メガコーチズ再結成からのタッグ挑戦なるか

メガコーチズ再結成からのタッグ挑戦なるか

SUMMER STRUGGLE in SAPPORO2日目でちょっと異質なタッグマッチが組まれていました。それはロッキー&田口&石井 vs ファンタズモ&石森&EVILです。試合が始まると大方の予想通り石井選手がEVIL選手に向かっていきました。



田口監督の狙い

この一戦に向け、田口監督には期するものがあったことでしょう。前日のバックステージでメガコーチズ再結成とIWGPジュニアタッグに照準を絞りたい田口監督に対し、ロッキー選手はタイトルマッチには消極的な態度を崩しませんでした。石森&ファンタズモは強く簡単に取れる相手ではないことからということでいきなりのタイトルマッチには慎重にならざるを得ないということでしょう。しかし、田口監督としては自らの浮上のためにもどうしてもロッキー選手にその気になってもらわなければなりません。田口監督としては、IWGPジュニアヘビー級王座を狙っていたものの目の前でロビー選手にその権利をかっさらわれました。というのも、田口監督は10日のメイン後にIWGPジュニア挑戦をアピールしようと花道の奥で待ち構えていたそうです。そして出ていこうとしたところにロビー選手の映像が流れ出してしまい、そのタイミングを逸したということだそうです。そうしたこともあって、とにかくメガコーチズ再結成でタッグ戦線に乗り込んでいくことが必須ともなっていました。

チャンピオンチームからの勝利

BULLET CLUBチームが最初に入場します。しかし、石森選手の様子がどうもおかしいのがわかります。前日のエル・デスペラード選手とのIWGPジュニアヘビー級選手権試合で負った足へのダメージが残っている様子です。石森選手は足だけでなく全身にダメージが残っていたのでしょうか、試合は徐々に感覚を取り戻してきた田口監督の活躍やロッキー選手の奮闘もあり、ロッキー&田口&石井が勝利します。最後はファンタズモ選手がCRIIを仕掛けようとしたところをロッキー選手が丸め込んでからの3カウントを奪いました。

試合後、ロッキー選手がマイクを手に取り、メガコーチズが次のチャレンジャーだとアピールをします。チャンピオンチームに回答を迫るロッキー選手に対し、ファンタズモ選手はNo!と拒否をして花道を引き下がっていきました。

バックステージでもファンタズモ選手はメガコーチズの挑戦を拒否する姿勢を示していました。一方の石森選手は、ファンタズモ選手がいいと言えばやってやるという姿勢です。この後、ビッグマッチ4連戦に向けて短いながらも前哨戦が組まれることと思います。この間にファンタズモ選手を振り向かせることができるのでしょうか。

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