【STRONG】NJPW STRONG参戦選手とその楽しみ方(part.3)
- 2021.08.14
- NJPW STRONG
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NJPW STRONGが開始して1年が過ぎました。そして8月16日からは有観客での興行(収録)になるなど、STRONGもどんどんと成長してきています。8月15日に配信されるロサンゼルスでの有観客興行RESURGENCEにも多くのSTRONGの選手が参戦します。普段はSTRONGを観ていないファンの方々にとっては、このRESURGENCEで初めて目にする選手も多いだろうと思います。
これまで私なりに同じタイトルでの記事を書いてきました。
私の主観も織り交ぜてのまとめになりますので、あくまでも参考程度にお考えください。なお、part.1は6月14日に、part.2は7月14日にまとめていました。そちらもご参考になさってください。
直近3ヶ月の参戦選手
直近3ヶ月間に登場した選手と所属ユニットは以下の通りです。カッコ内は通算登場回数です。2021年8月14日のエピソード53を基準としました。
LA道場
カール・フレドリックス(19)→ STRONG無差別級王座に挑戦するものの敗北。LA道場のエース。STRONG無差別級王座に挑戦するもトム・ローラーに完敗した。
クラーク・コナーズ(25)→ LION’S BRAKE: CROWN 優勝者。ヤングライオンは卒業した。
アレックス・コグリン(10)→ 初期は怪我のため欠場。現LA道場キャプテン。素晴らしい肉体美。現在はアレックス・コグリン チャレンジマッチシリーズが展開されている。ジョシュ・アレキサンダー選手、PJブラック選手相手に2連敗。RESURGENCEではカール・フレドリックス選手と対戦。当面はシングルでチャレンジマッチをこなしていくものと思われる。
The DKC(22) → フリーでの参戦から柴田コーチに直訴してのLA道場入り。線は細いが元気はつらつ。
ケビン・ナイト(13)→ LA道場期待の若手。ドロップキックが高くてフォームが綺麗。なかなか勝利に恵まれないが、将来性は抜群。
成田蓮(10)→ AEWへの参戦も果たした。シングルマッチでベイトマン選手、ミステリオッソ選手、クリス・ディッキンソン選手、ロイス・アイザックス選手(AEW)に勝利するなど、実績を残しつつある。日本にいた頃よりも一回り体が大きくなった。身長もまだ伸びているようで、183センチの柴田コーチの身長を超えた。
BULLET CLUB
ヒクレオ(18)→ BULLET CLUB唯一の初期からのレギュラー参戦組で、STRONGではほぼひとりBULLET CLUBとして奮闘。STRONG無差別級王者のトム・ローラー選手が唯一苦しんだのはヒクレオ選手とのNEW JAPAN CUP USA公式戦。AEWでランス・アーチャー選手の持つIWGP USヘビー級王座に挑戦するも敗北。
チームフィルシー
トム・ローラー(14)→ NEW JAPAN CUP USA 2021優勝者。現STRONG無差別級王者。チームフィルシーの総帥。主戦場はMLW(Major League Wrestling)で、そちらの団体でもチームフィルシーを結成している。STRONGではシングルで無敗、タッグでもピンフォールを奪われたことがないなど、無双状態で活躍中。
JRクレイトス(15)→ 巨体を武器に暴れ回る。チームフィルシーの用心棒的存在。NWAの大会にも頻繁に登場している。かつて全日本プロレスに参戦したこともある。見た目はいかついが反則攻撃をほとんど見せることはない。
ダニー・ライムライト(20)→ ロッキー選手との繋がりでSTRONGに参戦するも、チームフィルシー入り。AEWデビューも果たしたが、最近MLWと契約を交わした。MLWにはやはりトム・ローラー選手率いるチームフィルシーが存在するが、ダニー・ライムライト選手はLAXというユニットに所属するというねじれ現象が起こっている。STRONGには継続参戦する模様。現在、UWNタッグ王者(パートナーはパーポ・エスコ)。
