【GLEAT】エル・リンダマンの半端ない存在感

【GLEAT】エル・リンダマンの半端ない存在感

7月1日に旗揚げ戦を迎える新興団体GLEATが話題になっています。私も以前から少し気になっていた団体ですが、SHO選手がメインイベントで伊藤選手とLIDET UWFルールで対戦するということが発表されて以降、この団体により興味が湧いてきました。公式のYouTubeチャンネルでは過去のプレ大会やファンミーティングなどのイベントの映像がアップされており、旗揚げ戦に参戦する選手らの様子を知ることができます。私はGLEATの最初の所属選手であり、G PROWRESTLING部門を背負っていくとみられる渡辺壮馬選手の試合をチェックしようと思ったところ、ある1人の選手が私の目を釘付けにしました。それがエル・リンダマン選手です。

エル・リンダマンと石森太二

私も雑誌の記事などでエル・リンダマン選手の名前ぐらいは知っていましたが、実際に映像で見たのは今回が初めてでした。そこで、改めてプロフィールを確認したところ、驚いたことがありました。Wikipediaでの情報によると、身長161センチ、体重80キロとなっています。私が普段よく見ている新日本プロレスの石森選手が新日本プロレス公式サイトで163センチ、75キロと紹介されています。石森選手をリングで見るとその小ささが目立ちますが、エル・リンダマン選手は全くそういうことはありませんでした。石森選手の場合はタッグパートナーのエル・ファンタズモ選手が183センチですので、その対比で身長の低さが目立つという部分もあるでしょう。しかし、それにしてもエル・リンダマン選手は石森選手よりも身長が低いということは驚きでした。

改めて試合を見返してみて、エル・リンダマン選手の身長の低さを感じない理由を考えてみました。

スピードと躍動感

まずエル・リンダマン選手は躍動感があり、動きが機敏です。いや、機敏というよりはものすごい瞬発力と言った方がいいかもしれません。ただ、これは石森選手についても同様のことが言えますので、あくまでも理由の一つということになります。

分厚い肉体とパワフル殺法

石森選手はあの棚橋選手が嫉妬するほどの素晴らしい肉体美を有しています。エル・リンダマン選手も同様です。ただ、大きく違う点は、エル・リンダマン選手の筋肉は非常に分厚く、隆起している点です。石森選手はどちらかというと脱いだらすごいというタイプになるかと思いますが、エル・リンダマン選手はおそらく服を着ていてもその筋肉の分厚さが目立つものと思われます。そしてその肉体を活かし、パワフルな投げ技を出してきます。こうしたファイトスタイルもエル・リンダマン選手を大きく見せている理由の一つでしょう。

アピールポイント

石森選手はパワー、スピード、テクニックなど、全て高いレベルを保っており、IWGPジュニアチャンピオンのエル・デスペラード選手をして「穴がない」と言わしめるほどの選手です。さらに石森選手はいたずらっ子的な雰囲気を持っています。それはファンタズモ選手とタッグを組んでいる時は特に顕著に現れます。こうした部分が石森選手の魅力です。一方のエル・リンダマン選手は、「強さ」を前面に出しているように見えます。リング上で見せるふてぶてしさ、態度の大きさはエル・リンダマン選手の存在感を増しているように感じます。



注目の旗揚げ戦

GLEATは2021年7月1日、東京シティドーム大会で旗揚げ戦を行います。GLEATという団体には2つの部門があります。プロレスルールのG PROWRESTLINGとUWFルールのLIDET UWFです。旗揚げ戦はGLEAT ver.1という大会名で、この2つの部門を含む興行となります。G PROWRESTLINGが冠になっている大会はプロレスルールでの試合が、LIDET UWFと冠する大会はUWFルールでの試合が中心となるようです。

旗揚げ戦では、エル・リンダマン選手はG PROWRESTLING第1試合で田村ハヤト選手と対戦します。旗揚げ戦の第1試合を任されたということは、団体としてもこの試合でGLEATここにありということをアピールしたいのでしょう。期待の表れだと思います。

さて、注目の旗揚げ戦は18時30分よりグレイト公式YouTubeチャンネルにてライブ配信されることになりました。私もチェックしていきたいと思っています。

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