STRONG2周年記念!STRONGをざっくりと振り返る(その2:トーナメント)
- 2022.08.12
- NJPW STRONG
- STRONG

STRONG配信開始2周年記念ということで、STRONGをざっくりと振り返っています。2回目の今回はSTRONGで行われたトーナメントについて振り返ります。その他の記事へのリンクも挙げておきます。
NEW JAPAN CUP 2020 USA
エピソード1(2020年8月8日)〜 エピソード3(2020年8月22日)
記念すべき第1回配信はこのNEW JAPAN CUP 2020 USAから始まりました。
第1回戦(エピソード1)
○KENTA vs ●カール・フレドリックス
STRONGで最初に入場したのはフレドリックス選手でした。既にヤングライオンを卒業していたフレドリックス選手が奮闘するも、PKからGo2SleepでKENTA選手が勝利。
○ジェフ・コブ vs ●タンガ・ロア
この当時のコブ選手は本隊所属。真正面からぶつかり合い、最後は投げっぱなしジャーマンからツアー・オブ・ジ・アイランドでコブ選手が勝利。
○デビッド・フィンレー vs ●チェーズ・オーエンズ
フィンレー選手がアシッド・ドロップで3カウントを奪って勝利。
●ブロディ・キング vs ○タマ・トンガ
新日本レギュラー参戦レスラー以外では唯一のエントリーとなったブロディ・キング選手が登場。ブロディ選手のパワーに苦しみながらも、タマ選手がトンガンツイストからのガンスタンで勝利。
準決勝(エピソード2)
○デビッド・フィンレー vs ●タマ・トンガ
プリマ・ノクタからアシッド・ドロップを見舞い、フィンレー選手が勝利。
●ジェフ・コブ vs ○KENTA
正面からの急所蹴りからスモールパッケージホールドでKENTA選手が勝利。レフェリー不在にしてからの反則技というBULLET CLUB戦法。
決勝(エピソード3)
●デビッド・フィンレー vs ○KENTA
やはり試合途中でレフェリーの隙をついて急所攻撃でペースを完全に握ったKENTA選手がPKからGo2Sleepで勝利。NEW JAPAN CUP 2020 in the USA優勝を決めました。
優勝したKENTA選手にはIWGP USヘビー級王座への挑戦権利証が授与された。この後、日米でこの権利証の防衛戦が続くこととなります。
LION’S BREAK : CROWN
エピソード8(9月26日)〜 エピソード10(2020年10月10日)
若手レスラーの登竜門として開催されたトーナメント。
第1回戦(エピソード8)
○ローガン・リーガル vs ●The DKC
LA道場入門前のDKC選手が登場。試合はローガン選手が左腕を痛めながらも、最後は丸め込みで勝利。
○クラーク・コナーズ vs ●ジョーダン・クリアウォーター
黒のショートタイツ時代のコナーズ選手が登場。体格差があったものの、最後はスピアーからの逆エビ固めで勝利。
○ダニー・ライムライト vs ●バレット・ブラウン
旋回式飛びつきDDTでライムライト選手が3カウントを奪い、勝利。
●エイドリアン・クエスト vs ○ブレイク・クリスチャン
終始攻め込まれながらも、最後は旋回式フライングボディプレスでブレイク・クリスチャン選手が勝利。
準決勝(エピソード9)
○クラーク・コナーズ vs ●ローガン・リーガル
コナーズ選手が相手のムーンサルトアタックをかわしてからのカウンターのスピアー、そして逆エビ固めで勝利。
○ダニー・ライムライト vs ●ブレイク・クリスチャン
ライムライト選手が雪崩式ブレーンバスターからノーザンライトボムのような形で落とし、3カウント勝利。
決勝(エピソード10)
○クラーク・コナーズ vs ●ダニー・ライムライト
コナーズ選手がコーナーからのスピアー、そして逆エビ固めでタップアウト勝ち。
LION’S BREAK : CROWNの優勝を決めたコナーズ選手は、ヤングライオン卒業のための勲章を得たことになります。ただし、黒のショートタイツ卒業はもう少し先になりました。
NEW JAPAN CUP USA 2021
予選:エピソード30(2021年3月6日)〜 エピソード33(2021年3月27日)
本戦:エピソード35(2021年4月10日)〜 エピソード37(2021年4月24日)
予選(エピソード30〜33)
○トム・ローラー vs ●The DKC
●ロッキー・ロメロ vs ○リオ・ラッシュ