ジョレル・ネルソン(5)→ エピソード39で初登場。アイザックス選手とのタッグはウェストコースト・レッキングクルーというチーム名。WCPW(West Coast Pro Wrestling)やAEWにも参戦しているフリーランスのレスラー。エピソード52でチームフィルシーに勧誘され、加入することになった。
ロイス・アイザックス(5)→ エピソード39で初登場。成田蓮のAEWデビュー戦の相手。エピソード52でチームフィルシーに勧誘され、加入することになった。
本隊(元ロス道場)
ロッキー・ロメロ(21)→ 若手や初参戦レスラーの壁となる。STRONGではジェイ・ホワイト選手ともシングルマッチを行なった。
TJP(18)→ シングルでは若手の壁となり、タッグでは若手を引っ張るリーダー的存在。解説陣の評価も高く、きちんと試合を作れるベテラン選手。クラーク・コナーズ選手とタッグを組むことも多い。
本隊(ブロディ・キング派)
ブロディ・キング(22)→ 全身タトゥーの巨体レスラー。NEW JAPAN CUP USA 2021準優勝者。初期のLA道場でのキャンプにも参加していた。ROHが主戦場。ROHでもクリス・ディッキンソン選手らとともにバイオレンス・アンリミテッドというユニットを結成している。
クリス・ディッキンソン(14)→ 元チームフィルシー。トム・ローラー選手とのSTRONG無差別級選手権試合に敗れる。ROHやGCWにも頻繁に参戦している。
本隊(フレッド・ロッサー派)
フレッド・ロッサー(20)→ アメリカ版本隊のリーダー的存在。ヒクレオとのノーDQマッチを制す。新日本プロレスと所属契約をした。ニックネームはNo Days Off(休まない男)。解説の棚橋選手からラブコールを受けている。柴田選手も日本につれてきたい選手であることを明かしている。ワールドタッグリーグで棚橋選手とのタッグ結成なるか?
エイドリアン・クエスト(18)→ バレット・ブラウンに裏切られ、シングル決戦でも敗北。ロッサーがサポートを約束。最近、少し体が緩んできたことを棚橋選手に指摘されていた。
本隊(その他)
ジョーダン・クリアウォーター(15)→ 登場当初はコスチュームの色しか話題にされなかったが、徐々に評価を上げつつある。日中は金融関係の職に就いているとのこと。STRONG初期からの定期参戦組。フリーランスの選手だが、主戦場はNJPW STRONGで、その他にNWAなどにスポット参戦している。人気、実力とも上がりつつある。
PJブラック(10)→ STRONG初期のレギュラー参戦メンバー。1年近く欠場していたものの、エピソード48で久しぶりの参戦を果たす。ROHを主戦場としている。
はぐれ者チーム
ベイトマン(8)→ 参戦当初は本隊メンバーともタッグを組んでいたが、エイドリアン・クエスト選手を裏切ったバレット・ブラウン選手と手を組む。RESURGENCEでははぐれものチームでダークマッチに登場する。試合に介入するなど、現状ではこのチームがSTRONGで最もヒールらしい試合運びをしている。
バレット・ブラウン(15)→ 当初はエイドリアン・クエスト選手とのタッグでの出場も多かったが、クエスト選手を裏切り、ベイトマン選手と手を組む。実はすごく真面目な選手であることが柴田選手から明かされている。
ミステリオッソ(18)→ STRONG唯一のレギュラー参戦マスクマン&ルチャドール。目立った実績を残していないが、STRONG初期からの定期参戦組。父のリングネームをそのまま引き継いでいる。エピソード53で前触れもなくバレット・ブラウン選手のセコンドとして登場した。
新規参戦組(立ち位置が未確定なため、仮分類)
フレッド・イェハイ(4)→ フリーランスのレスラー。ROHやAAW(All American Wrestling)を主戦場としているが、今後はSTRONGへの登場も増えるかも。現在、AAWヘビー級王者。
