【RPW】Revolution Rumble 2023(2023年3月26日)

【RPW】Revolution Rumble 2023(2023年3月26日)

2023年3月26日にロンドンのヨークホールにてRPWの大会Revolution Rumbleが開催されました。この日は新日本にも馴染みのあるレスラーが何人も参戦していました。

参戦選手

主な参戦選手はこちらの記事をご参照ください。

RPW参戦選手の紹介(2023)

第1試合 フランシスコ・アキラ vs ダン・モロニー

この試合動画はWorldで配信されていますので、ここではその経緯についてまとめておきます。

この日の大会でモロニー選手はもともとオスプレイ選手とのシングルマッチを行う予定でした。いや、その権利を勝ち取ったと言って良いでしょう。というのも、モロニー選手はこの試合を実現させるための過酷なガントレットマッチを制したからです。

そもそものきっかけは2月19日のメインイベント終了後のことでした。オープンチャレンジを宣言し、この日はレイトン・バザード選手を料理したオスプレイ選手に対し、対戦を要求したのです。しかしながら、オスプレイ選手はこれを受け流してしまいました。そして、マイクを持ったオスプレイ選手は「2019年に自分とシングルで対戦(2019年4月19日にウェストミッドランドのウルヴァーハンプトンで開催されたFight Club Proでのシングルマッチ)して敗れた後、底辺から昇っていくと言っていたな。チャンスを与えよう。ギデオンが選抜した選手に全て勝利を収めたら3月26日のRevolution Rumbleでシングルマッチを受けよう。」と宣言しました。

なお、その時の試合のダイジェストはこちらです。

モロニー選手はこれを受け、2月24日には辻選手に、3月5日には入江茂弘選手に、3月10日にはジャック・モリス選手に、3月11日にはマイケル・オク選手にいずれも勝利し、見事にその権利を勝ち取ったのです。この戦いを通じてもロニー選手は観客の支持を獲得してきました。しかしながらオスプレイ選手は怪我のためにこの日の大会を欠場。代わって同じユナイテッドエンパイアのアキラ選手と対戦することになったのです。

そしてこの試合に勝利したモロニー選手は、ユナイテッドエンパイアのアームバンドを受け取り、それを装着した上でクラウンズアップのポーズをとり、ユナイテッドエンパイアに入ったことをアピールしたのでした。

 

第2試合 ダニー・ルーナ(c) vs スカイ・スミットソン(SWE女子選手権試合)

第2試合ではいきなりタイトルマッチが行われた。 スミットソン選手は2月24日にルーナ選手のタイトルに挑戦し、惨敗していました。それにもめげずに3月19日にも挑戦し、再度敗戦していた。

The Legionのメンバーでもあるスミットソン選手は同じくThe Legionのルシアン・フィリップス選手を伴って登場。リング中央でポーズを取ると軽くブーイングが起こる。ルーナ選手もどちらかと言えばヒール寄りのレスラーだが、スミットソン選手との対戦時には自然とベビーフェイスになる。

試合はどうしても体格に勝るルーナ選手が有利な展開になる。ルーナ選手はいきなり連続でブレーンバスターを見舞う。スミットソン選手もパワー自慢の選手であるものの、ルーナ選手に対してはむしろスピードで対抗しなければならない。この日のスミットソン選手は真正面からの力比べは避け、素早い動きで撹乱しつつポイントで打撃を用いる作戦。試合序盤に効果的に相手にダメージを与えることができた結果、ルーナ選手の攻撃には精細を欠くようになる。ジャーマンスープレックスからのパワーボムでスミットソン選手は場外へエスケープするが、追い打ちをかけようとしたルーナ選手のトペスイシーダは腰砕けになる。

スミットソン選手はスパインバスター、パワーボムで攻め込むと、ルーナ選手が常に右膝に装着している装具を外しにかかる。これに怒ったルーナ選手はラリアット、ファルコンアローで攻め立てるが、装具がないとやはり膝に不安が残る。するとスミットソン選手は相手の膝を蹴り上げると、ジャンピングニーアタック、そして得意のスミットソン・エフェクトを見舞う。これが綺麗にヒットし、見事にルーナ選手から3カウントを奪うことに成功した。スミットソン選手は悲願の戴冠となった。

