デスペラードを狙うスナイパー

デスペラードを狙うスナイパー

王者エル・デスペラード vs 挑戦者石森太二。ともにヒールユニットに属する両者はこのタイトルマッチに向け、対戦相手に対するリスペクトの念を隠していませんでした。この日のメインイベントのIWGPジュニアヘビー級選手権試合は、互いに切り返し、相手の予想のさらに上をいく攻防で会場を沸かせました。

そしてエル・デスペラードが二度目の防衛に成功しました。

次期挑戦者は突然に

デスペラード選手がマイクを持ち、アピールをしようとしたその瞬間、会場が暗転し、ある映像が流れました。そう、ロビー・イーグルス選手からの挑戦表明です。

ロビー・イーグルス選手が来るとは想像していなかった方も多かったのではないでしょうか。私も全く想像していませんでした。ロビー選手はオーストラリアのPWAという団体を中心に試合に出ていたようでしたが、来日するような素振りは全く見せていませんでした。意外な挑戦表明でしたが、逆にワクワクするような展開になりました。

場所は東京ドーム

ロビー選手は早くからこのタイミングで挑戦表明をしようと企んでいたのでしょう。映像を流すタイミングまでロビー選手が指定していたのかどうかはわかりませんが、デスペラード選手が喋り出す前に間髪入れず映像が流されたのは非常に計算されているなと感心しました。もしかすると花道の奥で挑戦表明をしようと待ち構えていた選手がいたかも知れません。しかし、そうした現地にいる他の選手に挑戦表明をさせる隙を与えず、まず自分の映像を流させたというのはロビー選手の作戦勝ちでしょう。

リング上でデスペラード選手はロビー選手についてあまり触れることはありませんでした。それよりも挑戦者石森選手への賛辞、そして解説席にいたヒロム選手への激励の言葉を残し、リングを後にしました。しかしながらバックステージでは次期挑戦者について語っています。挑戦表明を受け入れる代わりに、自分からの要望もあると。それは東京ドームでの防衛戦ということです。



次のタイトルマッチの見どころ

おそらく次の挑戦者はロビー選手で決定となるでしょう。となると、東京ドームでダークヒーローのエル・デスペラード選手と正統派ヒーローのロビー・イーグルス選手との間でタイトルマッチが行われることになります。挑戦者がベビーフェイスのロビー選手ですので、デスペラード選手も今回の防衛戦以上によりダーティーな戦いを仕掛けてくるでしょう。善玉vs悪玉というわかりやすい構図になったように思います。東京ドームは熱心なファンだけでなくライトなファン、あるいはプロレスを見るのが初めてだというファンまで幅広い層の観客がいます。見た目にも悪そうなチャンピオンと、華麗な空中殺法を繰り広げる派手で明るい挑戦者という構図は、そうしたファンも入り込みやすい、感情移入しやすい試合になろうかと思います。どんな試合になるかまだ想像もつきませんし、前哨戦もどれほど組まれるかわかりませんが、楽しみにしたいと思います。

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