ダラスとフィラデルフィアでのSTRONG興行が決定!

ダラスとフィラデルフィアでのSTRONG興行が決定!

新日本プロレスから、STRONGの興行予定が発表されました。8月14日のロングビーチ大会はどちらかというとスタジオでの収録現場に観客を入れるというような感じですので、9月のAUTUMN ATTACKから本格的にSTRONGの有観客興行が始まると言って良いでしょう。

9月・10月大会の参戦選手

今のところ新日本プロレスからは発表されているのは、開催日程と会場などで、参戦選手については公式なアナウンスが出されていません。ただ、広報写真に掲載されている選手は参戦することが前提と考えて良いでしょう。9月のAUTUMN ATTACKダラス大会の広報写真には12人、10月のNEW JAPAN SHOWDOWNフィラデルフィア大会の広報写真には10人の選手の写真が掲載されています。両大会の写真にあるのはジェイ・ホワイト選手、トム・ローラー選手、フレッド・ロッサー選手、デヴィッド・フィンレー選手、ジュース・ロビンソン選手、カール・フレドリックス選手、リオ・ラッシュ選手の7名です。リオ・ラッシュ選手を除く6人がSTRONG興行の中心となっていくことでしょう。もちろん、ブロディ・キング選手やJRクレイトス選手、TJP選手なども参戦するでしょうが、興行の軸としてはこの6人ということになるでしょうか。なお、リオ・ラッシュ選手はすでに引退を表明しているものの、新日本との契約は完遂するとしていました。

リオ・ラッシュが突然の引退発表!- プロレス生活

そしてそのリオ・ラッシュ選手のリハビリは順調に進んだようで、出場へのゴーサインが出た模様です。

この3ヶ月間、私は毎日リハビリに励み、これまでないほどの努力をしてきました。そして本日、許可が下りました。(翻訳:フロ)



国内での興行との関係性

国内では、9月18日から10月21日までの日程でG1 CLIMAX 31が開催されます。STRONGの9月・10月興行に参戦する場合はこの日程とちょうど重なってしまいます。したがって、ジェイ・ホワイト選手やデヴィッド・フィンレー選手、ジュース・ロビンソン選手のG1参加はなさそうです。また、プロレス生活では棚橋選手が9月6日のAEWのALL OUT 2021に参戦するのではないかと予想しています。そうなると棚橋選手もG1へのエントリーが不可能になります。ですので、棚橋選手がALL OUT 2021に参戦するならば、9月25日、26日のSTRONGダラス大会までは少なくともアメリカに滞在するのではないかと思います。

G1以降の日程については、昨年度の実績では10月23日から11月5日の日程でROAD TO POWER STRUGGLEが、11月7日にPOWER STRUGGLEが開催されました。その後、11月15日から12月11日までの日程でWORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr. 27が同時開催されました。今年も同じような日程で開催されるとすれば、10月16日、17日のフィラデルフィア大会に出場した選手はPOWER STRUGGLEシリーズへの参戦が厳しくなります。

STRONGに関して現在発表されているのは10月大会までですが、今後も同じようなペースで開催していくことでしょう。1ヶ月に2日間の興行を行い、それを4分割して毎週土曜日に配信していくと思われます。とはいえ、ダラスの会場もフィラデルフィアの会場もかなりのキャパシティを持っています。集客のためにはSTRONGのこれまでのレギュラーメンバーに加え、日本からも中心選手が参戦する必要も出てくるでしょう。国内の興行やタイトルマッチの予定を考慮しつつ参戦選手が決まってくるものと思われます。例えば12月のワールドタッグリーグに参戦しない選手が12月のSTRONG興行に参戦する、と言った感じです。これまでは国内興行とSTRONGがほとんどパラレルワールドのような感じで存在していました。しかし、定期的な往来が発生することで、選手間の絡み方が国際的になり、非常にストーリーが深くなってくるようにも思います。私としてはぜひ棚橋選手とロッサー選手のタッグでWTLに参戦してもらいたいですし、チーム・フィルシーの来日も期待しています。STRONG有観客興行が本格的に稼働することで、ますます楽しみ方の幅が広がるのではないでしょうか。

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