●ジョーダン・クリアウォーター vs ○ヒクレオ
○フレッド・ロッサー vs ●JRクレイトス
○成田蓮 vs ●ミステリオッソ
○ブロディ・キング vs ●ベイトマン
○クラーク・コナーズ vs ●TJP
●ブレイク・クリスチャン vs ○クリス・ディッキンソン
第1回戦(エピソード35)
●クラーク・コナーズ vs ○リオ・ラッシュ
ヤングライオン卒業を宣言してこのトーナメントに臨んだコナーズ選手ですが、軽量のリオ・ラッシュ選手の動きが上回り、最後は必殺のラッシュアワー(サードロープの反動を利用してのスタナー)を受け、敗戦。
●成田蓮 vs ○トム・ローラー
成田選手は奮闘するも、最後はトム・ローラー選手がスリーパーホールド、PK、そして胴絞めスリーパー。レフェリーが試合を止め、ローラー選手が勝利。
●フレッド・ロッサー vs ○ヒクレオ
実績からロッサー選手が有利だと見られていたものの、最後はTTDのような形でロッサー選手を落とし、ヒクレオ選手が勝利。
○ブロディ・キング vs ●クリス・ディッキンソン
ディッキンソン選手の足攻めに苦しむも、最後はカウンターのラリアットがヒットし、ブロディ選手が勝利。
準決勝(エピソード36)
●ヒクレオ vs ○トム・ローラー
ローラー選手が大苦戦した試合。リングアウト勝ちを狙ったものの成功せず、ヒクレオ選手のリングインのタイミングでローラー選手が丸め込み、なんとか3カウントを奪っての勝利。
○ブロディ・キング vs ●リオ・ラッシュ
エントリー中の最重量レスラーと最軽量レスラーの試合。最後はゴンゾボムでブロディ選手が勝利。
決勝(エピソード37)
●ブロディ・キング vs ○トム・ローラー
ブロディ選手が優勢に試合を運ぶも、その攻撃に耐え抜いたローラー選手がスリーパーホールドで勝利。
優勝したローラー選手は初代STRONG無差別級王者に認定され、ここから1年以上に渡って防衛を重ねることになりました。
TAG TEAM TURBULENCE
エピソード49(2021年7月17日)〜 エピソード51(2021年7月31日)
第1回戦(エピソード49)
The Good Brothers(○カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ) vs クラーク・コナーズ&●TJP
アンダーソン&ギャローズが新日本マットに久々に登場した大会。最後はコナーズ選手とTJP選手の連携がうまくいかず、逆にTJP選手がマジックキラーを食らって敗北。
永田裕志&◯成田蓮 vs フレッド・イェハイ&●ウィーラー・ユウタ
ロープに振ったユウタ選手にカウンターで成田選手のフロントスープレックスホールドが決まり、フォール勝ち。
●ケビン・ナイト&THE DKC vs West Coast Wrecking Crew(○ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン)
独特なコンビネーション技を繰り出し、アイザックス選手がケビン選手から貫禄のフォール勝ち。
Violence Unlimited(ブロディ・キング&○クリス・ディッキンソン) vs JRクレイトス&●ダニー・ライムライト
急所攻撃を回避したディッキンソン選手が得意のデスバレーボムを放ち、フォール勝ち。
準決勝(エピソード50)
Violence Unlimited(○ブロディ・キング&クリス・ディッキンソン)vs West Coast Wrecking Crew(ロイス・アイザックス&●ジョレル・ネルソン)
スクラップバスターからのラリアットでブロディ選手がフォール勝ち。
The Good Brothers(○カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ)vs 永田裕志&●成田蓮
成田選手が粘るも、最後はマジックキラーを受けてしまってのフォール負け。
決勝(エピソード51)
Violence Unlimited(ブロディ・キング&●クリス・ディッキンソン)vs The Good Brothers(○カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ)
巨体のブロディ選手が空中殺法を披露するなど見どころが多かった試合。最後はマジックキラーでアンダーソン選手がフォール勝ち。
優勝したアンダーソン&ギャローズの2人には優勝トロフィーが手渡された。
