【STRONG】NJPW STRONG参戦選手とその楽しみ方(part.4)

【STRONG】NJPW STRONG参戦選手とその楽しみ方(part.4)

9月11日の配信でNJPW STRONGはエピソード57を迎えました。そして9月19日配信のエピソード57からはついに有観客での収録になります。少し暗めのスタジオで無観客での戦いを繰り広げてきたNJPW STRONGですが、ここで一区切りといったところでしょう。また、有観客収録となったことで、集客の目的もあるのでしょう、日本からこれまで以上に選手が参戦するよになりました。これを機にSTRONGを観てみようという方も増えてくると期待しています。

これまで私なりに同じタイトルでの記事を書いてきました。

私の主観も織り交ぜてのまとめになりますので、あくまでも参考程度にお考えください。なお、part.1は6月14日に、part.2は7月14日に、part.3は8月14日にまとめていました。そちらもご参考になさってください。

直近3ヶ月の参戦選手

直近3ヶ月間に登場した選手と所属ユニットは以下の通りです。カッコ内は通算登場回数です。2021年9月11日のエピソード57を基準としました。

LA道場

カール・フレドリックス(21)→ LA道場のエース。STRONG無差別級王座に挑戦するもトム・ローラー選手に完敗した。エピソード57では成田選手とシングルマッチを行ったが、ヤングライオン杯に続き連敗となった。

クラーク・コナーズ(27)→ LION’S BRAKE: CROWN 優勝者。ヤングライオンは卒業した。ニックネームは「ワイルド・ライノ」(野生のサイ)。

アレックス・コグリン(12)→ 初期は怪我のため欠場。現LA道場キャプテン。素晴らしい肉体美。現在はアレックス・コグリン チャレンジマッチシリーズが展開されている。ジョシュ・アレキサンダー選手、PJブラック選手相手に2連敗。RESURGENCEではカール・フレドリックス選手と対戦するも敗北。しかし確実に力をつけてきている。あとは経験か。

The DKC(24) → フリーでの参戦から柴田コーチに直訴してのLA道場入り。線は細いが元気はつらつ。しかしエピソード57ではケビン・ナイト選手に敗北してしまう。

ケビン・ナイト(14)→ LA道場期待の若手。ドロップキックが高くてフォームが綺麗。なかなか勝利に恵まれないが、将来性は抜群。エピソード54ではThe DKC選手からシングル初勝利を奪う。

成田蓮(12)→ AEWへの参戦も果たした。シングルマッチでベイトマン選手、ミステリオッソ選手、クリス・ディッキンソン選手、ロイス・アイザックス選手(AEW)に勝利するなど、実績を残しつつある。日本にいた頃よりも一回り体が大きくなった。身長もまだ伸びているようで、183センチの柴田コーチの身長を超えた。エピソード57ではカール・フレドリックスにも勝利。アメリカ本隊の大将的存在であるフレッド・ロッサーに喧嘩を売り、シングルマッチが決定した。

BULLET CLUB

ヒクレオ(19)→ BULLET CLUB唯一の初期からのレギュラー参戦組で、STRONGではほぼひとりBULLET CLUBとして奮闘。STRONG無差別級王者のトム・ローラー選手が唯一苦しんだのはヒクレオ選手とのNEW JAPAN CUP USA公式戦。AEWでランス・アーチャー選手の持つIWGP USヘビー級王座に挑戦するも敗北。エピソード55では初参戦のマット・モリス選手とシングルマッチを行い勝利。ジュース・ロビンソン選手との因縁を抱える。

チームフィルシー

トム・ローラー(15)→ NEW JAPAN CUP USA 2021優勝者。現STRONG無差別級王者。チームフィルシーの総帥。主戦場はMLW(Major League Wrestling)で、そちらの団体でもチームフィルシーを結成している。STRONGではシングルで無敗、タッグでもピンフォールを奪われたことがないなど、無双状態で活躍中。無観客では飄々と戦っているが、有観客試合では観客にアピールするなどプロレスの見せ方もうまい。STRONG無差別級王座以外にも、Prestageヘビー級王座、BLP Midwest王座に就いている。

JRクレイトス(16)→ 巨体を武器に暴れ回る。チームフィルシーの用心棒的存在。NWAの大会にも頻繁に登場している。かつて全日本プロレスに参戦したこともある。見た目はいかついが反則攻撃をほとんど見せることはない。元・NWAタッグ王者。

