STRONG2周年記念!STRONGをざっくりと振り返る(その3-1:参戦選手1)
- 2022.08.20
- NJPW STRONG
- STRONG

STRONG配信開始2周年記念ということで、STRONGをざっくりと振り返っています。第三弾として、初期の頃に登場した選手が現在どうしているのか、どのように変化しているのかを見ていきたいと思います。ここでは、おおよそ最初の1年間に登場した選手を中心に見ていきたいと思います。選手の人数がかなり多くなりますので、7回に分けて紹介していきます。その他の記事へのリンクも挙げておきます。
STRONGの歴史 トーナメント 参戦選手(2 3 4 5 6 7)
カール・フレドリックス
初登場:2020年8月8日(第1回配信)
フレドリックス選手は2019年に開催されたヤングライオン杯で優勝し、既にヤングライオンを卒業していました。そしてSTRONGの第1回配信で、最初にリングに上がったのがフレドリックス選手です。この時点でSTRONGのエース候補、中心選手の一人として考えられているのだろうという印象を受けました。
しかし、2020年12月12日配信のエピソード19でジェイ・ホワイト選手とシングルマッチを行った後、しばらく欠場してしまいます。復帰したのは2021年3月6日配信のエピソード30でした。その後はレギュラー参戦選手の一人として活躍し、2021年6月26日配信のエピソード46ではトム・ローラー選手の持つSTRONG無差別級王座に挑戦しています。
2022年に入るとAEWのThe Factoryとの抗争が始まりますが、フレドリックス選手は突如としてリングから姿を消してしまいます。NJPW STRONG無差別級タッグ王座トーナメントにはクリストファー・ダニエルズ選手とのタッグでエントリーする予定でしたが、フレドリックス選手が欠場したことでその代役の上村選手がエントリーされました。
そして本人がTwitterにて新日本プロレスとの契約が切れたことを報告しています。G1にエントリーされなかったことも影響があったのかもしれません。しかし、これでプロレスの世界から去るのではなく、他団体のリングには上がるようです。近い将来、再び新日本のリングに戻ってくることを期待しています。
ブロディ・キング
初登場:2020年8月8日(第1回配信)
2019年にヴィラン・エンタープライゼスとしてマーティー・スカル選手と共に来日していました。STRONGでは第1回配信のNEW JAPAN CUP USA 2020にエントリーされ、レギュラー参戦するようになりました。STRONGではアメリカ本隊側としてジュース・ロビンソン選手やLA道場勢とタッグを組むようになります。
その巨体で圧倒的な存在感を示してきましたが、NEW JAPAN CUP USA 2020では準決勝でタマ・トンガ選手に敗北、NEW JAPAN CUP 2021では決勝でトム・ローラー選手に敗北、IWGP USヘビー級王座挑戦権利証戦でもKENTA選手に敗北と、チャンスを掴み切れませんでした。
2022年に入るとAEWのリングに上がるようになりました。マラカイ・ブラック選手とHouse of Blackというユニットを結成し、独特の世界観を作っています。現在はバディ・マシューズ選手やジュリア・ハート選手も加えて活動しています。そして6月29日のAEW DYNAMITE 143で開催されたバトルロイヤルで優勝すると、翌週の7月6日のAEW DYNAMITE 144ではジョン・モクスリー選手の持つ暫定AEW世界王座に挑戦しています。
AEWでの活躍が増えるにつれ、STRONGへの登場機会が減っています。現時点では2022年6月19日配信のエピソード95への登場が最後となっています。この試合は実際には現地時間5月15日に行われたものですので、STRONGのリングからは既に3ヶ月離れているということになります。今後再びSTRONGに登場することがあれば、以前のようなアメリカ本隊側としてではなく、AEWのHouse of Blackのブロディ・キングとしての登場になる可能性が高いでしょう。
クラーク・コナーズ
初登場:2020年8月15日(第2回配信)
LA道場の中心選手、クラーク・コナーズ選手は第2回配信からの参戦でした。既にカール・フレドリックス選手がヤングライオンを卒業していたということもあり、初登場時点では唯一のヤングライオンとしての参戦でした。そして2020年9月26日(エピソード8)から10月10日(エピソード10)にかけて開催されたLION’S CROWN : BREAKで優勝し、ヤングライオンを卒業することになります。
2022年2月26日にはDEFYのリングでクリストファー・ダニエルズ選手の持つDEFY暫定王座に、2022年4月3日(エピソード85)にはトム・ローラー選手の持つSTRONG無差別級王座に挑戦しています。いずれも王座奪取に失敗しましたが、チャンスを与えられつつあります。
そしてBest of the Super Junior 29に参戦し、日本のファンの前に姿を見せたのは記憶に新しいところです。
ミステリオッソ
初登場:2020年8月15日(第2回配信)
ミステリオッソ選手は2019年12月8日にカリフォルニア州アナハイムで開催されたLion’s Break Projectに登場しています。その縁、そしてカリフォルニア州をテリトリーとしているということもあってか、STRONGには第2回という最初期から登場しています。現在まで唯一のレギュラー参戦マスクマンです。
しかし、STRONGのリングでは目立った活躍をすることができませんでした。2021年3月20日(エピソード32)ではNEW JAPAN CUP 2021予選で成田選手に敗れています。新日本の所属ではありませんが、2020年後半から現在にかけて、STRONG以外のリングにはほとんど上がっていません。
そして2021年8月14日(エピソード53)でStray Dog Armyに加入しました。それをきっかけにトップ戦線へ浮上・・・ということにはなりませんでしたが、現在に至るまでSTRONGのリングに上がり続けています。2022年に入ってからは初のイギリス遠征も行い、活動の幅を広げつつあります。
バレット・ブラウン
初登場:2020年8月15日(第2回配信)
バレット・ブラウン選手もミステリオッソ選手と同じく、2019年12月8日にカリフォルニア州アナハイムで開催されたLion’s Break Projectに登場しています。LA道場のトライアウトにも参加していたようです。STRONGでは2020年9月26日(エピソード8)から10月10日(エピソード10)にかけて開催されたLION’S BREAK : CROWNにもエントリーされました。しかし1回戦でダニー・ライムライト選手に敗れています。
元々他団体でエイドリアン・クエスト選手とのタッグチームでタイトルを獲得していましたが、当初のSTRONGではタッグを組む機会がほとんどありませんでした。そして、シングル、タッグ共にバレット・ブラウン選手は勝ち星に恵まれませんでした。2021年5月8日(エピソード39)でThe DKC&ケビン・ナイトとのタッグマッチで勝利を収めましたが、試合後に激しい言い争いを行います。解説の真壁選手からは「そういう喧嘩いらないから、控室でやれよ!」とガチギレされますが、結局これは口喧嘩で終わりませんでした。退場時にバレット・ブラウン選手が背後から襲撃、そしてリングに引き戻し、裏拳でエイドリアン・クエスト選手をノックアウトさせました。真壁選手は「実力が伴ってないのにそんなことは必要ない」「左のヤツ(バレット・ブラウン)は特にアレだな、この上下のツナギいらないな」と酷評されますが、この姿を見て「まだこいつは伸び代あるな」という評価も受けました。
そして2021年6月5日(エピソード43)でエイドリアン・クエスト選手とのシングルマッチが組まれますが、そこにセコンドとして登場したのがベイトマン選手でした。さらに2021年8月14日(エピソード53)ではミステリオッソ選手も加入し、Stray Dog Armyが結成されました。
2022年に入ってからはAEWにも登場するようになりました。活動拠点はテキサス州で、STRONG以外にも地元のMPXやHOTというインディー団体のリングに上がっているようです。
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