海野のG1 CLIMAX32へのエントリーの可能性は消滅?
- 2022.05.09
- 新日本プロレス
- RPW, ブリティッシュタッグリーグ, 海野翔太

G1に誰がエントリーされるのかが気になる時期となりました。今年のG1は特にAEW勢をはじめとする海外選手がどの程度エントリーされるのかに注目が集まっています。そして、個人的には海外遠征中の海野選手、成田選手のエントリーはあるのかということも気になっていました。
海野とブリティッシュタッグリーグ
先日、海野選手は辻選手とのタッグでブリティッシュタッグリーグにエントリーするのではないかという記事を公開しました。
このRPWマットで動きがあったようです。5月8日のRPWの大会で、辻陽太 vs TKクーパー、海野翔太 vs チャック・マンボという試合が組まれていました。TKクーパー選手とチャック・マンボ選手はSunshine Machineというタッグチームで、現在のブリティッシュタッグ王者です。
この日の情報をまとめると、最初に行われた海野 vs マンボの試合は海野選手がデスライダーで勝利しましたが、試合後にTHE LEGIONの総帥のギデオン・グレイ氏がちょっかいを出したことで海野選手とマンボ選手の乱闘に発展しました。そして辻陽太 vs TKクーパーの試合でグレイ氏が介入を試みたようです。辻選手はいつものようにそれを拒否し、(味方であるはずの)グレイ氏を追い回し、その隙をつかれて丸め込まれてしまったようなのです。試合後、マンボ選手と海野選手も登場しました。海野選手はマンボ選手との因縁からなのか、あるいは辻選手を救出する目的だったのかは判りませんが、結論としては辻&海野とSunshine Machineの対立構造が出来上がったようです。そこに登場したグレイ氏が海野選手にブリティッシュタッグリーグへの参戦を持ちかけ、ついに海野選手とグレイ氏が握手をする運びになりました。
It looks like @LordGideonGrey‘s evil plan has come together and he has himself a team for The Great British Tag League! pic.twitter.com/PWXdR0ZKL9
— Alex Haskett (@alexhaskett) May 8, 2022
G1クライマックスとブリティッシュタッグリーグ
RPWで開催されるブリティッシュタッグリーグは5月28日に開幕します。AブロックとBブロックにそれぞれ4チームがエントリーし、総当たりのリーグ戦を行った後に各ブロックの1位チームが決勝を戦うことになります。当初の予想では6月5日か6月19日に決勝が行われると考えていました。しかし、実際には集中的にタッグリーグの公式戦が組まれるのではなく、各大会で1〜2試合が公式戦、それ以外の試合は通常営業となる模様です。確かに昨年度もそのような形で開催されていました。そういうこともあり、決勝戦は7月23日に開催されるようです。
RPWの興行スケジュールによると、5月28日、29日、31日、6月5日、19日、7月3日、23日となっています。すなわち、各ブロック最終戦は7月3日までに行われるということになります。G1 CLIMAX 32の開幕は7月16日です。そしてブリティッシュタッグリーグ決勝戦のある7月23日には、大田区総合体育館でのG1公式戦が予定されています。
これらのスケジュールから判断すると、海野選手がG1に出場する線はほぼゼロと思われます。もちろんブリティッシュタッグリーグで決勝戦に進まなかった場合はG1エントリーも可能です。それでも、例年の様子から判断するにおおよそG1開幕1ヶ月ほど前に出場選手が発表されることが多いように思います。ブリティッシュタッグリーグの試合スケジュールはまだ発表されていませんのでなんとも言えませんが、辻&海野の試合が前半に集中的に組まれ、なおかつ早々に敗退が決定してしまう展開になれば、G1エントリーも可能かと思います。しかし、満を辞して正式に手を組んだ辻&海野のチームが早々に敗退してしまう展開は考えづらい面もあります。決勝に進出するかどうかはともかく、リーグ最終戦までその可能性を残した状態で進むのではないかと予想していますし、それを期待したいところです。
海野がG1にエントリーするには?
海野選手がG1にエントリーする可能性はほぼゼロだと言いましたが、仮にエントリーされるとしたらどういう形になるでしょうか。今回もエントリー選手の発表が例年通りの時期に行われるとすると、海野選手のエントリーはないでしょう。かといってそのために発表時期を7月4日以降にするというのも違和感があります。会社が海野選手のエントリーの可能性を探っているとすれば、当初の発表ではXとせざるを得ないでしょう。ただ、ここでXとして発表するとしても簡単にはいきません。AEWをはじめとする海外勢の参戦が期待される中、さらにXとしてしまうと超目玉の選手(それこそケニー・オメガ選手とか)が期待されてしまいます。そこで海野選手となると、盛り上がったファンの期待にどこまで沿えるのかが不透明です。また、海野選手がブリティッシュタッグリーグ決勝戦に残った場合、そのXは別の人物になるでしょうから、両睨みで準備しておく必要があります。こうした状況を鑑みると、やはり海野選手のG1エントリーは現実的ではないでしょう。海野選手にはG1 CLIMAX 33での飛躍を期待したいところです。
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