ウィラー・ユウタ(5)→ 日系2世レスラー。ROHやBeyond Wrestlingなどに参戦している。最近、AEWにも参戦し、結果を残しつつある。インディペンデント団体にも引っ張りだこの人気者。WWEのトライアウトを受け、契約直前まで至っていたようだが、WWEが契約を見送ることになったようである。現在、インディペンデントTV王者。
AJZ(2)→ アピールの動きが独特。ボディービルダーのような肉体美。明るいキャラクターで人気が出るかもしれない。OVW(Ohio Valley Wrestling)というプロモーションが主戦場となっている。
カール・アンダーソン(3)→ エピソード49で初登場。ドク・ギャローズとのタッグでタッグトーナメントを制覇した。IMPACTに所属している。現在、インパクト世界タッグ王者およびLPWGタッグ王者。
ドク・ギャローズ(3)→ エピソード49で初登場。カール・アンダーソンとのタッグでタッグトーナメントを制覇した。IMPACTに所属している。現在、インパクト世界タッグ王者およびLPWGタッグ王者。
ジョシュ・アレキサンダー(2)→ IMPACTのX-Division王者。タッグトーナメントにはエントリーせず。
アレキサンダー・ジェームズ(1) → エピソード52で初登場。以前はドイツのwXwなどで活躍していた。
その他(スポット参戦)
小島聡(3)→ エピソード43で初登場。エピソード50ではSTRONG無差別級王座に挑戦するも敗北。
永田裕志(3)→ エピソード39で初登場。モクスリー選手との前哨戦を戦った。タッグトーナメントにエントリーし、1回戦を突破した。
これからの楽しみ方
STRONGをより楽しむため、ごく簡潔に楽しみ方をまとめました。
有観客興行になってからの成長は?
現地時間8月16日から有観客興行が始まります。興行はライブ配信されず、これまで通り土曜日の11時から配信されます。これまではずっと無観客でしたが、アメリカの観客の前でどのような反応を得るのかが一つのポイントです。意外な選手が支持される可能性もあります。
STRONG無差別級王座の行方は?
現在、STRONG無差別級王者のトム・ローラー選手はSTRONGのリングで無敗です。そしてリオ・ラッシュ選手が挑戦を表明していますが、まだタイトルマッチは組まれていません。トム・ローラー選手の牙城を誰が崩すのかという点に注目です。
はぐれ者チームは極悪ヒールの道を歩むのか?
ベイトマン選手、バレット・ブラウン選手、ミステリオッソ選手がユニットを組むことがほぼ決定しました。このチームは試合に介入するなど、STRONGの中でも最もヒールらしい行動をしています。ただし、この3人はいずれもSTRONGで満足のいく結果を残せていません。極悪ヒールという地位を得て、ファンの前で猛烈なブーイングを浴びることができれば一気に跳ねるかもしれません。
日本からの参戦選手はどのように絡んでいくのか?
今のところ、8月16日の有観客興行への棚橋選手、石井選手の参戦が発表されています。また、上村選手や、9月シリーズ以降はジェイ・ホワイト選手、デビッド・フィンレー選手、ジュース・ロビンソン選手などのアメリカ在住組、田口選手、石森選手、エル・ファンタズモ選手なども参戦することが見込まれています。STRONGの戦いの渦にどのように絡んでいくのかに注目です。
STRONG無差別級王座以外のタイトルマッチは?
参戦予定の石森&ファンタズモ選手がそのタイミングでまだジュニアタッグ王座を保持していた場合、現地で防衛戦を行うのか、その時の挑戦者は誰になるのかという点が一つの注目ポイントです。ここ3ヶ月以内の登場はありませんが、ローガン・リーガル&スターリング・リーガルのリーガルツインズなどが挑戦してくると面白いと思います。他にもNEVER無差別級王座、USヘビー級王座などのタイトルマッチは行われるのかという点にも注目です。
少しでも参考になったらならば幸いです。
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