CHAOSと本隊チームの前哨戦

CHAOSと本隊チームの前哨戦

6月22日後楽園ホール大会のバックステージで、石井選手からある要求が出されました。翌23日で予定されているCHAOS vs BULLET CLUBの追撃戦のカードを変更しろというものでした。

前哨戦と追撃戦

近年の新日本プロレスのマッチマークは、タイトルマッチに向けた前哨戦が中心に据えられています。タイトルマッチがシリーズ最終戦やWRESTLE KINGDOM IN TOKYO DOMEなどの単発ビッグマッチに行われる場合はいいのですが、シリーズ中に開催される場合はタイトルマッチ後にも前哨戦と同じような顔合わせの追撃戦が行われることは珍しくありません。もちろんそれには理由があるでしょう。通常の大会ではあらかじめ対戦カードを発表しておく必要があります。タイトルマッチ前後で全く異なるカードになっていると、あ、会社はこの選手がタイトル防衛(奪取)すると見ているんだな、とあらぬ推測を誘発しています。そうしたこともあって、いわゆる追撃戦が組まれることが多いのでしょう。



CHAOSと本隊の全面戦争

石井選手の要求が通るかどうか注目していましたが、本日のカードが変更されたとの発表がありました。

結果、NEVER6人タッグチャンピオン&矢野通&オカダ・カズチカvs第三世代&GBHという10人タッグマッチになりました。石井選手は以前から本隊のクズどもと挑発していました。また、22日のバックステージでは第三世代の3人のことを3バカと言い放ち、また、本隊にはまだクズどもがいるな、と本隊全員に対して挑発的な言葉を投げかけました。これに対し、反応した選手がいました。

本間選手は今回のタイトルマッチに絡んでいませんが、今後行われるであろう前哨戦ではCHAOSチームとぶつかることが多くなってくると思われます。石井選手の挑発が本間選手の闘争心にも火をつけることになりました。

今回のカード変更はファンにとっても期待を持たせるものではないでしょうか。石井選手とディック東郷選手のマッチアップをまだまだ見たいという人もいるでしょうが、追撃戦は要らないと感じている人も多いことでしょう。私は今回のカード変更をポジティブに捉えています。

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