TAG TEAM CHAMPIONSHIP TOURNAMENT
エピソード98(2022年7月10日)〜 エピソード101(2022年8月14日)
第1回戦(エピソード98〜99)
○クリストファー・ダニエルズ&上村優也 vs The Factory(ニック・コモロト&●アーロン・ソロウ)
当初はダニエルズ&フレドリックスでエントリーだったと思われますが、フレドリックス選手欠場のため上村選手がエントリー。最後はムーンサルトプレスで勝利。
TMDK(○シェイン・ヘイスト&マイキー・ニコルス) vs West Coast Wrecking Crew(●ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン)
West Coast Wrecking Crew前年度のTag Team Turbulenceから唯一の2年連続出場となりましたが、タッグ屋としての意地を見せることができず、最後はサンダーバレーからフォール負け。
Midnight Heat(リッキー・ギブソン&●エディ・パール) vs Stray Dog Army(ミステリオッソ&○バレット・ブラウン)
ミステリオッソ選手のバッククラッカーからバレット・ブラウン選手のランニングキックがヒットし、フォール勝ち。この試合でSTRONG初期から参戦しているミステリオッソ&バレット・ブラウンにエピソード99にて初めて光が当たったと言っていいかもしれません。
Dark Order(イービル・ウノ&●アラン・エンジェルス) vs Aussie Open(○カイル・フレッチャー&マーク・デイビス)
AEWのユニットであるDark Orderが初参戦。しかし最後はエンジェルス選手がAussie Openの合体技のフィジェットスピナーを受け、フォール負け。
準決勝(エピソード100)
TMDK(●シェイン・ヘイスト&マイキー・ニコルス)vs クリストファー・ダニエルズ&◯上村優也
ダニエルズ選手がサンダーバレーを受け2vs1の状況になったものの、上村選手がうまく分断し、そして初披露のフランケンシュタイナーで見事に3カウントを奪って勝利。
Aussie Open(○カイル・フレッチャー&マーク・デイビス)vs Stray Dog Army(ミステリオッソ&●バレット・ブラウン)
Stray Dog Armyのタッグもコンビネーションを見せましたが、やはりタッグとしての総合力はAussie Openが上回りました。最後はフィジェットスピナーで3カウントを奪い勝利。
決勝(エピソード101)
Aussie Open(カイル・フレッチャー&◯マーク・デイビス)vs クリストファー・ダニエルズ&●上村優也
2022年8月14日のエピソード101にて決勝戦が行われました。上村選手はこの試合で新コスチュームを披露しました。しかし試合は上村選手がAussie Openの必殺技のフィジェットスピナーを受け、3カウントを奪われました。この試合に勝利したAussie Openは初代STRONG無差別級タッグ王者に認定されました。
番外編:SUPER J-CUP 2020
2020年12月13日
STRONG本編での配信ではありませんでしたが、SUPER J-CUP 2020もSTRONGのリングで展開されましたので、ここでは番外編として簡潔に掲載しておきます。
第1回戦
●クラーク・コナーズ vs ○クリス・ベイ
○ACH vs ●TJP
●レイ・ホルス vs ○ブレイク・クリスチャン
○エル・ファンタズモ vs ●リオ・ラッシュ
準決勝
●クリス・ベイ vs ○ACH
●ブレイク・クリスチャン vs エル・ファンタズモ
決勝
●ACH vs ○エル・ファンタズモ
直前に開催されたBest Of The Super Junior 27で優勝した高橋ヒロム選手からのアピールで、このSuper J-Cup 2020で優勝したファンタズモ選手は、翌年の1.4東京ドームで開催されたWrestle Kingdom 15に登場。高橋ヒロム選手とスペシャルシングルマッチを行いました。
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英語のマイクアピールをしっかりと理解したい人にはこの本がオススメ
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