ダニー・ルーナ(c) vs ○スカイ・スミットソン

第3試合 リオ・ラッシュ vs ロビー・エックス(c)(ブリティッシュクルーザー級選手権試合)

第2試合が終了し、スミットソン選手が花道を下がると、いきなり会場のモニターにリオ・ラッシュ選手の顔が浮かび上がる。そして、「ロビー・エックス vs リオ・ラッシュでブリティッシュクルーザー級のタイトルマッチをやろう。今すぐにだ。」と語ると、会場は大盛り上がり。この日、リオ・ラッシュ選手の参戦は発表されていなかったため、サプライズでのタイトルマッチとなった。

両者とも小柄であるが、共にスピードを売りにしている選手。試合開始のゴングが鳴るとまずはゆっくりと握手をし、そして超ハイスピードの攻防が始まる。最初の攻防はリオ・ラッシュ選手が制したが、ロビー選手も負けじと対抗。ほぼ動きを止めることなく、得意の高速ムーブを披露し合う。ロビー選手のラリアットがヒットして両者がダウン状態となると、会場からは両者に対する歓声が湧き上がる。

試合終盤、リオ・ラッシュ選手がコーナーでデスバレーボムを見舞う。そしてすかさずラ・ケブラーダで相手にダメージを与え、すぐに相手をリングに押し込み、ファイナルアワーを狙う。しかしロビー選手は剣山で迎撃し、得意のエクスクラメーションをヒットさせる。これで試合が決したかのように見えたが、リオ・ラッシュ選手はなんとか肩を上げる。するとロビー選手はコークスクリューアタックを狙うが、これは回避され、逆にリオ・ラッシュ選手が再びファイナルアワーを狙う。しかし、すぐに立ち上がったロビー選手はスタナーで迎撃。そして再びエクスクラメーションをヒットさせ、今度は完璧な3カウントを奪うことに成功した。

リオ・ラッシュ vs ○ロビー・エックス(c)

第4試合 マイケル・オク vs ザック・セイバーJr.

こちらの試合はWorldに上がっていますので、そちらをご参照ください。

第5試合 グレート-O-カーン(c) vs リッキー・ナイトJr.(ブリティッシュヘビー級選手権試合)

こちらの試合はWorldに上がっていますので、詳細につきましてはそちらをご参照ください。

また、関連記事をアップしておりますので、そちらもご参照ください。

ランペイジ・ブラウンの登場でThe Legionとエンパイアの関係は?

第6試合 レボリューションランボー

この日のメインベントはレボリューションランボーだった。

最初に登場したのはレオン・スレーター選手とキャメロン・カイ選手という若いレスラー。スピード感あふれる攻防を見せる。短時間で激しくやり合っていたところで3人目のレスラーとしてギデオン卿が登場。ギデオン卿は2人の後ろから忍び寄り、まとめて場外へ落とそうとするが、それは失敗に終わる。そしてカイ選手、スレーター選手から袋叩きに遭ってしまう。それでもなんとか脱落せずに踏ん張ると、4人目としてウィル・ケイヴン選手が登場する。

ケイヴン選手は1人でスレーター選手、カイ選手を蹴散らすと、エプロンでカイ選手と揉み合いになる。するとギデオン卿がケイヴン選手を救出する格好で妨害すると、ケイヴン選手はエプロンでかい選手にドラゴンスープレックス。カイ選手はそのまま場外に転落し、最初の脱落者となった。

ウィル・ケイヴン vsキャメロン・カイ

ここで5人目として巨体のブレイク選手が登場。スレーター選手を軽々と放り投げると、ケイヴン選手、ギデオン卿をまとめて相手にする。ブレイク選手のひとり無双状態のところに6人目としてキッド・ライコス選手が登場。ライコス選手もやはり小柄の選手だが、素早い動きでブレイク選手を翻弄。するとケイヴン選手がライコス選手を羽交い締めにとり、ギデオン卿の攻撃を誘うが、ライコス選手は急所蹴りでこれを逃れるとギデオン卿にパッケージパイルドライバー。ここでスレーター選手と目があう。両者が共闘するかと思われたが、ブレイク選手がまとめて吹っ飛ばしてしまう。そしてブレイク選手がライコス選手をブレーンバスターの体勢にとっているタイミングで7人目としてトレント・セブン選手が登場した。これには会場も実況席も大興奮。

