス選手もジャベで対抗。共にヒールだが、会場からはライコス選手への歓声が勝る。それだけギデオン卿がヒールとしての地位を確立していると言える。そのギデオン卿よりもブーイングを浴びたのがパートナーのフィリップス選手。技を仕掛けようとするたびに罵声を浴びる。一方のLykos Gymには応援チャントが送られる。
試合は4人の中で唯一のヘビー級であるフィリップス選手が試合を掻き回し、ギデオン卿はチャンスなると短時間のみちょこちょこ出てくるような展開。そして試合を決めたのもギデオン卿だった。ライコスⅡ選手のダイビングフットスタンプを回避したギデオン卿は、レフェリーの隙をついてケインで一撃。ライコスⅡ選手から3カウントを奪って勝利した。敗れたLykos Gymだったが、この日は完全にベビーフェイスのような戦いだった。
The Legion(○ギデオン・グレイ&ルシアン・フィリップス)vs Lykos Gym(キッド・ライコス&●キッド・ライコスⅡ)
第3試合 ウィル・ケイヴン vs JJゲイル
Sunday February 19th, Southampton
Will Kaven Vs JJ Gale
Doors 4.00pm l Bell Time 4.30pm
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第3試合にはJJゲイル選手が登場。前回のロンドン大会(2023年2月5日)でカラム・ニューマン選手とのタッグを解消したJJゲイル選手にとって、シングルプレーヤーとしての存在感を見せたいところ。一方のケイヴン選手は2022年12月30日にロビー・エックス選手とのブリティッシュクルーザー級選手権試合に敗れて以来の登場となった。
まずケイヴン選手が観客を挑発しながら入場。中指を立てながら練り歩く姿に大ブーイング。一方のJJゲイル選手はRPWマットで負け続けているものの、観客からの支持率は高い。試合は序盤から気合の入ったJJゲイル選手が場外へのノータッチトペコンヒーロなどの空中殺法を見舞う一方、ケイヴン選手は反則やラフ攻撃を織り交ぜながら反撃する展開。試合終盤、ケイヴン選手のビッグブーツからパッケージドライバーがヒットするも、JJゲイル選手はカウント2で肩を上げる。JJゲイル選手は得意のスタナーを狙うがなかなか決まらない。4回目のチャレンジでようやくヒットするも、ケイヴン選手はカウント2で肩を上げる。するとJJゲイル選手はすかさず三角締めに移行。これがガッチリと決まり、ケイヴン選手はやむなくタップアウト。JJゲイル選手の久しぶりの勝利に会場からは大歓声が上がった。
●ウィル・ケイヴン vs ○JJゲイル
第4試合 ダン・モロニー vs ルーク・ジェイコブス
Sunday February 19th, Southampton
Dan Moloney Vs Luke Jacobs
Doors 4.00pm l Bell Time 4.30pm
🎟️https://t.co/WdJ0Z1em5c pic.twitter.com/80JDFUSNzZ— Revolution Pro (@RevProUK) January 22, 2023
ブリティッシュヘビー級王座への挑戦をアピールしているモロニー選手は、第4試合でジェイコブス選手と激突。ジェイコブス選手は前ブリティッシュクルーザー級王者で強敵であるが、ブリティッシュヘビー級王座への挑戦を実現するためには負けられない試合。
試合開始のゴングが鳴ると、ジェイコブス選手が主導で場外戦となる。このまま荒れた試合になるかと思われたが、再びリングに戻ると真っ向勝負が始まる。激しくチョップを撃ち合い、共に休むことなくビッグブーツ、ドロップキック、ラリアットと打撃技の応酬。ジェイコブス選手は強烈なシットダウンパワーボムを見舞うが、試合を決めるに至らない。さらに垂直落下式ブレーンバスターも耐えたモロニー選手はラリアットを狙ったジェイコブス選手にカウンターのスピアーを見舞う。両者フラフラになりながらチョップ合戦をするが、最後は勢いよく向かってきたジェイコブス選手を上手く丸め込んでモロニー選手が勝利した。
○ダン・モロニー vs ●ルーク・ジェイコブス
第5試合 キャメロン・カイ vs マイケル・オク
Sunday February 19th, Southampton
Michael Oku Vs Cameron Khai
Doors 4.00pm l Bell Time 4.30pm
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第5試合に登場したのは若手のキャメロン・カイ選手とRPWのエースの1人、マイケル・オク選手。位置付けとしては完全にカイ選手のチャレンジマッチといえる。カイ選手は2022年10月9日の初登場時よりも体が大きくなり、たくましさを増している。
試合が始まると、オク選手は余裕の表情を見せつつ、相手の力量を測るかのように基本的なヘッドロックやタックルの攻防を展開させる。しかし一瞬の横入り式エビ固めで危うく3カウントを取られそうになると、オク選手は真剣な表情になって真っ向から潰しにかかる。ミサイルキック、PK、レッグドロップなどを立て続けに繰り出し、序盤は相手に一切ペースを握らせない。カイ選手も牛殺しでなんとか反撃に出ると、ノーザンライトスープレックス4連発で見せ場を作る。カイ選手は相手の得意技のハーフボストンクラブもロープに逃れると、シットダウンパワーボムや2発目の牛殺し、そして雪崩式ブレーンバスターという大技で相手を追い込む。さらにリング中央でのスタナー、エプロンでのスタナーでギリギリまで相手を追い込む。しかし、カイ選手のフライングボディアタックをスーパーキックで迎撃すると、オク選手はフロッグスプラッシュ、そしてハーフボストンクラブというと必勝パターンに持ち込む。これにはカイ選手もたまらずタップアウト。オク選手がギブアップ勝ちを奪った。