ダニー・ライムライト(20)→ ロッキー選手との繋がりでSTRONGに参戦するも、チームフィルシー入り。AEWデビューも果たしたが、最近MLWと契約を交わした。MLWにはやはりトム・ローラー選手率いるチームフィルシーが存在するが、ダニー・ライムライト選手はLAXというユニットに所属するというねじれ現象が起こっている。STRONGには継続参戦する模様。現在、UWNタッグ王者(パートナーはパーポ・エスコ)。

ジョレル・ネルソン(7)→ エピソード39で初登場。アイザックス選手とのタッグはウェストコースト・レッキングクルーというチーム名。WCPW(West Coast Pro Wrestling)やAEWにも参戦しているフリーランスのレスラー。エピソード52でチームフィルシーに勧誘され、加入することになった。

ロイス・アイザックス(7)→ エピソード39で初登場。成田蓮のAEWデビュー戦の相手。エピソード52でチームフィルシーに勧誘され、加入することになった。ダラス大会ではジョレル・ネルソン&ロイス・アイザックスのウェストコースト・レッキングクルー vs メガコーチズという試合が組まれている。

本隊(元ロス道場)

ロッキー・ロメロ(21)→ 若手や初参戦レスラーの壁となる。STRONGではジェイ・ホワイト選手ともシングルマッチを行なった。初参戦選手はとりあえずロッキー・ロメロ選手とのシングルマッチをすることが多い。

TJP(20)→ シングルでは若手の壁となり、タッグでは若手を引っ張るリーダー的存在。解説陣の評価も高く、きちんと試合を作れるベテラン選手。クラーク・コナーズ選手とタッグを組むことも多い。

本隊(ブロディ・キング派)

ブロディ・キング(24)→ 全身タトゥーの巨体レスラー。NEW JAPAN CUP USA 2021準優勝者。初期のLA道場でのキャンプにも参加していた。ROHが主戦場。ROHでもクリス・ディッキンソン選手らとともにバイオレンス・アンリミテッドというユニットを結成している。

クリス・ディッキンソン(16)→ 元チームフィルシー。トム・ローラー選手とのSTRONG無差別級選手権試合に敗れる。ROHやGCWにも頻繁に参戦している。ダラス大会ではロビー・イーグルス選手とタッグを組むことになっている。タイツの紐を結ばずに前に垂らしているが、これはテリー・ゴディをリスペクトしているため。また、大一番では紫のショートタイツに紫のリングシューズ。これは高田延彦選手をリスペクトしているため。とにかく日本のプロレスが大好きな選手。

本隊(フレッド・ロッサー派)

フレッド・ロッサー(21)→ アメリカ版本隊のリーダー的存在。ヒクレオとのノーDQマッチを制す。新日本プロレスと所属契約をした。ニックネームはNo Days Off(休まない男)。解説の棚橋選手からラブコールを受けている。柴田選手も日本に連れて行きたい選手であることを明かしている。ワールドタッグリーグで棚橋選手とのタッグ結成なるか?成田選手とのシングルマッチが決定している。

エイドリアン・クエスト(19)→ バレット・ブラウンに裏切られ、シングル決戦でも敗北。ロッサーがサポートを約束。最近、少し体が緩んできたことを棚橋選手に指摘されていた。

本隊(その他)

ジョーダン・クリアウォーター(15)→ 登場当初はコスチュームの色しか話題にされなかったが、徐々に評価を上げつつある。日中は金融関係の職に就いているとのこと。STRONG初期からの定期参戦組。フリーランスの選手だが、主戦場はNJPW STRONGで、その他にNWAなどにスポット参戦している。人気、実力とも上がりつつある。

PJブラック(10)→ STRONG初期のレギュラー参戦メンバー。1年近く欠場していたものの、エピソード48で久しぶりの参戦を果たす。ROHを主戦場としている。

リオ・ラッシュ(11)→ 腕の故障で引退を表明するも、新日本との契約が終了するまでは現役を続けると宣言。トム・ローラー選手のSTRONG無差別級王座に挑戦する予定。9月のAUTUMN ATTACKでは石森選手とのシングルマッチが組まれている。



The Stray Dog Army(野良犬軍団)

ベイトマン(9)→ 参戦当初は本隊メンバーともタッグを組んでいたが、エイドリアン・クエスト選手を裏切ったバレット・ブラウン選手と手を組む。RESURGENCEでははぐれものチームでダークマッチに登場する。試合に介入するなど、現状ではこのチームがSTRONGで最もヒールらしい試合運びをしている。チーム名がThe Stray Dog Armyに決定した。