リングイン直後にブレイク選手が襲い掛かるが、セブン選手はブレイク選手をスナップDDTからロープ際でのラリアットでオーバーザトップロープに切って取る。これまでリング上を我がものとしていたブレイク選手を脱落させた。

○トレント・セブン vs ●ブレイク

その直後、セブン選手に襲いかかってきたケイヴン選手だが、ロープ際で強烈な逆水平チョップを喰らう。この一撃でトップロープを越えて場外へ転落。3人目の脱落者となった。

トレント・セブン vs ●ウィル・ケイヴン

次に登場してきたのがゲイブリエル・キッド選手。セブン選手はロープを下げ、ゲイブ選手を招き入れる。すると両者がリング中央で睨み合い、チョップ合戦。他の選手らをそっちのけで2人だけの世界に入る。ギデオン卿がちょっかいを出そうと忍び寄るが、ゲイブ選手の強烈な張り手でセブン選手がダウンした姿を見ておずおずと引き下がる。すると、ギデオン卿のセコンドについていたルシアン・フィリップス選手がセブン選手に手を出す。場外へ引き摺り出し、エプロンでバックドロップ。

相手を失ったゲイブ選手はスレーター選手とやり合うが、ギデオン卿はケインを取り出してスレーター選手に一撃を見舞う。するとライコス選手がそのケインを取り上げ、逆にギデオン卿を追い回す。両者が花道を逆走し、舞台袖へと姿を消したタイミングで9人目のレスラーとしてフランシスコ・アキラ選手が登場。するとリング上に残っていたゲイブ選手と激しいチョップ合戦。ここでセブン選手が蘇生し、アキラ選手を排除した上で再びゲイブ選手とやり合う。そしてここで10人目のレスラーとしてショーン・ジャクソン選手が登場。

マイクで激しくアピールしながらリングインするが、すかさずアキラ選手がジャクソン選手を場外へ落とす。出オチのような形でジャクソン選手が脱落した。

○フランシスコ・アキラ vs ●ショーン・ジャクソン

11人目のレスラーとして登場したのがJJゲイル選手。スレーター選手、ゲイブ選手、セブン選手を相手に奮闘する。そしてエプロンサイドでスレーター選手と激しくやりあっていると、12人目の選手としてJJゲイル選手の元パートナーのカラム・ニューマン選手が登場。そしてリング上ではJJゲイル選手がアキラ選手にカナディアンデストロイヤーを見舞い、そのまま首根っこを持って場外へ放り投げた。アキラ選手が5人目の脱落者となった。

JJゲイル vs ●フランシスコ・アキラ

ここでJJゲイル選手とニューマン選手が共闘。スレーター選手を高々と持ち上げると、そのまま場外へと放り投げた。最初に登場してここまで粘っていたスレーター選手が6人目の脱落者となった。

JJゲイル&カラム・ニューマン vs ●レオン・スレーター

次に登場したのがルーク・ジェイコブス選手。いきなりJJゲイル&ニューマンの2人とやり合うが、1人で2人まとめて放り投げる。そこにセブン選手、ゲイブ選手も加わり、激しく打ち合う。そして全員がリング上でダウンした状態になったタイミングで、逃走していたギデオン卿が登場。1人ずつトップロープから外へ放り出す。しかし、皆がエプロンで踏みとどまり、誰も失格させることができなかった。全員が復活してリング中央でギデオン卿を取り囲むと、ギデオン卿は再び逃亡。場外に控えていたフィリップス選手にトペスイシーダのような格好で飛びつき、保護してもらう。仕方なくリングに残された5人がやり合っていると、14人目のレスラーとしてクリス・ブロンソン選手が登場。元気なブロンソン選手は次々とスープレックスで放り投げる。しかしJJゲイル&ニューマンが2人がかりでこの勢いを止める。そしてリング中央で元タッグパートナーがガッチリと握手を交わす。しかしその直後、ニューマン選手がJJゲイル選手を場外へ落とそうとする。JJゲイル選手はこれを耐えると、2人は激しくやり合う。そして15人目のレスラーとしてエディ・デニス選手が登場。デニス選手はこのランボーを制することができなければ引退すると表明していた。リング上が大渋滞状態になるが、デニス選手をダウンさせて観客にアピールしているセブン選手の姿を見てジェイコブス選手が襲い掛かり、場外へ落とした。セブン選手もここで脱落となった。

