上村のRESURGENCE参戦に見る育成方針

上村のRESURGENCE参戦に見る育成方針

現地時間8月14日(日本時間8月15日)に開催されるロサンゼルス有観客興行RESURGENCEに上村選手が参戦することが発表されました。8月1日の壮行試合を終えてから初めてのリングとなります。現在発表されているのはこの1試合だけですが、ここから上村選手の育成方針を考えてみようと思います。

上村優也の対戦カード

新日本プロレスから発表されたのは、チーム・フィルシーの5人組(トム・ローラー&JRクレイトス&ダニー・ライムライト&ロイス&アイザックス&&ジョレル・ネルソン)とSTRONG本隊(ブロディ・キング&クリス・ディッキンソン&リオ・ラッシュ&フレッド・イェハイ&上村優也)です。フレッド・イェハイ選手はまだ参戦してから日が浅いのでSTRONGの勢力図のどこに位置づけられるのか悩ましいところでしたが、新日本プロレス公式サイトで「アメリカ版本隊」とされていたのでそのように判断して良いでしょう。そもそもSTRONGではチーム・フィルシー以外にこれといったユニットがなく、ロッキー・ロメロ選手やLA道場勢を中心とした本隊勢というふわっとしたまとまりしかありませんでした。しかし、最近ではその中でもミニユニット的な感じで緩やかにグループ分けされてきたように思います。その中で、上村選手はバイオレンス・アンリミテッドの2人(ブロディ・キング&クリス・ディッキンソン)とタッグを組むということになりました。対戦相手のチームフィルシーはSTRONG無差別級王者のトム・ローラー選手がいるだけでなく、エピソード52で勢力拡大をしたばかりです。STRONGの中での存在感は抜群です。そのチーム・フィルシーとの全面対決のカードに上村選手が組み込まれたということは、会社としても上村選手に期待するものがあるのでしょう。



上村とLA道場

上村選手がこのままSTRONGの常連になっていくのかどうかは分かりません。そもそもRESURGENCEはSTRONGの興行ではなく、新日本プロレスのアメリカ興行という位置付けです。RESURGENCEに出たからといってSTRONGに参戦するとは限りません。しかしながら一つ確実に言えることは、上村選手の海外遠征先はアメリカになったということです。以前であれば各国を渡り歩いてということも可能でしたが、コロナ禍の現在ではできる限り国を跨いだ移動を避けつつの海外遠征となるでしょうから、当面はアメリカに滞在することになるでしょう。私としては、上村選手がSTRONGに参戦することは良いとして、成田選手のようにLA道場で修行をするという形にはなってほしくないなと思っています。2019年にヤングライオン杯開催前、上村選手は野毛道場のヤングライオンの中では最も目立たない存在だったように思います。しかし私の上村選手を見る目が変わったのは、ヤングライオン杯が開催される1つ前のシリーズ最終戦、2019年8月12日、日本武道館で行われた成田&辻 vs フレドリックス&コナーズという初の野毛道場とLA道場の純粋なタッグマッチでした。この試合後、上村選手がものすごい勢いでLA道場の選手に突っかかっていく姿を見て非常に熱くなった記憶があります。上村選手の原動力はこの怒り、そして悔しさだと思います。成田選手は自らを変えるためにLA道場へ行きましたが、上村選手はそのLA道場に殴り込む勢いで参戦してもらいたいものです。RESURGENCEで成田選手はコナーズ選手、TJP選手とタッグを組んでいますが、今のところ上村選手はそれとは一線を画す形でのタッグ結成となっていますので、仮に上村選手がSTRONGに継続参戦するとしてもLA道場勢の対角線に立つ方向になるのではないかと思います。

ただ、やはりSTRONGやLA道場という新日本プロレスの拠点となるものがある場では真の海外修行とは言えないでしょう。上村選手にはIMPACTやROH、あるいはAEWが修行の主戦場となるのではないでしょうか。あるいはMLWやNWA、APWなど、より小規模な団体に参戦してハングリーさを身につけるという方法もあるかもしれません。この辺りはそれこそ会社としての育成方針によるでしょうから何とも言えないところです。いずれにせよ、どの団体に参戦したとしても、日本にいるファンはその映像を見る術があるということです。成田選手や海野選手もそうですが、その成長過程も日本のファンに見られているわけです。私もできる限り上村選手の試合を見ていこうと思っています。

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