内藤哲也はIWGPタッグ戦線へ向かうのか?

NEVER6人タッグ選手権に敗北を喫した内藤選手ですが、バックステージコメントで興味深い発言をしていました。
内藤「(今回のタイトル戦を終えて)シングルマッチだけがプロレスの楽しみじゃないなあと。タッグマッチも楽しみの一つだなぁって、改めて痛感させられたよ。そういう意味では、SANADAとのタッグもアリなのかな?」(続)
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) June 2, 2021
内藤哲也とIWGPタッグ王座
内藤選手は高橋裕二郎選手とのタッグで第55代IWGPタッグ王者になっています。そして私の記憶が正しければ、2011年 5月3日のレスリングどんたく2011でやはり高橋選手とのNO LIMITで挑戦したのを最後に、内藤選手はIWGPタッグ戦線には参戦していません。また、ロス・インゴ結成以降はベルトには絡んでいないものの、WORLD TAG LEAGUEに参戦し、2015年にはEVIL選手とのタッグで準優勝という好成績を収めています。しかし、SANADA選手の加入によりロス・インゴのヘビーのタッグチームとしてEVIL&SANADAが確立したことで、内藤選手は本格的にタッグ戦線から離脱することになりました。
内藤哲也、背水の陣
内藤選手は2021年1月4日のWRESTLE KINGDOM東京ドーム大会メインで飯伏選手に敗れ、日本のベルトを失った後、これといった実績を残せていません。2月28日の大阪城ホール大会でインターコンチのベルトに挑戦するも飯伏選手に連敗。NEW JAPAN CUPもグレート-O-カーン選手の前にレフェリーストップ負け。4月26日の広島サンプラザホール大会では-O-カーン選手にリベンジするも、今回のNEVER6人タッグ選手権試合でベルト奪取に失敗してしまいました。ロス・インゴの話題の中心は完全に鷹木選手に奪われてしまった状態と言っても過言ではないでしょう(いや、鷹木選手は新日本プロレスの話題の中心ですね)。「逆転の内藤」とはいえど、ここからの巻き返しはそう簡単ではないでしょう。
東京ドーム大会のメイン
でも、でも、はっきり言えることが一つだけあるよ。それは……俺はまたこの東京ドームのメインイベントに帰ってくるから。この東京ドームのメインイベントに、また必ず帰ってくるから。その時をトランキーロ、焦らずに、お待ちください。(新日本プロレス公式サイトより)
1.4東京ドーム大会の試合後のバックステージで内藤選手はこのように語っていました。今年はコロナ禍の影響でさまざまなスケジュールが狂っている状態ですが、それでも内藤選手は2022年1月4日の東京ドームのメインを見据えていることでしょう。いや、もう一つ可能性があります。5月29日のWRESTLE GRAND SLAM東京ドーム大会は中止ではなく延期ということになっています。当初、この大会ではオスプレイ選手と鷹木選手の勝者がオカダ選手とのIWGP世界ヘビー級選手権を戦う予定でした。これが1.4までの間に開催されることになれば、内藤選手は当然そのメインを狙っていくでしょう。IWGP世界ヘビーに堂々と挑戦するためには目に見える実績が必要でしょう。そのために「まーずーは」タッグ王座という論法も考えられるでしょう。そうなると結果を急ぐ理由があります。
先日発表されたDOMINION大阪城ホール大会で、6人タッグ戦ながら内藤選手はチャンピオンチームとの対戦が組まれています。ここできっかけを作り、挑戦まで持っていけるかどうかが第一の関門になるでしょう。試合から目が離せません。
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