ルーク・ジェイコブス vs ●トレント・セブン

ここでさらに16人目としてビッグ・デーモ選手が登場。ジェイコブス選手、デニス選手とやり合うが、横から入ってきたニューマン選手に対してラリアットを見舞う。そしてふらふらとロープ際によろめいたニューマン選手にデニス選手がラリアット。ニューマン選手はそのまま場外に転落し、脱落した。

エディ・デニス vs ●カラム・ニューマン

直後、JJゲイル選手がデーモ&デニスの2人を相手にやり合おうとするが、軽々と排除される。そしてJJゲイル選手はデーモ選手、デニス選手、ブロンソン選手、ゲイブ選手と順番にセントーンを食らってしまう。そこに登場したのがジョシュア・ジェームズ選手。花道にいたギデオン卿を軽々と突き飛ばすと、いきなりJJゲイル選手にセントーン。ここで18人目としてザック・ナイト選手が登場。いきなりブロンソン選手にスピアーを見舞う。そしてブロンソン選手を抱え上げ、エプロンサイドに放り出すと、ナックル一発でブロンソン選手がダウン。そのまま場外に転げ落ちて失格となった。

ザック・ナイト vs ●クリス・ブロンソン

ザック・ナイト選手がデーモ選手にブレーンバスターを見舞ったところで、19人目としてブリティッシュクルーザー級王者のロビー・エックス選手が登場。小柄のロビー選手はいきなり場外へ落とされそうになるが、なんとかこれを堪えるとコーナーポストに登りデーモ選手、デニス選手、ザック選手の肩の上を歩いてリング中央にいるジェームズ選手に飛び掛かる。ジェームズ選手はロビー選手を持ち上げて場外へ放り出そうとするが、ロビー選手は体をうまく返して逆に相手を場外へ。ジェームズ選手はここで脱落した。

○ロビー・エックス vs ●ジョシュア・ジェームズ

ここで20人目として登場したのがザック・セイバーJr.選手。いきなりゲイブ選手とエルボーを打ち合う。そして次に登場したのがジョーダン・ブレイクス選手。ザック選手と激しいグラウンドの攻防を見せる。ここで22人目の選手としてTKクーパー選手が登場。ヘッドバットで次々と相手を倒していく。しかしブレイクス選手にコブラツイストに取られてしまう。ザック選手はその姿を讃えるように拍手をすると、自身もJJゲイル選手をコブラツイストに。コブラツイストを決めながら両者は互いの顔を張っていく。そしてブレイクス選手がザック選手を場外に落とそうとするが、逆にロープをうまく使ったザック選手に場外へ落とされてしまった。

○ザック・セイバーJr. vs ●ジョーダン・ブレイクス

ここで登場したのがブリティッシュタッグ王者のダニー・ジョーンズ選手。ジョーンズ選手は場外からザック選手を挑発。その隙にJJゲイル選手が襲い掛かり、ザック選手を場外に落として失格させた。思わぬ金星にJJゲイル選手は大喜び。

○JJゲイル vs ●ザック・セイバーJr.

しかし失格したザック選手はこれに納得できず、リングに戻りJJゲイル選手を襲撃。JJゲイル選手はノックアウト状態になる。そして次に登場したのがダニー・ジョーンズ選手のタッグパートナーのブレンダン・ホワイト選手。JJゲイル選手に合体のソウルデストロイヤーを見舞うと、難なく場外へ放り出した。

ブレンダン・ホワイト&ダニー・ジョーンズ vs ●JJゲイル

元気なホワイト&ジョーンズは次にザック・ナイト選手を捕らえ、軽々と場外へ放り出して脱落させた。

ブレンダン・ホワイト&ダニー・ジョーンズ vs ●ザック・ナイト

次にジョーンズ選手はTKクーパー選手とエプロンサイドでやり合う。TKクーパー選手がなんとか落とされずに耐えていると、25人目のレスラーとしてTKクーパー選手のタッグパートナー、チャック・マンボ選手が登場。これでTKクーパー選手が救出されると思いきや、マンボ選手が到達する直前に場外へ落とされてしまった。

