リオ・ラッシュが突然の引退発表!

リオ・ラッシュが突然の引退発表!

ショッキングなニュースが入ってきました。NJPW STRONG参戦中のリオ・ラッシュ選手が引退を発表しました。

リオ・ラッシュとSTRONG

リオ・ラッシュ選手といえば、元WWE所属で、2020年12月13日にSUPER J-CUP 2020で新日本デビューした選手です。WWE時代はいろいろと問題を起こしたこともあったようですが、STRONGのリング上では、ジュニアの中でも小柄ではあるものの、持ち前の明るさと俊敏さ、そしてうまさを兼ね備えたレスラーでした。SUPER J-CUP後も定期的にSTRONGのマットに上がり、記憶に新しいところでは4月17日放送のNEW JAPAN CUP USAで200センチ、130キロのブロディ・キング選手とシングルマッチを行いました。リオ・ラッシュ選手は168センチ、72.5キロですので、とんでもない体格差が印象的な試合となりました。

私は、リオ・ラッシュ選手は引き続きSTRONGのリングで躍動し、期待感を高めた後にBEST OF THE SUPER JUNIORのサプライズ枠として来日・・・そんな想像をしていました。そして6月12日放送のNJPW STRONG エピソード42では、ロッキー・ロメロ選手とタッグを組み、クラーク・コナーズ、The DKCとのタッグマッチに挑むことになっていました。とはいえ、こちらの試合は既に収録済みでしょうから、予定通り放送されることでしょう。



AEW参戦、そして怪我

リオ・ラッシュ選手は、AEWにも活躍の場を広げていくところでした。5月31日に放映されたAEWのPPV大会、Double or Nothingのカジノロイヤルランブルにジョーカーとして初登場しました。

そして、どうやらこの試合で肩を脱臼してしまったようです。AEWはそれでもリオ・ラッシュ選手と契約したい旨を申し出たようですが、リオ・ラッシュ選手の怪我は日常生活にも支障をきたすようなものだったようです。そして欠場している間、かなり悩んだことが本人のInstagramで語られています。

確かに脱臼は癖になり、同じ怪我をしやすくなります。リオ・ラッシュ選手にとって今回が初めての脱臼なのか、あるいは過去何度も繰り返しているのかはわかりません。ただ、この期間中に改めて自分の人生を見直すきっかけになったのだろうと思います。プロレスラーというのは危険な仕事です。命に関わる大怪我をする可能性を否定できません。今回は肩の脱臼だったのですが、やはり小さい体で無差別級の戦いを続けていくことに限界を感じたのかもしれません。家族や子供のことを考えるとプロレスを引退するしかない、そうした境地に達したのだろうと思います。

ただ、リオ・ラッシュ選手のコメントの最後に、「NJPWとの契約の義務のため、回復した後に最後の試合に出る」という旨のことが書かれていました。これは、現在の肩の脱臼がとりあえず完治した段階で、新日本のリングで正式な引退試合をすることになるのか、あるいは収録日と放送日の関係でAEWのDOUBLE or NOTHINGよりも後の放送となった6月12日放送のNJPW STRONG エピソード42の試合のことを指しているのかはよくわかりません。ただ言えることは、リオ・ラッシュ選手には期待をしていたので本当に残念だということです。最後になるかもしれない次の試合をしっかりと見届けたいと思います。

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