STRONG2周年記念!STRONGをざっくりと振り返る(その3-2:参戦選手2)

STRONG2周年記念!STRONGをざっくりと振り返る(その3-2:参戦選手2)

STRONG配信開始2周年記念ということで、STRONGをざっくりと振り返っています。第三弾として、初期の頃(おおよそ最初の1年間)に登場した選手が現在どうしているのか、どのように変化しているのかを見ていきます。今回は選手の今昔第二弾です。その他の記事へのリンクも挙げておきます。

STRONGの歴史  トーナメント  参戦選手(    

TJP

初登場:2020年8月15日(第2回配信)

旧ロス道場出身のTJP選手は、2019年に久しぶりに新日本マットに復帰していました。STRONGにも第2回から登場しています。当初はLA道場側として、若い選手たちをまとめるような役割でした。また、クラーク・コナーズ選手とのタッグでTag Team Turbulenceにもエントリーしました。

しかしながら、TJP選手とコナーズ選手との息が合わないシーンが増えてきます。そして2021年10月24日(エピソード63)のAUTUMN ATTACKにおいて、オスプレイ選手のパートナーXとして登場、United Empire入りを果たしました。

その後はBest of the Super Junior 29にエントリーし、2022年6月20日にはフランシスコ・アキラ選手とのタッグでIWGPジュニアタッグ王座を獲得したのは記憶に新しいところです。

ジョーダン・クリアウォーター

初登場:2020年8月15日(第2回配信)

ジョーダン・クリアウォーター選手はSTRONGで新日本初参戦した選手です。第2回配信ではタッグマッチで登場しましたが、一人だけ頭1つ身長が高く目立っていました。しかし、それ以上に注目されたのがそのコスチュームです。入場時にはガウンを羽織っていましたが、柴田選手によると「ガウンに着られている」ということでした。本人の持つオーラや雰囲気がガウンに負けているということでしょう。そして、なんと言ってもショートタイツの色が酷評されました。ブラウンのショートタイツで、遠目にはタイツを履いていないように見えました。しかし、これは実際にはゴールドで、本人のキャッチフレーズのThe Golden Boyに合わせたものだったのでしょう。さらに平日は金融関係の仕事をしているということも明かされました。

クリアウォーター選手はNWAを主戦場としています。しかし中心選手というわけではなく、ユニットの2〜3番手のような位置付けでした。2021年はNWAと共にSTRONGにも頻繁に登場しました。しかし、NEW JAPAN CUP USA 2021は予選敗退し、目立った活躍をすることができていませんでした。この間にコスチュームが黒と黄色のハーフパンツに変更されました。

2022年にはSTRONGマットからは遠ざかり、NWAに専念していました。2022年7月31日(エピソード101)で久々にSTRONGに登場しましたが、その風貌や雰囲気は以前から大きく変わっていました。黄金のガウンに黄金のタイツで、リック・ルード選手のように腰を振るパフォーマンスをするなど、ちょっと嫌な感じのレスラーといった雰囲気です。貫禄がついてきたともいえるでしょう。実はこのSTRONGから姿を消していた時期にUWNの王座を獲得していました。元々恵まれた体格をしており、今後さらに自信と経験を重ねればトップ戦線に食い込んでいくような活躍も期待できるかもしれません。

リーガル・ツインズ(ローガン・リーガル&スターリング・リーガル)

ローガン・リーガルの初登場:2020年8月15日(第2回配信)

スターリング・リーガルの初登場:2020年10月31日(第13回配信)

双子の兄弟レスラー、ローガン・リーガル選手とスターリング・リーガル選手は、バレット・ブラウン選手、ミステリオッソ選手と同様に、2019年12月8日にカリフォルニア州アナハイムで開催されたLion’s Break Projectに登場しています。それ以前の新日本プロレス参戦や来日経験はないようです。当初はリーガル・ツインズとしてではなく、ローガン選手が単独で参戦していました。新型コロナによる国境閉鎖の関係でスターリング選手がイギリスから帰国できない状況にあったからです。

単独参戦となったローガン選手はSTRONGには初期から登場し、LION’S BREAK : CROWNにもエントリーされていました。しかしこの時期はあまり注目されることもなく、インディーの若手レスラーといった扱いでした。ところが、2020年10月31日(エピソード13)でとうとうスターリング選手とのリーガル・ツインズとして試合に出始めると、見違えるようなファイトを繰り広げていきます。ジュニアのタッグ屋というのが彼らのスタイルなのでしょう。

そしてブロディ・キング&リーガル・ツインズというトリオにも活躍の場を広げました。二人は心底ブロディ選手をリスペクトしているのか、入れ墨柄のシャツを着てリングに上がるようになりました。しかし、2021年4月3日(エピソード34)でトリオを結成してチーム・フィルシーとの6人タッグマッチを行なって以来、二人はリングから遠ざかってしまいました。2021年に入ってからは他団体のリングに上がらず、STRONGのみに参戦していたようですので、プロレスの世界からは身を引いた形になるでしょう。

現在の2人はイギリスに渡り、ジムを経営しつつ、フィットネスコーチをしているようです。2人は以前とは見違えるようなムキムキの体になっています。プロレスを引退したという宣言をしたわけではありませんので、チャンスがあればまたリングに戻ってくるかもしれません。個人的にはIWGPジュニアタッグ戦線に入ってきてほしいチームです。

ブレイク・クリスチャン

初登場:2020年8月15日(第2回配信)

ハイフライヤーのブレイク・クリスチャン選手は第2回配信で初登場し、注目される存在になっていきます。まだ線が細くて逞しさに乏しいものの、華麗な空中殺法でブレイクの可能性を示していました。LION’S BREAK : CROWNにもエントリーされています。

しかし、2021年にはWWEの契約を勝ち取ります。トレイ・バクスターとして、KUSHIDA選手の持つNXTクルーザー級王座に挑戦もしましたが、WWEからは短期間でリリースされてしまいました。

STRONGには2022年3月20日(エピソード83)で復帰しています。体型は以前と大差ないようにも見えますが、動きに逞しさが加わってきました。現在はGCWのリングがメインのようですが、STRONGやAEWにも定期的に参戦をしています。また、敗れはしたものの、Warrior Wrestlingでオスプレイ選手の持つタイトルに挑戦もしています。2022年8月21日(エピソード103)ではエル・デスペラード選手、高橋ヒロム選手との3WAYマッチも行なっています。その試合後にはデスペラード選手がマイクで「ブレイク・クリスチャン、お前がBest of the Super Juniorに来るのを待っている」語りました。今後の活躍次第では、2023年に開催されるであろうBest of the Super Junior 30にエントリーされる可能性も高いだろうと予想されます。

ACH

初登場:2020年8月15日(第2回配信)

日本でもお馴染みのACH選手は第2回からの登場でした。初期の頃はTJP選手などアメリカ本隊側の選手とタッグを組むことが多くありました。2020年に開催されたSUPER J-CUP 2020では決勝にまで勝ち上がるも、最後はエル・ファンタズモ選手に敗れてしまいました。この時期はSTRONGの中心選手の一人だったといっても過言ではありません。

しかし2021年に入ってからは2回登場しただけで、それ以降はSTRONGから遠ざかります。現在のところ、最後の登場が2021年2月26日(エピソード29)となっています。それ以降もアメリカのインディー団体には精力的に参戦しています。現在、AAWではタッグ王者に君臨しているようです。ACH選手がまたSTRONGのリングに戻ってくるかどうかは不透明です。

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