○ブレンダン・ホワイト&ダニー・ジョーンズ vs ●TKクーパー

マンボ選手は1人で奮闘。そしてジョーンズ選手を場外へ落とそうとするが、背後からホワイト選手が救出にやってくる。マンボ選手の足がロープに引っかかってなんとか耐えたかのように見えたが、ホワイト選手は冷静にロープを解いてマンボ選手を落下させた。

ブレンダン・ホワイト vs ●チャック・マンボ

ここで登場してきたのがマイケル・オク選手。この日のザック選手との対戦で肩を痛めているが、それでもドロップ痛みに耐えてドロップキックを放つ。次に登場したのがコナー・ミルズ選手。ブリティッシュクルーザー級ベルトを手に取ると、オク選手、ロビー選手に一撃。そしてロビー選手をエプロンに出し、ハイキックで場外へ落とした。ブリティッシュクルーザー級王者がここで脱落した。

コナー・ミルズ vs ●ロビー・エックス

リング中央でミルズ選手とデニス選手が睨み合っていると、ミルズ選手の背後からギデオン卿が忍び寄り、いきなりローブロー。そしてデニス選手の攻撃もうまく回避し、デニス選手にもローブロー。ギデオン卿はデニス選手を場外に落とそうと奮闘しているところに登場したのがライコス選手。ライコス選手はギデオン卿を追ってバックステージに姿を消し、権利を残したまま潜んでいた。するとデニス選手と合体攻撃。そしてライコス選手がデニス選手の前に立つと、いきなりマスクを外す。すると中に入っていたのはマーク・アンドリュース選手。両者はFTUというタッグチームで活動していた。

両者はリング中央でがっしりと抱擁すると、2人でデーモ選手を狙っていく。横から入ってきたジョーンズ選手にスタナーを見舞うと、合体のパイルドライバー。ここで登場したのがこの日のブリティッシュヘビー級選手権試合で乱入してきたランペイジ・ブラウン選手。飛びかかってきたアンドリュース選手を捕まえると、そのまま場外に落とした。アンドリュース選手はあっという間に脱落となった。

○ランペイジ・ブラウン vs ●マーク・アンドリュース

ブラウン選手はコーナーでのショルダースルーでデーモ選手をエプロンに放り出すと、そのままリング下へ突き落とした。

○ランペイジ・ブラウン  vs ●ビッグ・デーモ

ここで29人目としてRKJ選手が登場。タイトルマッチを妨害された恨みからか、いきなりブラウン選手に襲いかかる。そして横から邪魔に入ってきたホワイト選手を捕まえ、勢いよく場外へと落とした。猛威を振るったブリティッシュタッグ王者チームGreedy Soulsの片割れがとうとう脱落した。

○RKJ vs ●ブレンダン・ホワイト

その直後、ホワイト選手のパートナーのジョーンズ選手がRKJ選手に向かってくるが、RKJ選手は冷静にショルダースルーでジョーンズ選手も脱落させた。

○RKJ vs ●ダニー・ジョーンズ

そのRKJ選手にブラウン選手が襲いかかる。しかし、RKJ選手はロープ際のラリアットでブラウン選手も場外へ落とし、脱落させた。

○RKJ vs ●ランペイジ・ブラウン

RKJ選手は場外のブラウン選手に激しく怒りを表していると、背後からオク選手が忍び寄り、RKJ選手を場外へと突き落とした。

○マイケル・オク vs ●RKJ

場外に落とされたRKJ選手は激しくブラウン選手とやり合う。リング上ではオク選手とミルズ選手が睨み合う。オク選手がロープ際でスピアーを見舞い、両者が場外に転落するが、セカンドロープからの落下だったために失格にはならなかった。