結果から見るとオク選手が順当に勝利を収めたことになるが、カイ選手も大技の連発で粟屋という場面を何回も作った。オク選手はカイ選手の健闘を讃え、試合後に握手を求める。そしてカイ選手をリング中央に誘導し、歓声を浴びさせた。
●キャメロン・カイ vs ○マイケル・オク
第6試合 辻陽太 vs レオン・スレーター
この記事はすでに別記事を公開していますので、そちらをご参照ください。
第7試合 ウィル・オスプレイ vs レイトン・バザード
Sunday February 19th, Southampton
Will Ospreay Vs Leyton Buzzard
Doors 4.00pm l Bell Time 4.30pm
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オスプレイ選手がメインに登場。対戦相手のバザード選手は2023年1月8日の試合後のバックステージでオープンチャレンジマッチを呼びかけていた。
This is very real by the way. Who wants to step up? Who do you want to see step up?
— Revolution Pro (@RevProUK) January 16, 2023
そしてそれに応えたのがバザード選手であった。
In 2022 I stepped up as a Wrestler and travelled the world proving myself.
In 2023 I take it to the NEXT LEVEL!!!
Go Big or GO HOME!!! @WillOspreay @RevProUK https://t.co/O4TDBFVsJR pic.twitter.com/CXowUzjNbW
— Leyton Buzzard (@LeytonBuzzard) January 16, 2023
ICWなどで複数のベルトを持っているバザード選手だが、体格的にはジュニアヘビー級であり、オスプレイ選手と対峙すると体格面でやや不利な感が否めない。試合が始まると、オスプレイ選手は相手との格の違いを見せつける。試合序盤はほぼ打撃のみで相手を圧倒し、さらにまるでZSJ選手のように腕関節を極める。突っ込んできたオスプレイ選手にカウンターの投げっぱなしフロントスープレックスを仕掛けるまで、ほぼバザード選手は一方的に攻め込まれた。しかし少しペースを掴み出すと、場外に落としたオスプレイ選手にノータッチトペコンヒーロ(飛びすぎて危うく相手を超えそうになっていたが)、そしてリング内に戻ってフライングボディアタックをヒットさせる。さらにキックと飛び技のコンビネーションで畳みかける。
エルボー合戦になると、オスプレイ選手は「こいつ、ちょっとやるな」というような表情を見せる。バザード選手は幾度となくコーナーからの攻撃を仕掛け、オスプレイ選手はそれをしっかりと受け止める。バザード選手は1発目のオスカッターを回避するも、オスプレイ選手はすぐにシットダウンパワーボム、そして2回目のトライでオスカッターをヒットさせる。これをカウント2で返されると、すかさず正面からのヒドゥンブレイド。しかし、バザード選手はこれもなんとかカウント2で肩を上げる。これにはオスプレイ選手も驚きの表情を見せる。しかしながらバザード選手のダメージが大きく、なかなか立ち上がることができない。オスプレイ選手は相手を足蹴にしつつ、肘のサポーターを外す。そしてふらふらの状態のバザード選手にエルボーを打ち込む。バザード選手は攻撃を受けながらも気合を入れて立ち上がるが、そこにサイレントウィスパーがヒット。そしてオスプレイ選手がトドメのヒドゥンブレイドを狙うが、バザード選手はウラカンラナで返す。さらに裏投げから得意の450スプラッシュを狙うが、これは剣山で迎撃される。そしてオスプレイ選手はパワーボム、最後に正面からのヒドゥンブレイドを見舞い、3カウントを奪った。
オスプレイ選手はマイクを握ると、大健闘したバザード選手を讃える。そして笑顔で握手を交わす。そしてバザード選手はリングサイドで観戦していた自身の母親とハグを交わし、バックステージへと姿を消した。
オスプレイ選手は2023年3月26日に予定されているビッグマッチであるRevolution Rumbleへの出場、そしてオープンチャレンジの継続を宣言。そこに登場したのはダン・モロニー選手。しかしながら、オスプレイ選手はこれをすんなりと受け入れることはしなかった。オスプレイ選手は、ギデオン卿が選抜した選手に全て勝利を収めることができればモロニー選手の挑戦を受け入れるとした。
○ウィル・オスプレイ vs ●レイトン・バザード
Todays lesson, never turn your back on @WillOspreay…
📷- @britwrespics pic.twitter.com/4DcqNNcyOi
— Leyton Buzzard (@LeytonBuzzard) February 21, 2023
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