バレット・ブラウン(16)→ 当初はエイドリアン・クエスト選手とのタッグでの出場も多かったが、クエスト選手を裏切り、ベイトマン選手と手を組む。実はすごく真面目な選手であることが柴田選手から明かされている。以前は全く勝利を掴むことができなかったが、ベイトマン選手と手を組んでからは無敗。

ミステリオッソ(19)→ STRONG唯一のレギュラー参戦マスクマン&ルチャドール。目立った実績を残していないが、STRONG初期からの定期参戦組。父のリングネームをそのまま引き継いでいる。エピソード53で前触れもなくバレット・ブラウン選手のセコンドとして登場した。

新規参戦組(立ち位置が未確定なため、仮分類)

フレッド・イェハイ(5)→ フリーランスのレスラー。ROHやAAW(All American Wrestling)を主戦場としているが、今後はSTRONGへの登場も増えるかも。現在、AAWヘビー級王者。

ウィラー・ユウタ(7)→ 日系2世レスラー。ROHやBeyond Wrestlingなどに参戦している。AEWにも参戦し、結果を残しつつある。インディペンデント団体にも引っ張りだこの人気者。WWEのトライアウトを受け、契約直前まで至っていたようだが、WWEが契約を見送ることになったようである。現在、インディペンデントTV王者。成田選手のライバル的存在になるか?

レイ・ホルス(3) → 初期に参戦していたことがあったが、エピソード55で久しぶりに登場した。

カール・アンダーソン(3)→ エピソード49で初登場。ドク・ギャローズとのタッグでタッグトーナメントを制覇した。IMPACTに所属している。現在、インパクト世界タッグ王者およびLPWGタッグ王者。

ドク・ギャローズ(3)→ エピソード49で初登場。カール・アンダーソンとのタッグでタッグトーナメントを制覇した。IMPACTに所属している。現在、インパクト世界タッグ王者およびLPWGタッグ王者。

ジョシュ・アレキサンダー(3)→ IMPACTのX-Division王者。エピソード56では初参戦のマット・モリス選手と対戦し、勝利を収めた。STRONGマットでは無敗。

アレキサンダー・ジェームズ(2) → エピソード52で初登場。以前はドイツのwXwなどで活躍していた。エピソード55ではカール・フレドリックス選手とシングルマッチを行うも敗戦。

ダニエル・ガルシア(2)→ エピソード54で初登場。STRONGマットでは勝利に恵まれていないが、AEWでモクスリー選手とシングルマッチを行うなど、売り出し中の選手。AEWへの出場が増えているが、他団体でも引っ張りだこ。10月8日にはWCPWマットで鈴木みのる選手とのシングルマッチが組まれている。

マット・モリス(2)→ エピソード54で初登場した元WWEスーパースター。エピソード56の試合後、ヒクレオ選手に追い討ちをかけられたところを救出しにきたジュース・ロビンソン選手と握手を交わす。STRONGマットで共闘することになるか?

その他(スポット参戦)

小島聡(3)→ エピソード43で初登場。エピソード50ではSTRONG無差別級王座に挑戦するも敗北。

永田裕志(3)→ エピソード39で初登場。モクスリー選手との前哨戦を戦った。タッグトーナメントにエントリーし、1回戦を突破した。

ジュース・ロビンソン(5)→ エピソード55で久しぶりに登場。RESURGENCEから引きずるヒクレオ選手との決着をつけることになるのか。

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これからの楽しみ方

STRONGをより楽しむため、ごく簡潔に楽しみ方をまとめました。

STRONG無差別級王座の行方は?

現在、STRONG無差別級王者のトム・ローラー選手はSTRONGのリングで無敗です。そしてリオ・ラッシュ選手が挑戦を表明しています。リオ・ラッシュ選手のタイトル獲得なるか?

The Stray Dog Armyは主役に近づけるのか?

ベイトマン選手、バレット・ブラウン選手、ミステリオッソ選手が結成したThe Stray Dog Army(野良犬軍団)ですが、今後日本からの参戦選手も増える中でどのように存在感を出していくのか。乱入、介入で試合を潰し、ブーイングを浴びることで生き残っていけるのか。

ウィル・オスプレイ選手のパートナーとタイトルの行方は?

9月25日、26日のAUTUMN ATTACKにはオスプレイ選手も参戦します。カール・フレドリックス選手とのシングルマッチではオスプレイ選手はIWGP世界ヘビー級王座(レプリカ)の防衛戦だと主張していますが、どのような展開になるのか?また、26日にオスプレイ選手はミステリーパートナーとして誰を連れてくるのか?

少しでも参考になったらならば幸いです。

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