リング上では残されたギデオン卿がデニス選手、ゲイブ選手、ジェイコブス選手に囲まれてしまう。しかし、ここで30人目の選手のカウントダウンが始まる。そしてここで登場したのはかつてThe Legionとしてオーカーン様やブラウン選手と共に活躍していたシャ・サミュエルズ選手。ここでセコンドのフィリップス選手も加わり、3vs3で睨み合う。すると、サミュエルズ選手はいきなりギデオン卿にラリアット。フィリップス選手にも攻撃を加える。そしてギデオン卿にパイルドライバー。サミュエルズ選手はギデオン卿をデニス選手に引き渡すと、デニス選手はギデオン卿を場外へ。のらりくらりと粘っていたギデオン卿の運命はここに尽きてしまった。

○エディ・デニス vs ●ギデオン・グレイ

The Legionと決別したサミュエルズ選手はデニス選手とやり合う。サミュエルズ選手はデニス選手をエプロンへ追いやることに成功し、なんとか落とそうと奮闘する。しかしそこにミルズ選手が現れ、デニス選手を救う。サミュエルズ選手にローブローを見舞うと、ロープ際でラリアット。ミルズ選手は自らの師匠でもあるサミュエルズ選手を落下させ、失格に追いやった。

○コナー・ミルズ vs ●シャ・サミュエルズ

ミルズ選手はここでデニス選手を介抱。共闘を申し出たように見えたが、デニス選手はこれを拒否。デニス選手は横から入っていたオク選手とやり合う中で揉み合いのまま両者共にエプロンへ。オク選手はなんとかリング内に戻り、未だエプロンサイドに残るデニス選手にトラースキックを見舞おうと構える。しかし、それはオク選手が自らの師匠であるデニス選手を引退に追いやることにもなる。オク選手は一瞬迷ったが、トラースキックの体勢に。するとミルズ選手が割って入り、デニス選手を救う。オク選手が悩める表情をみせたところ、ミルズ選手がデニス選手にトラースキック。デニス選手は場外に転落し、失格した。

○コナー・ミルズ vs ●エディ・デニス

してやったりのミルズ選手に対し、オク選手は心配そうにデニス選手に近づく。デニス選手はオク選手の肩を抱くと、何やら声をかける。そしてオク選手がその言葉を受けるように勢いよくリングイン。リング上ではオクvsミルズ、ゲイブvsジェイコブスでやりあう。すると、コーナーでの串刺しハイキックを狙ったミルズ選手をオク選手がショルダースルー。無理やり場外へ落として失格させた。

○マイケル・オク vs ●コナー・ミルズ

するとゲイブ選手とジェイコブス選手が握手を交わし、共闘を選択。2人がかりでオク選手を攻撃する。オク選手をグロッキー状態に追い込む。しかし、ゲイブ選手がいきなり裏切る。ジェイコブス選手がロープ際で背中を見せると、ジェイコブス選手の足を抱えて場外へ落とした。

ゲイブリエル・キッド vs ●ルーク・ジェイコブス

ジェイコブス選手は信じられないといった表情。そしてゲイブ選手は倒れたままのオク選手を見て勝利を確信。余裕を見せつつオク選手にエルボーを放つ。ゲイブ選手は相手の得意技のハーフボストンクラブを見舞い、さらには痛めている肩を狙う。しかしオク選手も意地で立ち上がってくる。ゲイブ選手は垂直落下式ブレーンバスターを見舞うと、試合中にも関わらずマイクを手に取る。そしてトップコーナーに登るが、オク選手が立ち上がってくる。そしてオク選手は雪崩式ブレーンバスターを狙うが、ゲイブ選手はコーナー上でフロントネックロック。オク選手を宙吊り状態にする。そして自らはリング内に戻り、相手を落とそうとする。しかしながら、オク選手はなんとか踏ん張ると、ロープに走ったゲイブ選手を追いかけ、ロープ際でラリアット。不意打ちを喰らったゲイブ選手は場外に転落。この瞬間、オク選手の勝利が決定した。

○マイケル・オク vs ●ゲイブリエル・キッド

試合後、オーカーン様がベルトを携え、アキラ選手、モロニー選手と共に登場。リング上でベルトを掲げ、オク選手にアピール。するとオーカーン様はベルトを踏みつけ、無言のまま退場した。

オク選手はマイクを手に取り、デニス選手を呼び入れる。そして舞台上で師匠に礼を言うと、抱擁する。デニス選手はリングに上がり、リングシューズを脱ぐ。そしてシューズをリング中央に並べて置き、リングに別れを告げた。

 

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